小松原久美子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
借りたもの。
旅する教皇と呼ばれている、フランシスコⅠ世
就任から6年あまりの間に44の国や地域を巡った旅路を「食」を通じて巡る。
訪問時に召し上がった料理とそのレシピ、この際に教皇が伝えられた言葉と、各国の駐ローマ教皇庁大使からのメッセージを紹介。
イスラエルとパレスチナを訪れ、トルコを訪れ……
対立関係のある国でも異なる宗教の国でも赴き、対話の姿勢を示す。
民族・習慣が異なれど変わらない家族への愛。
困難に立ち向かう勇気、他者と分かり合えるかも知れない、という事の希望。
過去、現在まで続く悲劇への非難や悲嘆ではなく、包容力のある言葉を述べられていた。
料理のレシピは手の込んだものではな