岩田亮子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
私たちは「なんとなく」使っている日本語が
数限りなくあります。
「負けず嫌い」と聞いて、普通は「負けるの
が嫌い」という意味に取ります。しかし「負
けず」=「負けない」なのだから、「勝つの
が嫌い」という意味なのでは?
日本人はそうは思いませんが、日本語を学ぶ
外国人はそう考えてしまうそうです。
他にも「朝っぱらから」の「ぱら」って何?
「朝から」とどう違うのかなど。
誰もが質問されて初めて「そう言われてみれ
ば何でだろう」と答えに窮してしまう言葉の
意味、由来がわかる一冊です。
ちなみに「朝っぱら」の「ぱら」は、「朝腹
」が転じた言葉で「空きっ腹」のこと。「空
きっ腹」である朝飯前 -
Posted by ブクログ
日本語の解釈は外国人にとても理解し難く、疑問に思う言葉がある。例えば「浅草」と「浅草寺」(あさくさ)と(せんそうじ)と呼名が違う、中国由来の「寺」は「じ」であり、「富士山」と「浅間山」(ふじさん)と(あさまやま)信仰の対象は「さん」を使うと言う。交通信号において、諸外国では「GREEN」というが日本では「青」と言う(1930年に日比谷に設置した時使った色が現在に至る)。また返事に使う「大丈夫」もしくは「結構です」など外国人にはYESなのかNOか理解し難い。日本では働き者を「蜂」とか「馬」を指すが、外国では「犬」(Work like a dog)を使う、と言う。なんとなく使っている言葉にも不思議