桐衣朝子のレビュー一覧

  • 僕は人を殺したかもしれないが、それでも君のために描く

    Say

    ネタバレ 購入済み

    とっても良いお話でした!

    実はキリエさんの漫画だと思い購入したのですが、購入して良かったです!
    4分間のマリーゴールドを読んだ事があるので更に感慨深いものがありました。
    少しずつ読むつもりが一気読みしてしまいました。

    0
    2022年09月09日
  • 僕は人を殺したかもしれないが、それでも君のために描く

    Posted by ブクログ

    あらすじをまともに読まなかったから、タイトルから前科があるのかと思っていたら、違った。
    日本語って奥深い(たぶん)。。
    (がっかりの意味ではない)

    腐女子のアシスタントが興味深くてわくわくしてしまった。
    本物の生態には全くの不案内だけれど、とてもリアリティがあるように感じた。
    星矢は早くから予想を誘っていたけれど、そのちょっぴり上を、何より颯爽と行く描かれ方で、良かった。

    0
    2020年05月17日
  • 赤パンラプソディ

    Posted by ブクログ

     母(著者)は小説家、娘2人は漫画家、「下のおじさん」呼ばわりされとる不遜な父親。
     異常にクセが強すぎる家族のハナシ。
     どの人も変わってるねぇと思いながら読んでたら、彼女らにとっては、いたって普通で、何がおかしいの?って感じなんだと思われる。
     どこの家庭も本人たちは「こらが普通」って思ってて、時々家庭の出来事を他人に話すと「お宅は楽しそうねー」とか言われるけど、当の本人たちの日常家庭はさして楽しくなんかない。
     
     慣れた地元言葉で読みやすい。時折独特な表現が登場するけど、一家の可笑しさに喰われて気にする暇もない。
     このハナシ、娘さん達は漫画にしてないのだろうか。漫画化されたら是非読み

    0
    2025年07月16日
  • 赤パンラプソディ

    Posted by ブクログ

    二作目が書けない老いた作家の愚痴が続くのかと思いきや、気鋭の漫画家姉妹の若さも入り、最後までスススッと読んだ。軽い読み物でした。

    0
    2025年01月26日
  • 赤パンラプソディ

    Posted by ブクログ

    帯には「作家・村山由佳さん激推し!!」の文字。
    となれば読むしかない。
    結果とても面白かった。

    著者の桐衣さん自身の実体験をベースにしているだけあって、どのエピソードもリアルで楽しい。

    二作目が出ないまま還暦を迎えた小説家の古都子、昔はモテまくりだったのに、今は脂肪肝に落ち込む長女・杏菜、コミュ障だけど天才気質の次女・瑠花、家族全員から嫌われ、「下のおじさん」と呼ばれている夫。

    +愛猫のカンちゃん。

    桜沢家に巻き起こる小さな事件の数々に何度も噴き出し、共感し、愛おしさが募った。

    エピローグは最高。

    「クセつよ家族」最高。

    0
    2024年09月02日
  • 赤パンラプソディ

    Posted by ブクログ

    周りと自分を比べて落ち込んだり、思ったより自分を見ていてくれる人が沢山いることに励まされたり。それもわかってるのに毎度ぐるぐる悩んでは立ち直る毎日…そんな繰り返しでもいいんだなぁと何でもない日常が改めていとおしくなる物語であった。

    0
    2025年11月23日
  • 赤パンラプソディ

    Posted by ブクログ

    初めましての作家さんの自伝的小説。内容も軽くてすぐに読めるし、兎に角、娘2人と母親の会話がコントかと思う位面白いし、生き生きしている。家族の辛い面も描かれているが、バイタリティーで乗り越えてる風が感じられて気持ちよかった。

    0
    2025年07月06日
  • 赤パンラプソディ

    Posted by ブクログ

    遅咲き作家の母、漫画家姉妹、放浪歴ありの問題あり父、の家族のお話。
    父以外、人生のもやもやと戦いながら前へ進もうと頑張っていることをユーモアを交えながら語られている。
    そうだよなぁ、そんなこともあるよなぁ…と思いながら、家族は自分の一番の理解者で応援者だとつたわってきた。

    0
    2025年01月16日
  • 赤パンラプソディ

    Posted by ブクログ

    小説新人賞を取って2作目に苦労している還暦前の古都子、売れっ子漫画家の2人の娘たち、猫のカンちゃん、1階に住むおじさんと呼ばれる夫。そのおかしみに溢れた日常の物語。私小説風。

    0
    2024年11月16日
  • 赤パンラプソディ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    還暦のおばあちゃんのドタバタコメディかと思いきや、実際の作者とその家族を描いたエッセイにも近い物語で、ありのままの生活を描いた作品で面白く読めた。桐衣さんってどんな人ってググったらほんとに遅くに大学受験して小説デビューも還暦回ってから。本の内容よろしくこれから還暦を迎える自分にもまだまだやれるんだって勇気と希望を与えてくれるのが嬉しい。言い回しが言い方悪いが高齢者お決まりの面白く書こうとなにかの比喩とかを頻繁に持ち出しているのが目につくが、これはもう仕方がないんでしょうかねぇ。僕も小説書いたら同じような事やっちゃいそうだ。実際の”下のおじさん”がどこまでの人なのかもわかりませんが悪意なくちゃん

    0
    2024年11月12日
  • 4分間のマリーゴールド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の予知通り、沙羅は亡くなるものだと思っていたけど、事故にあった時、迅速な救命措置を取っていた為に生き延び、ハッピーエンドでホッとしました。

    継母は、写真家として世界を飛び回り、自分の長男に家のことは任せきりで、途中まで無責任だなぁと思っていたけど、最後は家族の絆や互いに思いあってることが伝わってきてスッキリしました。

    この物語は、登場人物みんな心が優しい人ばかりですね、涙涙でした。

    主人公は救命士の仕事でしたが、命を預かる仕事の責任感や緊張感は、計り知れないものだろうなぁ。心肺停止した時の心臓マッサージの方法やAEDの設置場所とかも調べようと思いました!

    0
    2021年05月24日