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「簿記・会計・監査事務の仕事は98%の確率で自動化」
(--オックスフォード大学 マイケル・A・オズボーン准教授)
経理財務部門は従来の業務から開放され、より創造的な仕事に取り組むことになる。
財務情報と非財務情報を結びつけ、深い洞察力をもって、CEOや他部門に適時・適切にアドバイスを行うことが存在価値になる。
本書にはデジタル化が経理財務部門にもたらすもの、そして、将来のあるべき姿が描かれている
・少数精鋭の財務部門の作り方
-情報収集と処理に手間のかかる財務・経理的な予測・分析が自動化
-IFRSなどの国際基準とローカル基準(日本あるいは進出国)、それぞれへの対応が自動化
-財務情報と非財務情報を融合し、分析を高度化
経理財務部門を中心に、AI、RPA、VR、ブロックチェーン、セキュリティ対策、クラウド型ERP・EPMが経営をどう変えていくかを解説。経理のテクニカルなことを記載する専門書ではなく、今後の経理財務のあるべき組織像や人物像、期待される仕事を提言。
Posted by ブクログ 2021年02月20日
途中までざっと読み、半分以降はほぼ読んでいない。全般的にコンセプチュアルな話が多い。なので実践的かと言われるとそうではない。また資金がたくさんあり、規模もそこそこある、企業向けに感じた。
巷で語られていることをかき集めたような内容で、目新しい発見などはなかった。よくまとまってはいると思うが。普段から...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月24日
デジタル化の加速に伴い、CFO部門含めコーポレート組織の効率化(人員縮小)が進んでいるが、本書を読むとCFO組織の期待役割が変わっており、組織のスリム化ではなく先鋭化が求められていることが分かる。そう考えると、当社のコーポレート組織のスリム化による前線シフトはイケてない気がしてしまう。
定型業務はR...続きを読む
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