筑紫一明のレビュー一覧

  • 竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から―

    各巻のテーマ、作りが面白い

    ファンタジー世界での民話・伝承でのミステリーから始まって神学、宗教系サスペンスに繋がっていくシリーズ展開が強い、強すぎる
    もっと読んでみたかった気もするけど恐らく3巻完結で短くまとまってるのも良い
  • 竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から―
    終盤の真実が明らかになるシーンはかなり印象的で、読者のノスタルジーを刺激するような作品になっていると思う。設定自体も突拍子もないようで不思議と世界観にマッチしている気持ちになる。
    ただそこに至るまでの過程にストーリー性やワクワク感が薄かったのが残念。
  • 竜と祭礼3 ―神の諸形態―
    2巻で随分止まっていて、一応読み切るかと思って3巻も読んだ。やはり全体的にワクワクが少ない単調な展開で読み進めるのはちょっと辛い。例によって最後だけちょっと面白いんだけど、ここまで引き伸ばされた割には求めるものが与えられなくておあずけされたような気分になる。