山田和延のレビュー一覧

  • 人的資本を高める日本企業のリスキリング戦略

    Posted by ブクログ

    著者の一人、由布さんの講演を聴いた際にいただいた本。

    リスキリングをキーワードに経営を語っている。
    なんだか前半は上滑りな気がした。
    偏見かもしれないがコンサルらしい、理屈っぽい、、と。

    後半、会社がもちそうな疑問、不満?に答える形で
    どうすればいいかを語っているが、
    これもやはり言葉が躍る。

    まあそもそも弊社はグループ全体で100人ちょっと。
    リスキリングのしようがなく、外から取るばかり。

    と思っていたら、中途採用だけでは限界!と書いてある。
    ま、そりゃそうだ。

    しかし。
    そもそも、会社が社員にリスキリングを求めるというのは、
    会社の事業ポートフォリオを変える、という意思に他ならない。
    よくよく考えるに弊社も、いままでの得意なビジネスモデルが
    人口減少社会で立ちいかなくなり、新ビジネスを探さなくてはいけないところ。
    その意味では、ポートフォリオをどう変えるかのための人材が必要。
    そのレベルは外から持ってくるしかないような、、、

    さらにそもそも。
    会社の都合で勉強しなおすのかい、というのが私の実感。

    私は今まで会社に頼まれて学んだのは、
    入社時にシステム部門に入ったために必要だったシステムの知識、、IBMのマニュアルだった と、
    監査法人に入ったときに必要だったJ-SOXの知識だけ。

    あとは全部自分で学んだ。
    このままシステム部門にいたら使えなくなる、と、中小企業診断士の勉強をしたり(一次のみ合格)
    バブル崩壊の最中に父に急死され相続に困ったことから始めた税理士試験勉強、
    あとはひたすら今に続く本読み。podcast聴き。自分のために学び続けた。
    それらがうまい事はまって今の仕事につながってる。

    ま、それはおいておいて、、、会社主導のリスキリング、だとしたら、
    やらされ仕事ならぬやらされ勉強。旨く行くわけはない。
    だからといって勉強しなきゃ馘と脅すわけにもいかないし、、
    通勤電車の中はゲームにはまるビジネスマンでいっぱい。
    大丈夫じゃないね、日本。
    ・・・ホンダと日産の統合なんて、いままでぼーっとしてたからこうなるんでしょ、、
    車のコンピュータ化なんてずっと前から分かってたんだから。
    もう内燃機自動車製造会社がつくらなくてもいいんだから。

    はじめに
    第1章 リスキリングの本質
    1 リスキリングとは何か
    2 なぜ、リスキリングが重要になったのか
    第2章 リスキリングで目指すべき人材要件とは
    1 なぜコーポレート部門からリスキリングを始めるのか
    2 日本企業のコーポレート部門の現状と課題
    3 変革が求められている日本企業のコーポレート部門
    4 非連続な環境変化に対応できるコーポレート部門とは
    5 リスキリングで実現すべきコーポレート人材像とは
    6 目指すべき経理財務部門とは
    7 目指すべき経理財務部門における人材像
    8 目指すべき人事部門とは
    9 目指すべき人事部門における人材像
    第3章 リスキリングの進め方
    1 なぜリスキリングが進まないのか
    2 リスキリングの成果をあげる取り組み
    3 リスキリングの最終ゴール
    第4章 リスキリングの仕組みの評価と改善
    1 定量評価 
    2 定性評価
    3 リスキリングの難所と対応例
    第5章 リスキリングの実践事例と処方箋
    1 事例1 テクノロジー関連A 社
    2 事例2 情報・テクノロジーB 社
    3 リスキリングの処方箋
    おわりに

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    2024年12月24日
  • デジタル・ファイナンス革命

    Posted by ブクログ

    途中までざっと読み、半分以降はほぼ読んでいない。全般的にコンセプチュアルな話が多い。なので実践的かと言われるとそうではない。また資金がたくさんあり、規模もそこそこある、企業向けに感じた。
    巷で語られていることをかき集めたような内容で、目新しい発見などはなかった。よくまとまってはいると思うが。普段から似たようなことを意識して、情報収集している人にはちょっと物足りないのかも。
    経理のキャリア浅い人がとりあえず読む分にはよさそう。

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    2021年02月20日
  • デジタル・ファイナンス革命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    デジタル化の加速に伴い、CFO部門含めコーポレート組織の効率化(人員縮小)が進んでいるが、本書を読むとCFO組織の期待役割が変わっており、組織のスリム化ではなく先鋭化が求められていることが分かる。そう考えると、当社のコーポレート組織のスリム化による前線シフトはイケてない気がしてしまう。
    定型業務はRPA・AI等のテクノロジーにより置き換わる。業務の属人化を進め自身の価値を無意識に高めようとするSalary Manはどこの会社にも存在するものと思うが、業務を限りなく標準化し、よりコストの低い組織に引き継ぐ、或いは自動化を図る意識がデジタル化が進む現代には重要になる。
    DATAの整理・分析を通し、経営に貴重な示唆を提供する機能がCFO組織には今後更に求められる。最新テクノロジー・ITに苦手意識があったが、新しいテクノロジーに触れる瞬間は心地良いし、毛嫌いせずに貪欲に勉強していきたいと思った。

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    2020年02月24日