三輪美矢子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
医学などの専門用語をほとんど使わずに、こんなに分かりやすく、科学的で専門的な調査の経緯や結果を説明してくれるなんて、著者と訳者の文章力に大いに感謝したい。
タイトルに惹かれて読み始めたものの、こんなに感動するものとは思わなかった。単なる調査過程の発表ではなく、「人間の生き方とは」という根本的なところから、考えさせられた。
また、研究調査の観点から、調査が行き詰まった時にはどんな観点から問題を見つめ直せば良いか、といったノウハウも書かれているので、勉強になった。
読み終わった今、しっかりと自分と他人のために、善いと思う選択と言動をしようと反省した。
そして一番の得たものは、死ぬことへの漠然と -
Posted by ブクログ
タイトルから「いかに空白の時間をうまく使うか」の本だと思い読み始めたけれど、正しくは「いかに空白の時間を作り出すか」についての内容だった。
現代は、細かい雑務に追われようと思えばいくらでも追われることができるし、情報を取ろうと思えばいくらでも取れる。
けれど人間の脳はそこに対応できるほどキャパがあるわけではないから、結果として疲れてしまい、100%を出し続けることができない。
だから、空白の時間で、考えにふける機会を作り出そうというお話。
小さな方法と、具体的に取り入れていくステップの説明が書かれている。
基本的には、空白時間を作ると決めてしまいさえすれば自分の問題なので、書かれている方 -
Posted by ブクログ
仕事も人生もうまくいく、空白時間(ホワイトスペース)の活用術を説明した本。
戦略的に何もしない時間をつくることで、創造性を取り戻して、最高の仕事をする。
〈私見〉
現在多くの職場では、空白の時間がなく、仕事がみっちり埋まっていることが良いこと、と考えがちである。
本書ではそうではなくて、空白時間(ホワイトスペース)を確保することが、結果的に創造性を高めて、仕事の生産性も高まることを提唱した本。
その方法として、仕事と仕事の間に、「くさび(ウェッジ)」を入れて、考える時間の確保を提案している。
さらに、完璧主義や仕事を詰め込みすぎる弊害などに、警鐘を鳴らしている。
真面目で完璧主義で、 -
Posted by ブクログ
主に認知症者が、死の数時間〜数日前に急に発症前の様子に戻ることがあるという『終末期明晰』。それがメインなのだけど、臨死体験研究と合わせて考察されている終盤からがとても興味深かった。
・人間は物理的な側面に紐付く存在だけでなく、肉体が維持されなくなっても残る「精神」があるのではないか
・世界?宇宙?には意識、知識の巨大な貯水地があって、人はみなこの一部で、脳は個々の生物として生存するために必要なものだけを濾し取っているフィルターなのでは?
オカルト的でなく、他の本でも科学者、学者といった人たちが似たことを書いていて、私もだんだんそう考えるようになってきた〜 -
Posted by ブクログ
予定詰め詰めで生き急いでる人には一読の価値があると思う。急がば回れに通じるものもある気がした。
正直11章以降はあんまりいらなかった気がする。
家庭を持つ女性が著者なのでどうしても「かけがえのない子どもが〜」みたいな内容がちょいちょい出てくるが、家庭を持つことにまったく興味がないので個人的にはむしろ不快だった。PART3はいらないって感想に書いてる人がいたけど確かになくてもいい。
ウェッジは実践しやすい。自分も読み始めてからタスクや会議の区切りのいいところで作業の優先度の見直しや一息つく、みたいなことを意識的にやるようになった。これが著者の言う戦略的小休止に該当するのかは微妙だけど。
作業 -
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認知症や神経障害、重い病気や事故などで脳に障害を負った人たちが、死の直前に奇跡的に回復するという「終末期明晰(Terminal Lucidity)」。胡散臭いと思いながらページを開き、そこに書かれている内容に驚愕した。実に多くの信じがたい事例が挙げられている。試みにネットで検索してみるときちんとした論文が出てくる。
現在の科学では説明できない現象らしい。脳の機能はすべてが解明されたわけではないので、未知のなにかが隠されているのかもしれない。ただ、そこに魂だの神だのを持ち出されてしまうと、途端に引いてしまう。そして、すべての動物の中で人間だけに与えられた能力だという主張にも、素直にはうなずけない -
Posted by ブクログ
空白の時間をつくる。この本は、仕事が出来るようになるとかではなく、時間をいかに効率的に使うかでも無い。ガソリンスタンドの給油機になぜテレビ画面があるのか、それは給油中に退屈して死ぬと思われているからだ。
ミスが起こす対応の時間は、見直したり冷静に考えてみることよりも時間がかかる。だから、無駄ではないが、常に追われてしまうのは常といえる。200以上のメールを処理するピートの例。あ、自分はそれより多いぞと、ハッとさせられた。
時間というよりも、やることのほとんどは、無意味なこと、価値を生まないことだったりする。むしろ、思考を垂直的に下ろしていくには本当に深く考える時間が必要だ。そこは、皆合意できる -
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Posted by ブクログ
回復/削減/内省/構築 のためのStrategic Pause(戦略的小休止)で、生産性は上げられる。
・Is there anything I can let go of?(手放せるものはないか?)
・Where is "good enough" good enough?(どこまでやれば「十分」か?)
・What do I truly need to attend to?(本当に知るべきことは何か?)
・What is the best use of my time right now?(今、本当に集中すべきことは何か?)
良きリーダーは、落ち着いて自分のペースで事を進 -
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Posted by ブクログ
余計な事を考えてしまったら、毎日夜何時から5分とかをその考える時間にすると決め、今は今に集中。
この方法により、ダラダラと不必要に悩む事を無くす。
ホワイトスペースを数秒でも入れることにより、気持ちの切り替えをする。
その方が効率的。
薪を焚くのに空気のスペースが必要のように。
例として、テニスのサーブ時のバウンドとか、タイム。
イエスかノーは砂時計の方法で、熟考する。
即答しないには同意。
私は全てノーと断り、今より時間と労力が必要な事は引き受けないで、より少なく生きる方が好き。
イエスと答えたくなるのは5秒で決まってるって、ユーチューブで言ってた。
それ以外はノーで!
後から答えは変 -
Posted by ブクログ
余白の時間(本書ではホワイトスペースと呼ぶ)を大切にすることを説いた本。のんびりと思索に耽るための長めの小休止や、行動と行動の合間で集中力を取り戻すための短い小休止など、目的に合わせて余白の時間を使い分けるテクニックはなるほどと思った。後半ではホワイトスペースを仕事に活かす方法が紹介されていたが、こちらはちょっと無理やり感があった気もする。仕事の生産性を向上させる系のビジネス書を読んだことがある人は、PART2までの内容で十分かも。私もそっちのタイプの人だったのでPART3は流し読みしたが、PART2にはさまざまな研究や調査の内容が含まれており、なかなか参考になった。以前よりも「何も予定がない
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Posted by ブクログ
ネタバレ時間があると予定を詰め込んだり、マルチタスクをしてしまう現代人に何もしない時間の大切さを示した本。
著者曰く、何もしない「空白時間」で脳が活性化されて生産性や創造性が増す為、意図的にこの時間を作るべきといっている。
空白時間を奪うものとしては「頑張りすぎ」「完璧主義」「情報過多」「やりすぎ」が挙げられ、メールの返信が早いほうがいいという思い込みを捨てるなどの対処法が書かれていた。
丁寧に仕事を断るときに角が立たない言い方やチーム全体に「空白時間」を取得する意識を広めるにはどうしたら良いかも綴れれている。
自身、仕事上業界の情報は多く知ってるほど良いと思っていたが、本当に必要な情報かを見極めて