ウラケン・ボルボックスのレビュー一覧

すごい毒の生きもの図鑑 わけあって、毒ありです。

船山信次 / ウラケン・ボルボックス

本文にふりがながついていて、小学校低学年の子がすごい集中力で読み終えました。磯の生き物がけっこう危険だと知って、もう磯に行きたくないかもと言い出したほど（笑）。親も観察会の人も何回も磯で説明したのに、イラスト本には負けるんだな！それだけコンテンツ力がすごいのでしょう。
ただ、触っただけで危ないのか、食べなければ大丈夫なのかはアイコンやページで分かれてはおらず、毎回文章をきちんと読む必要があります。また、毒ヘビも無毒な在来種との見分けがあるわけではありません。以上のことから、毒を過剰に怖がったり知ったかぶりをしたがる子が、ヘビに石を投げたり植物を踏み潰して退治しようとする事態を避けるため、「彼らも一生懸命生きているだけなのでとにかく近づかないこと」と大人が繰り返し伝えていきたいものです。これは子どもむけ毒生物本の多くに言えることです。(2023/3/27)

すごい毒の生きもの図鑑 わけあって、毒ありです。

船山信次 / ウラケン・ボルボックス

イラストと必殺技と鬼滅ネタにくすっとなりながら、でも知らないものがたくさんで楽しく読めました！
子ども用みたいですが大人こそ読んで、食べてはいけないもの、刺されたときの対処法など頭の片隅に置いていると良いと思います。

おはなしサイエンス 危険生物 ひょうたん池の怪魚？

赤羽じゅんこ / ウラケン・ボルボックス

読み聞かせ用。毒を持っているような危険生物だけでなく、人間がペットとして飼い、思ってたんと違うから捨て、もともと日本にいなかった生物がその地域の生態系を乱し、危険生物の扱いをうけていること、こどもなりに考えるきっかけになったようだった。我が家の近くもまあまあ都会だが、アライグマが出没する。余計身近に感じられた。

おはなしサイエンス 危険生物 ひょうたん池の怪魚？

赤羽じゅんこ / ウラケン・ボルボックス

3.4年。物語の中の一つの要素として出てくるのではなく、全面的に説明的なので図鑑読んでる感覚。ストーリーを楽しみたい子よりは、生き物好きへ渡す本。