半月板損傷のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
異世界で宗教活動する本作、遂に世界観の裏側が語られ始め、かなりSFチックになってきたね
ただ、それと同じくらい強烈だったのはスムマヌスによる現代的な漫画家生活だったのだけど。同人作家に週刊と月刊連載を同時にやらせるとか無茶過ぎて笑ってしまう
ミタマという何でも有りな存在が居るとは言え、少し前まで普通の村人でしか無かった者達を巻き込んで分業作画させるって無理が過ぎるだろうに(笑)
意外だったのはユキト全力指南の同人誌が全く売れなかった事か
そういや、最近は忘れがちだったけど初期のユキトは結構失敗続きだったっけ。今回の件は彼の才能の狭さを露呈させるもの
そこで更に意外な要素と成ったのはガイア -
Posted by ブクログ
ダキニもガイアもしょうもないアルコーンとして登場しながらも最終的には脅威へと変化しただけにスムマヌスもその類かと思いきや、この巻を通してずっとしょうもない存在のままだったな……
脅威性はユピテルが担う感じになるのかな?
さておき、スムマヌスの登場で始まった同人誌編の方がしょうもない話だった気がしないでもない(笑)
でも、ユキトが考えている事は布教活動という面においては真っ当なものだね。というよりこれまでも何度もやろうして上手く定着させられなかった「偶像崇拝」の欠けたピースになりそうな
同人誌という媒介を通じてそこに描かれた人物へ強い関心を抱かせる。継続的にその状態を続けられば同人誌そのも -
Posted by ブクログ
圧倒的な力を持つテュポーンを擁しての進撃。それを皆の力を集めたり、家族の結束によって打ち破って行く様子は良いね
どれもガイアの知らなかった要素であり、同時に彼女が軽んじた大切さでも有る
一方でそのガイアが理解できなかった『家族』が彼女に救いを授けるのか…
カイは『長男』としてガイアに報いを与えようとした。けど、『長女』であるシアンがこれを阻むなんてね…。まるで家族としての役割分担が明瞭になったかのような瞬間。だからこそ、シアンが問い掛けたガイアにとっての家族観が意味を持ったのかな
正直、ガイアがこれで大人しくなるとは思えないのだけど、それでも『家族』を求めようとする心が彼女にある限り、平穏 -
Posted by ブクログ
力を増すロキ放置でアイドル編突入とか尖ったことしてるね、この作品
「神さま」だけでなく、「音楽」すらあの世界では存在してなかったようで。ならアイドル人気を浸透させるのも難しいかと思いきや、随分とあっさり大人気に……
今の段階では元々の勢力圏を相手にしているだけだから、本当の意味でアイドル人気が広がっているわけじゃないんだろうけど、ユキトが言うように信仰の強さを強靭化させるという意味では有用な手段となるのかな?
第1巻の頃からネタキャラのような立ち位置に落ち着いてしまったベルトラン。この巻では哀れさが更に進行するあまり、ユキトに惚れ始めてない……?
ていうか、教団に恭順させるを通り越して洗 -
Posted by ブクログ
ユキトが村を守リ続ける為にミタマの信者数を増やすなら、神を目指すアルコーンと対立する流れは必然。けれど、最初の対立を正面衝突ではなく潜入からの内部崩壊を狙う展開はドキドキ感が有るね
ただ、潜入先となったダキニ教団があまりにも飛び抜けた組織である点は思わず絶句してしまうが。施設の入り口に佇む女性の格好もヤバければ話している内容もヤバい(笑)
あまりに常軌を逸した組織。それだけにユキトとアルラルが一瞬にしてダキニの罠に嵌ってしまうのも仕方ないというもの
そういった意味では早い段階で協力者が見つかったのは少し都合のいい部分がありつつも願ったり叶ったりな展開だろうね。やはり組織を内部崩壊させるには