三輪美矢子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
医学などの専門用語をほとんど使わずに、こんなに分かりやすく、科学的で専門的な調査の経緯や結果を説明してくれるなんて、著者と訳者の文章力に大いに感謝したい。
タイトルに惹かれて読み始めたものの、こんなに感動するものとは思わなかった。単なる調査過程の発表ではなく、「人間の生き方とは」という根本的なところから、考えさせられた。
また、研究調査の観点から、調査が行き詰まった時にはどんな観点から問題を見つめ直せば良いか、といったノウハウも書かれているので、勉強になった。
読み終わった今、しっかりと自分と他人のために、善いと思う選択と言動をしようと反省した。
そして一番の得たものは、死ぬことへの漠然と -
Posted by ブクログ
タイトルから「いかに空白の時間をうまく使うか」の本だと思い読み始めたけれど、正しくは「いかに空白の時間を作り出すか」についての内容だった。
現代は、細かい雑務に追われようと思えばいくらでも追われることができるし、情報を取ろうと思えばいくらでも取れる。
けれど人間の脳はそこに対応できるほどキャパがあるわけではないから、結果として疲れてしまい、100%を出し続けることができない。
だから、空白の時間で、考えにふける機会を作り出そうというお話。
小さな方法と、具体的に取り入れていくステップの説明が書かれている。
基本的には、空白時間を作ると決めてしまいさえすれば自分の問題なので、書かれている方 -
Posted by ブクログ
一生かけてこの本に書かれている内容を日々の生活に取り込んでいこうと思った。
リーダーは読書家(リーダー)である。
LUCY見なくちゃ
以下、印象的なシーン
1. 例えば学んだことにその時価値を感じても、そのあと一度も使わなければ、その記憶が作られることはまずない。同じように、何かを学んでも、それがなぜ自分に重要か、生活や仕事にどう生かせるかの強い理由づけがないと、脳はおそらくその情報を保持しない。
→大人の勉強は理由づけをして勉強していったほうがいいと思った。
やれと言われてする勉強ではないのだから
2. タイマーを25分にセットして本を読む。タイマーがなったらしおりを挟んで本を閉じ、2 -
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含蓄のある金言がずっと続きます。
繰り返し読みたい本でした。
印象に残ったものを列挙します。
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人間の学ぶ力は無限大だという。脳は、鍛えれば鍛えるほど強くなるらしい。読書は、そのために有益である。
また、マインドセットも重要。限界があるというのは思い込みに過ぎない。成功するための全てを自分の中に持っている。
間違いと失敗は同じではない。間違いにどう対処するか。小さく簡単なステップを重ねること。
「何の行動を、なぜするのか」という意識を持つ。小さな習慣を重ねる。タスクを最小化して、小さな達成感を味わう。
集中力を高めるにはヨガ、瞑想、深呼吸が有効。集中しなくて良い時間もスケジ -
購入済み
後半は
前半はスーパーヒーローのたとえや生い立ちに関する話が多いのです、退屈ではあるが後半は実際にリミットレスを目指す方法が簡潔にまとまっており、設問も意味のあるものへ感じられる。日常で取り組めるものばかりなので、試してみたいと思います。
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Posted by ブクログ
学び方を学ぶ為の本。幼少時に脳にダメージを受け、ビハインドを追ってもなお学んで成功できる事を実行してきた著者の考え方を惜しみなく公開している。人間が自ら出来ないと制限をかけているからその通りできないのであって、どの人間も両耳の間にあるスーパー頭脳があり、制限をかけずに学べば、誰もが成長、成功できると述べている。これ本当にその通りだと思う。
3つのM、マインドセット(What)、モチベーション(Why)、メソッド(How)について、リミットの解除法が述べられており、実践しやすい内容になっている。
詳細は割愛するが、人間の大いなる可能性を信じて学び続ける事、これは死ぬまで継続していきたい。 -
Posted by ブクログ
学習することで誰でもスーパーヒーローになれると身をもって証明し、その方法をマインドから教えてくれる。しかも科学的に証明されている実践しやすい小さな課題付きであり、素直に取り組んでみる価値があるものばかり。
ジム・クウィック著者
事故で脳を損傷し周りに大きく遅れをとるが、ある出会いから日々の勉学に加えて本を1週間に一冊読むことを決める。著者は劣等感からか、どうしたら憧れのスーパーヒーローの様により賢くなれるのか?どの様に学べば効率的により速く成長できるのか?を軸に学び方の研究に取り組み、現在は著者が憧れたスーパーヒーローの様に彼自身が記憶術や速読術をマスター、リミットレスになっている。
メ -
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一日・一時期に完璧を目指さない。3つがんばる。という本。
この著書では人生に必要な要素を下記5つに分類。
仕事(勉強等自己啓発含)・睡眠・家族・運動(健康管理的なものも)・友人(趣味も含)
その中の3つを選び、3つに集中し、2つをしないことを決める(これが大事)。
よく友人と遊んだ日とかに、
勉強や運動といったノルマやルーティン的なものができなくて自己嫌悪に陥るけど、このPICK THREEの考え方でそこから脱出できそう。
あれもこれも、となりがちな自分には必要な考え方だと思う。実際に手帳にその日のTHREEを書き出してこれに注力する・これは今日はしない、という取捨選択にトライ中。 -
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ネタバレ実はネットでピックスリーについては調べ済で、本まで読む必要あるかな?と思っていたけれど、大間違い。ランディは「仕事」「家族」「運動」「友人」「睡眠」の5つから3つとしているけれど、この5つ自体を自分に合うように変えても良いとしているので、いきなりハードルが下がった。旅行、社会貢献、Netflix、学校、タコス、ヨガ、デートなんかでも良いよと彼女は言っているので、自分の生活の中で重要な5つをまず選ぶことがキー。
また、それぞれのカテゴリーの「パッショニスタ」「エリミネーター」「リノベーター」「スーパーヒーロー」「マネタイザー」の例を上げてくれているので、現在の自分が何に当てはまっているのかよく分 -
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自分にない特質を持った人を尊敬できる人は他の人からどんどん学び考え方を自分のものにして進化していけるんだなというのが読み切った最初の思い。
1日の時間を特定の事象に集中した方が心の満足度も高いし成果も多いことに納得。
昨今流行りのワークライフバランスという言葉で陥りがちな、仕事を軽んじ家族や友人を優先するべきという考え方は間違っていること(情熱を注ぐことが出来ない仕事は変えた方が良い)。自分の時間の使い方を正しく意識すること、できれば身の回りに自分の生活を見直せる参考になる人を見つけること、その日何もできなくて終わったなという一日を過ごさなくて済む考え方のヒントが詰まっている本だなと思った。
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Posted by ブクログ
【学び】
・モチベーション=目的×エネルギー×小さな簡単なステップ(small simple step=S3)
・目標設定 SMART
S:具体性(お金持ちになりたいでなく、◯円を稼ぎたい)
M:計測可能(目標は数字で測れないと管理不可)
A:実行可能(目標達成に向けた行動計画を練る)
R:現実的(目標は大きい方がいいが、大きすぎると挫折する)
T:期限がある(目標とは締切のある夢)
・目標が理念と実効性の両方に伴うように自分の心に響くか HEART
H:健康的(その目標がより健康で幸せにしてくれるか)
E:持続的(目標は挫折しそうな時に自分を励まし支えてくれるものか)
A:魅力的(思わず惹 -
Posted by ブクログ
仕事も人生もうまくいく、空白時間(ホワイトスペース)の活用術を説明した本。
戦略的に何もしない時間をつくることで、創造性を取り戻して、最高の仕事をする。
〈私見〉
現在多くの職場では、空白の時間がなく、仕事がみっちり埋まっていることが良いこと、と考えがちである。
本書ではそうではなくて、空白時間(ホワイトスペース)を確保することが、結果的に創造性を高めて、仕事の生産性も高まることを提唱した本。
その方法として、仕事と仕事の間に、「くさび(ウェッジ)」を入れて、考える時間の確保を提案している。
さらに、完璧主義や仕事を詰め込みすぎる弊害などに、警鐘を鳴らしている。
真面目で完璧主義で、 -
Posted by ブクログ
主に認知症者が、死の数時間〜数日前に急に発症前の様子に戻ることがあるという『終末期明晰』。それがメインなのだけど、臨死体験研究と合わせて考察されている終盤からがとても興味深かった。
・人間は物理的な側面に紐付く存在だけでなく、肉体が維持されなくなっても残る「精神」があるのではないか
・世界?宇宙?には意識、知識の巨大な貯水地があって、人はみなこの一部で、脳は個々の生物として生存するために必要なものだけを濾し取っているフィルターなのでは?
オカルト的でなく、他の本でも科学者、学者といった人たちが似たことを書いていて、私もだんだんそう考えるようになってきた〜