あらすじ
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「自然にはキケンがいっぱい! でも、みんな精いっぱい生きてるんです」
世界には、毒をもった生きものがたくさん存在します。その生態は多種多様。環境に合わせて進化するうち、毒によって身を守ったり、獲物を捕まえるなどして生き残ってきました。本書では、毒を使って生きる動物や植物を、ポップでなイラスト&マンガとわかりやすい文章で、楽しみながら教えます。
特に夏のレジャーで山岳や川辺、海辺などを訪れる際、安全に楽しむための豆知識も充実。いざという時の対処法も収録しました。
監修は薬科大学客員教授の船山信次先生。子どもにもわかりやすく丁寧な解説で、親子で安心して楽しめます。全ての文字はルビ付きで、子どもだけでも読むことができます。
【教養が身につく中公新書からうまれた本 シリーズ第2弾!】
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Posted by ブクログ
本文にふりがながついていて、小学校低学年の子がすごい集中力で読み終えました。磯の生き物がけっこう危険だと知って、もう磯に行きたくないかもと言い出したほど(笑)。親も観察会の人も何回も磯で説明したのに、イラスト本には負けるんだな!それだけコンテンツ力がすごいのでしょう。
ただ、触っただけで危ないのか、食べなければ大丈夫なのかはアイコンやページで分かれてはおらず、毎回文章をきちんと読む必要があります。また、毒ヘビも無毒な在来種との見分けがあるわけではありません。以上のことから、毒を過剰に怖がったり知ったかぶりをしたがる子が、ヘビに石を投げたり植物を踏み潰して退治しようとする事態を避けるため、「彼らも一生懸命生きているだけなのでとにかく近づかないこと」と大人が繰り返し伝えていきたいものです。これは子どもむけ毒生物本の多くに言えることです。(2023/3/27)