女性を相手にと書いていますが、
男性でも同じなんじゃないかなあと思える内容だった。
ただ、女性のほうが細かく気が利くというのは、
確率的にいうとその通りだと思います。
が、あくまで確率的に多いかなというだけで、
男性でも気配りが効く人もいるといえばいる。
そういう観点で見ると、男女問わず、
タイプによって接し方を変えたほうがよいというのは
全くその通りかなと思います。
この本では6タイプに分けていますが、
必ずしも6タイプのどれかに当てはまるわけでもないし、
複合的な人もいる。
なので、こういう傾向がみられるような人だったら、
こんなふうにアプローチしていくと良いよ
という視点で読み進めると面白いかなと思います。
仕事ではコミュニケーションは避けて通れないですし、
そこを円滑に進めるためにも相手に興味を持って接する
というのは忘れちゃいけない視点かなと思いました。
【勉強になったこと】
・女性たちは、新しくやってきた人を、
「この人、どれくらいできるんだろうか?」
と目踏みした感じで見る傾向がある。
・組織運営を円滑に進めていくためには、
誰か個人が意見して決まったという独断的な
雰囲気を醸し出すのではなく、
みんなで考えたことの延長線上に解決策を出した
という流れをつくるのが大切。
・男性は1日7,000語を話す一方、
女性は1日20,000語を話す研究がアメリカで
発表されているくらい話す量が男女では異なる。
・女性のタイプとしては、
世渡り上手(誰とでもうまく応対する)
ガンコ(信じたものに対して一直線)
完璧主義者(完璧主義なので積極的に話さない)
クールビューティー(淡々とやるけど見切り早い)
長女気質(頼れるけど、繊細)
ド天然(空気を読まずに自分の興味を話す)
に大きく分けられる。