秋山仁のレビュー一覧

  • 1日3問の数学レッスン ~暮らしの「なぜ?」から始める~

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    ネタバレ

    数学とは本当に面白い。
    ここでは、割引とポイント還元どちらがお得?という大して違わなそうな数字が思わぬ要因で影響してくる話から始まる。以前、ちびまる子ちゃんがおじいちゃんと家電量販店に行って「その場で安くなる方がいい」と言い放つCMがあったが、まさにあの理由が説明されている。なぜ、その場で安くなる方がいいのか…。なかなかそこまでは考えないのでは?
    各章には章末問題が3問づつついていて理解度を確認できるようになっている。

    特に面白いと思ったのは、ケーキを分ける話と17頭のラクダの話。
    ケーキは丸ではなく1辺30センチの正方形のケーキを三等分するというもの。単に縦に割ったんじゃ周りのコーティングチョコレートの分量が違ってケンカになるという。
    そこで、外側が40㎝になるようにして、中心点からカットするとどれも同じになるという。なるほど・・・。
    ラクダ17頭を相続した3兄弟、遺言では長男が1/2、次男が1/3、三男が1/9相続するというもの。
    え?17頭で1/2て無理じゃ???って思うんだけど、そもそもこの相続、割合を全部足すと17/18で1には1/18足りていない。ここはなかなかの盲点。人はちゃんと確認せず、当然1になると思い込んでしまう。

    ちょっとしたところに目が行くかどうかで、解決できるものはたくさんあるのかもしれない。
    いつでも思い込みが邪魔しないようにしたい。

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    2026年09月27日
  • 数学者に「終活」という解はない

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    これは数学者秋山仁氏の人生論、特に失敗から受けた教訓の書。気になる言葉は、「他国に比べ、日本の若者は未来への夢や希望が低く、現状維持型である。自分の力で社会をよくし、自分で何かをやり遂げようと言う意欲が低く、他力本願的な傾向である」、柳生家家訓の「小才は縁に出会って縁に気づかず、中才は縁に気づいて縁を生かさず。大才は袖すりあった縁をも生かす」(縁ある出会いを大切にすることで人生の楽しみをみすみす捨てることはない)、それには、高杉晋作の「面白き事も無き世を面白く」(好奇心と向上心、執着心さえあれば年齢は関係なく、人間は成長し続けられる)何か新たなことを始めると仲間ができる。それに伴って自分の生活する場が広がり、楽しさが指数関数的に増大する、と言う。イチローの「夢は楽しい、しかしゴールを極めるためには辛い戦いが必要だ」、悔いのない人生「終活」は諦めない好奇心を持つこととある。

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    2026年09月07日
  • 数学者に「終活」という解はない

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    ネタバレ

    前向きに生きようと思う本。良い言葉がきざまれた宝石箱のような本。

    「幸せを感じらるように微笑むためには、自分の好きなことに熱中しているか、あるいは、日々誰かを喜ばせることができてよかったと思えるような生き方をしているかに尽きると思う。」この言葉が心に響いた。私は子育て家事、仕事に忙しく、趣味がないなぁと感じていて、自分の好きなことを見つけなければ!!と激しく思っていたのですが、この言葉が目に留まって、「子供たちを喜ばせているんだから、私は幸せだよね」と思えた!

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    2026年07月26日
  • 数学者に「終活」という解はない

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    大竹まことさんのラジオにこの本の宣伝でゲスト出演された際、昔と変わらない話のテンポの良さと面白さに驚きました。
    そこで興味をもって読んでみましたが、先生の半生は想像以上にパワフル、エネルギッシュ!
    勢いにおされるかのように、あっという間に読み終えました。

    読んでいてすごいと思ったのは、古今東西の様々な格言やフレーズが小タイトルのように引用されていること。
    本文中にも「誰々が◯◯と言っていたが」というくだりが何度も出てくるけれど、常に広くアンテナを張ってキャッチしていないとこんな風に出てこないはず。
    そう思うと、長年どれだけのことに多々関心を示して自身に取り込まれているのか、そのボリュームを勝手に想像して感嘆しました。

    秋山先生にならって、好奇心と行動力と健康を損なわないようにして人生後半戦楽しんでいきたくなりました!
    あとは、お正月とかになんとなくボーッとみたことあるレベルだった『男はつらいよ』を、しっかり観てみたくなりました。

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    2026年05月21日
  • 数学者に「終活」という解はない

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    数学は全ての学問に通じるし、数学的思考を体得すれば日常生活の中で論理的に物を考えられるようになる!
    数学嫌いの自分でも楽しく読めた数学者の半生。

    英語でも何でも、ゆっくりハッキリ話せ!

    仕事を辞める時は、惜しまれるようになってから辞めよ!

    親(大人)の教育論はすなわち幸福観である。
    教育が貧しくなったのは、彼らの幸福観が貧しくなったからだ。
    (遠藤周作)

    ↑
    ノッポさんは、子供を (小さい人)と呼び、大人と同じような視点で向き合っていたという。
    確かに、子供っていう言い方は、〜ども!という蔑称のニュアンスが含まれているように感じるから、小さい人 (チケットでは大人小人という分類だもの)でもおかしくない。

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    2026年05月10日
  • 数学者に「終活」という解はない

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    秋山仁さん、わぁ〜懐かしや…と思いこの本を読んだ。
    あの時(NHK数学講座でやってた時)こんなに若かったんだ
    とか
    今まさかの80代!?えー!!!という驚き。
    今までの人生の振り返りと、当時の異端の風貌と強烈な個性
    すごく色んなご苦労をされて、今に至るんだなと
    知らない秋山仁という人の人柄がとても素晴らしくて
    嗚呼、こんな先生が学校の先生だったら
    数学好きになれたのにな…と。
    たくさんの偉人や有名人の名言が出てくるのも読みやすく
    寅さん好きにとってはとても感銘を受けた。
    元気に長生きしてほしい。

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    2026年02月19日
  • 数学者に「終活」という解はない

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    数学者にしてテレビタレント?NHKのEテレで番組を持ち、受験参考書も書く著者が、
    自身の半生をつづったもの。
    一番盛り上がるのは冒頭の、数学に興味を持ち、教師とはなったが、
    アメリカミシガン州の教授のもとに修行にいくところだろうか。
    教授との交流、絆。
    それからは歳を重ねるごとに、新しいことに挑戦していく。
    新しいことに興味を持つ。

    最後がまた面白かった。八十代に入ると、死を意識する。
    そこで著名人の死にまつわる言葉を探したが、
    案外、ない。会っても死に対する恐れ、不安。
    そりゃそうだ。死んだことがある人はいない。
    こないだ読んだ「無知」なのだ。
    そのあたりの本の共通点が興味深かった。


    第1章 体当たりの助走期間―単身、ミシガンへ
    第2章 四十にして大いに惑う―新天地を求めて
    第3章 四十にして 大いに流離う
    第4章 五十にして踏み出す
    第5章 六十にして翔る
    第6章 六十代、世間並みの経験も積む
    第7章 七十代そして八十代、流れに身を任せる
    終章 八十代、流れに身を任せつつも、さて、どうするか?

    数学に惹かれ、単身ミシガン大学に/世界を決めるのは偏差値じゃない/40代以降は多難・豊穣/自分を奮い立たせる/同窓会ですさまじきもの/人に寄りかからない付き合い/誰でも彼でも心から優しくしてはダメ/74歳、ドミニカ共和国からコロンブス騎士勲章を授与される/がんを患って見えてきたもの

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    2026年03月03日
  • 数学者に「終活」という解はない

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    高校時代に秋山先生の授業を受けた事があり、懐かしさから読書。

    若かりし頃から体当たりで数学者の道に歩まれた話、NHKの講座に込められた想いと膨大な時間など、情熱を感じるエピソードが多く、現在も変わらず熱中して数学に取り組まれている姿からエネルギーをもらった。

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    2026年05月05日
  • 数学者に「終活」という解はない

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    これまでの人生で、秋山仁先生となにかとご縁があったことをおぼえていたので手に取りました。読みやすく、エネルギーに満ちた本でした。

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    2026年02月23日