北野佐久子のレビュー一覧

  • イギリスのお菓子と本と旅 アガサ・クリスティーの食卓

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    これは物凄い研究だ!

    筆者がこの本を完成させるのに、何十年分の情報を詰め込んだのだろう、と内容の濃さに感服せざるを得ない。

    アガサ・クリスティの小説の中に出てくるイギリスの伝統的な料理のルーツについて詳しく書かれていて、豊富な写真や留学時代の体験が添えられていて、予備知識なくとも楽しく読める。

    これは作ってみたい!と思えるものや、これはちょっと‥と勇気の必要なものまであり、家から出ずに外国文化を体験してみたい人にもおすすめ。

    イギリスの貴族の邸宅や、その辺に生えている植物、大昔に毒として利用されがちな植物など、お菓子以外にもちょっとだけ詳しくなれちゃうぞ。

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    2025年05月11日
  • イギリスのお菓子と本と旅 アガサ・クリスティーの食卓

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    アガサ・クリスティの作品には、さらっと美味しいものがたくさん登場している。
    子供の頃、聞いたこともないその食べ物を想像し、食べてみたいと願っていた、そんなことを思い出させてくれる本。
    土地柄、歴史的背景などにも触れてあって、とても読みごたえのある一冊だった。

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    2024年03月22日
  • イギリスのお菓子と本と旅 アガサ・クリスティーの食卓

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    素晴らしすぎるこの本。
    イギリスのお菓子とごちそう、で私はかなり満足してたけど、更にありがたい内容。
    アガサクリスティーが好きなのに、なかなか全部は読めない私は、作者の頭の中やその時の背景には興味があり、自伝を読んでいる。
    それでも、アガサクリスティーの生活や背景を覗けた気がしたけど。
    この本は色をつけてくれたし、更にアガサクリスティーもイギリスも好きになる。
    こんなに中身ぎっしりの本と出会えて嬉しい。

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    2023年12月24日
  • 基本 ハーブの事典

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    ハーブの歴史・宗教的な主にヨーロッパに於ける背景に詳しく、薬効や文化など多くのリソースから集約された情報量のおかげで一冊で幅広くハーブの世界を大きく捉えられました。長い間、人々に利用され続けたハーブにもっと関心を向け自然の底力を感じる受容体を育むためにも大切な本です。

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    2023年10月15日
  • イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓

    ネタバレ 購入済み

    食欲がそそられ、癒されます

    イギリスの写真や美味しそうな料理の写真が載っていて眼福です。「杉の棺」の作品に出てきた
    サーモンペースとのサンドイッチを掘り下げて知りたくて検索し、この作品に出会いました。著者の思い出
    話や現在のイギリス料理について話を膨らませて書いてあります。クリスティ作品の登場料理は
    あくまで、きっかけでほとんど著者の方のエッセイっぽいです。楽しい作品ですが、クリスティ作品に出てくる
    料理の数々を掘り下げてくれるわけではないので、その意味では少し期待ハズレでした。イギリス食エッセイ
    や著者のイギリス時代の思い出を読むつもりで作品を読めば、十分満足な作品です。

    #タメになる #ほのぼの

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    2022年06月02日
  • イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓

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    アガサ・クリスティーの作品を彩る料理やお菓子、食材を紹介。
    食の紹介エッセイ、作品の紹介、料理が登場する文章、
    オールカラーの画像、での構成。適宜レシピや地図有り。索引有り。
    アガサ・クリスティーの作品には、数々の料理やお菓子、食材が
    登場し、あるときは英国の生活の一部を演出、あるときは事件の
    媒体として重要な役割を果たしています。
    でも、ほんもののシードケーキとは?桃のシチューって?
    この本は、そんな謎を解き明かしてくれます。
    英国での経験に基づく四季折々の食と生活は文章、レシピ
    それに豊富な画像で紹介。
    トライフルの砂糖飾り、オートミールとポリッジの
    違い、用途で異なるリンゴ等の食材や料理

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    2019年06月14日
  • イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓

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    ポアロシリーズには、イギリスの優雅なお茶のひと時がよく出てくる。
    このお茶のシーンもポアロシリーズが好きになった理由の1つ。

    『葬儀を終えて』の焼きたてのスコーンにジャムをつけて、紅茶と楽しむシーンが印象に残っている。本物はどんな感じだろうと思っていたら、こんな素敵な本をブク友さんの本棚で見つけた。

    スコーンとお茶を軽く楽しむのは「クリームティー」と呼ぶらしい。
    ケーキやサンドイッチまである本格的な「アフタヌーンティー」とは別に名前があるなんて知らなかった。さすが本場。

    『葬儀を終えて』ですごく気になっていたのは、ウェディングケーキが郵送されてくること。そのケーキを枕の下に入れて眠ると、

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    2024年06月21日
  • イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓

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    ネタバレ

    イギリス人ご夫妻と共に暮らした経験を持つ著者による、様々なイギリス食文化が書かれた本です。

    イギリス各地の食文化がアガサ・クリスティー作品の文章と共に写真や地図を添えて紹介されているのですが、印象的なエピソードがたくさんありました。

    ・イギリスのブルーチーズ「スティルトン」やキャッスル・プディング
    ・デミタスカップでいただく濃いコーヒー(紅茶の印象の強いイギリスでもコーヒー文化があり、コーヒーの普及の方が紅茶よりも早かったそう)
    ・青い柳模様の食器とスコーン、ウエディングに列席できなかった人に白い砂糖衣のウエディングケーキが郵送されてくる習慣
    ・寒い季節の温かいポリッジ(穀物粥)
    ・暖炉の

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    2022年02月12日
  • イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓

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    だいすきな絵本「パンやのくまさん」が食べていたパンがわかって、個人的にうれしい。
    写真も素敵。クリスティの物語をもっと楽しめそう。

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    2021年07月22日
  • イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓

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    アガサ・クリスティーの作品(特にポワロやミス・マープル)を読んだことのある人には、より内容を楽しめる一冊。小説内で出てきてもどんなものかわからなかったもののレシピやイギリスの食事情などが写真付で説明されていて、自分でも一度作ってみたくなる。

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    2021年04月18日
  • イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓

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    クリスティーの著作にはこんなに食事に関するシーンがあるのかと感心しました。
    ところどころに配された写真も素敵。

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    2020年02月29日
  • イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓

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    言わずと知れたミステリの女王、アガサ・クリスティーの作品中に登場する、スイーツや料理を紹介している一冊。

    ハヤカワ書房のクリスティ文庫から、スイーツや料理について触れた文章を引用し、本文では写真を交えながら詳しく解説していきます。

    いくつかのメニューについては、レシピも掲載。
     
    イギリスに住んでいたこともある著者の実体験を基にした解説がリアルで、本に掲載されているメニューを現地で味わいたくなってきてしまいます!
     
    わたしはミステリ要素以上に、背景描写が大好きで、もちろん食べ物に関する描写も大好物!
     
    アガサ・クリスティーの作品でも、特に注目して読んできました。

    この本は、まさに理想

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    2019年06月25日
  • イギリスのお菓子と暮らし

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    ベイクオフの影響でイギリスのお菓子に興味を持ち読んだ。写真が素敵で、イギリスの生活が伝わってくる。お菓子のレシピがいくつか掲載されているので、参考になった。

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    2022年11月11日
  • イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓

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    アガサ・クリスティーの食卓。確かに。なんだけど、主役は別になってしまって文章というか内容は著者の好きなイギリスにクリスティーや他のイギリス文学を合わせたようになってしまっているのがちょと残念。
    それでも、あの話もう一回読もっと、と思えたり、これは是非食べて、作って、みたいと思う楽しさはありがとうと思う。特に今はイギリス行けないし。

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    2021年01月13日
  • イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓

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    クリスティの作品に登場する食べ物や食習慣に関するエッセイ。写真が豊富で、イギリスへ行ってみたくなる。お腹もすく。

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    2019年09月12日