藤森かよこのレビュー一覧

  • 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。

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    低スペック女子(本文より)が現代を生き抜く為のサバイバル的指南本

    一歩踏み込んだ内容の自己啓発本

    文献も多数引用されていて、巻末リストから興味を持ったら即探せるのも魅力です

    図書室の本棚で何気なく目に留まって拝読しました

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    2021年08月01日
  • 優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ(大和出版)

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    自分を愛すること、自分を大切にすることを追求してこそ、人を愛し、大切にすることができ、「優しさ」を実践できるようになる。
    そんな普遍的でみんな知っている原理原則だけど、具体的にどういうことなのかが分からなかったり、人によって解釈が大いに分かれる大命題に対して、下世話で具体的なネタを駆使し、圧倒的な分かりやすさで表現してくれている。
    人や社会に貢献し、尽くし、価値を提供し続けるにあたり、絶対的に整えるべき自分自身の人生哲学、情緒、倫理観。今の世の中に求められるコンテンツ。

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    2021年07月10日
  • 馬鹿ブス貧乏な私たちを待つろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。

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    ネタバレ

    とりあえずエイリアンとかのあたりは何かのたとえとして私は処理して、前作に引き続きタイトル通りの賢察に満ち他者へのエールにあふれた1冊で巧みな語り口にページをめくる手が止まらない。でも前よりはハードかも。心を少しガードしながら読む。面白くて優しさもあって好きなんだけどそうね、そう思うんだ、そういうこと、ありだよね、(私はそう思わない、と云いたいが私は気弱なので口に出して否定しない)ということの多いリアルな友達の話を聞いている気分。いやここまで物知りの友達はなかなか身近にいないけど。
     紹介してあるAIの参考書は早速DLしたし、また永遠の魂についてのあたりはなんか唐突と思ったけどとても感動したので

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    2021年05月25日
  • 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。

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    ミステリでもなんでもないが、なかなか衝撃的なタイトルと中身。
    そして、とても気が引き締まる本だし、作者なりの愛をとても感じた。
    一人で生きていこうと一度でも思った女性に贈りたい本。(タイトルのせいで贈ることはできない)

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    2021年05月03日
  • 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。

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    ・読んで感じたこと
     著者は馬鹿ではない
     面白そうな本が数多く紹介されている
     国語は苦手でも磨く必要あり

    ・読んだ理由
     容姿の重要さを感じる機会が多々あり、自分の容姿に対して少しコンプレックスを 持っている。そんな中でたまたまこの本が目に入り、容姿に加えて頭の良さに劣等 感を頂く女性がどのように生きていったのかが気になり読むことにした。

    ・この本をオススメしたい人
     自分に劣等感を抱き生きづらさを感じている人

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    2021年03月17日
  • 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。

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    自己啓発本批評家の独断と偏見によるわかりやすい人生の攻略本。作中で様々な書籍について紹介されていて、私も10冊ほど「読みたい」リストにインさせてもらった。
    この本は青春期、中年期、老年期に区切って、そのタイミング・タイミングでどう生きていくべきなのか論じられている。
    正直、自分が現在進行形でいる青春期に関しては、私も「馬鹿ブス貧乏」なりに悪戦苦闘して読書も嗜んできたので「だよね〜」というような内容が多く、学びは少なかった。
    特に「セックス」に関する部分とかは、アセク・ノンセクもいるしなぁ〜、とちょっと共感できない部分もあり…。
    ただ結婚観はすごく共感できて、「生活費獲得労働を他人に委託するとい

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    2021年01月02日
  • 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。

    購入済み

    現実的

    ファンタジーに惑わされそうになっていましたが、現実に引き戻されました。ありがとう。

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    2020年03月26日
  • 馬鹿ブス貧乏な私たちが生きる新世界無秩序の愛と性

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    藤森かよこ先生の「馬鹿ブス貧乏本」第三弾。
    このシリーズはこれで完結らしい。

    今回は「愛と性」がテーマということで、とても楽しく読ませてもらった。性的退却する一方の男性たちに対し、主体的に性に立ち向かおうとする女性たちのさまざまな営みが紹介され、踏みつけられてきた女たちのしぶとさを感じる。女の「連帯する」という強みはこんなところにも発揮されるのかと驚嘆したのは、女性用風俗の体験談を共有し合うオフ会や、「不倫互助会」なるものの存在だ。男同士では絶対にあり得ないだろう。

    また、女性の性的自己決定権は、政争の具にされたり、金儲けの機会にされるほどに脆く危ういという指摘は、胸に刻んでおきたい。先人

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    2025年03月15日
  • 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。

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    タイトルはえげつないが、おもしろい本だった。
    ちなみに、本書でいう貧乏は「賃金労働をしなければ食べていけない」、本書でいうブスは「顔やスタイルで食っていけない」、本書でいう馬鹿は「一を聞いて一を知るのが精一杯」を意味する。本書では、読者に「馬鹿でブスで貧乏なあなたは〜」と呼びかけてくる。それが辛い人にはこの本は読めないと思うので薦めない。
    世の中は生きづらい。特に本書でいう馬鹿ブス貧乏な女性には本当に生きづらい。それでも、ここまで潔く色々言われると、色々割り切って生きていける気がしてくる。そういう本。

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    2022年10月08日
  • 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。

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    馬鹿でブスで貧乏なあなたという、インパクトのある文言、タイトルで耳目を集める手段として使っているのでしょう。内容だけではスーッと受け流され、世の目にも止まらず埋もれてしまうので。内容はいたって大道の女性啓発。もしこの本に出合って少しでも物事を深く考えるようになれれば、またはなってくれればいい。

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    2022年04月30日
  • 馬鹿ブス貧乏な私たちを待つろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。

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    将来に起きる全てのことは、過去の自分が蒔いた種より芽でたるもの。
    特に個人がすべきこととしての10段階を提示されており、その一つ一つが投げやりでもなく上から目線でもなくスーッと入ってくる。

    一作目よりはやや魅力にも目新しさにも欠けるものの
    藤森ワールドなんだろうなぁ。そっかーと共感してしまう。

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    2021年11月08日
  • 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。

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    英文学の大学教師であった女性が定年を経て、世に放つ、馬鹿ブス貧乏で取り柄のない女たちに告ぐサバイバル宣言。

    身も蓋もない本音のマシンガントークに受けまくる。

    実際、ちょっと美人とか小金持ちとかお嬢様とか、ちょっといい学歴や家柄などに自らを欺かず、馬鹿ブス貧乏と太字で定義して世間に補助線を引くならば、随分といろいろなものが見えてくる。

    確かに、多くの女子には、上野千鶴子の本はハイブロウ過ぎる。

    少しでもマシに、無難に、性差別や貧困に陥らずにしたたかに幸せを掴む知恵は、必要だ。

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    2021年08月31日
  • 馬鹿ブス貧乏な私たちを待つろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。

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    ネタバレ

    前著の「運の貯金」から、考えに全く同意できないんですが、今作の前書きでは「全人口の97%は馬鹿ブス貧乏です」と馬鹿ブス貧乏の基準がやっと定義されました。要は全女性が対象ってことで、タイトルで釣ってる感が増しましたが、たぶんいいんでしょう。内容はほぼコロナで、コロナが広まってからの日本の動向、有識者の未来の予想、未来に向けてやるべきこと等、素直におもしろかったです。自殺者への一言は、どうなんって感じですが、前著から著者は死を軽く考えすぎな気がします。コロナについて分かりやすく知りたいのであればおすすめです。
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    馬鹿ブス貧乏のサバイバル術がメインのようなタイトルですが、2/3くらいはコロナの発

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    2021年07月25日
  • 優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ(大和出版)

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    ちょっと言葉のキツい表現が目についたが、
    きっとこれは叱咤激励なのでしょう!

    世の中の「優しいは正しい」的な意見に、
    もともと自分は反対意見なので、
    まぁ、そうだよね〜と思った内容だったかなと。

    優しすぎる人の中には、
    人に優しくしてるように見せて、
    実際はそれって自分に甘かったり、
    他人のせいにしちゃってたり、、
    はたまた依存してたりする人が多い。

    なんで自分ばっかり…とかクヨクヨしてしまう
    ナイーブな心の方には参考になるでしょう

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    2021年06月07日
  • 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。

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    60歳過ぎてもくすぶり続けている女子がいることに衝撃!年を重ねると、温和な大人になるというのは幻想だった。
    でも腹落ちすることが沢山書いてある。学生時代に読みたかったが、自意識過剰な年ごろには、このタイトルの本は手に取れない。

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    2021年01月24日
  • 馬鹿ブス貧乏な私たちを待つろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。

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    新型コロナが変化を加速させた。「遠い未来」は「近い未来」になった。
    アフターコロナは、もう元の世界には戻らない。多くの人が、今まで曖昧にしか理解できていなかったことに体感を持って気付いたからだ。
    本書は、アフターコロナ対策からその先の未来までを範囲にしている。
    万能なAIが本当に出来てしまえば、全人類の97%を占める「馬鹿ブス貧乏な」ボクらは無用者階級になってしまう。それはそれでいいよと思う人は、もう何もしなくていい。だけど、「俺は無用じゃねぇ」と踏ん張りたいなら、今のうちに準備するしかない。

    この本は、読みたい人だけ読めばいい。本書は、ちょっと毒が強めだ。のんびりした内容に思える表紙からは

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    2020年12月23日
  • 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。

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    諸々網羅されてて面白い。女性の生きづらさについて、年齢のステージ別にまとめてあるのだが、外見とか性欲とか更年期とかが、キャリアや人間関係と併せて一冊に纏まってるなんて、なかなかないパッケージだ。

    ただ政治経済について副島隆彦を相当推してる所は、若干引く。個人的には危なさそうなので手を出していないゾーンである。もう少し穏当なところで落ち着いても良いのではないか。

    あと「馬鹿」と銘打ちつつも著者は院卒・大学の先生で、ひたすら読書/生涯の学びを推奨している。したがって読書ができる程度の知性(の獲得)が前提となっている。まあ本書を手に取る人間は読書家だろうとは思うけど…

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    2020年07月29日
  • 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。

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    「人間は誰もが情報の束だ。誰もが、どんな他者からも学ぶことができる。あなたも学ぶことができる。出会う人はすべてあなたの教師だ。10歳の子供からも学ぶことができる。貪欲に学ぼう。情報は、あなたの内部からわきあがって来ない。外から来る。実は外部からもたらされる。この心的態度を身につけてないと、あなたは年齢を重ねるごとに、いきづらくなる。あなたの世界が狭くなる。それは、つまらないことだ。」
    「本当の意味での教養とは、多くの人々の努力で支えられ維持されている世界に対する想像力を持つことだ。他者に対して自分ができることは惜しまず実行し、自分にできないことや、してはいけないことは抑制することだ。」

    元祖

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    2020年01月26日