同志社大学新島塾のレビュー一覧

  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    同志社大学での集中講義の議事録本。各学部から選ばれた20名の学生への4日間の集中講義。
    元外交官の佐藤優氏、東郷和彦氏による対ロシアとの北方領土返還交渉をテーマとした授業が特に興味深かった。

    0
    2024年04月21日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    本書では、佐藤優さんが伝授するインプットとアウトプットの技法を知ることができます。本に書いてある内容を実践すれば、しぶとい脳をつくることができます。

    本書には、知識が役立つ理由やディベートの効果的なやり方、教育の技法など、幅広くのっています。

    本書の内容はやや堅いですが、考え方や論理的思考を身につけるのにもってこいの1冊です。

    0
    2021年06月02日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    署名や副題から、佐藤氏によるビジネスや勉強に
    対するテクニックの伝授のようなに感じますが、
    全く違います。

    同志社大学で実施された実践的特別講義の内容が
    そのまま書き起こされただけですが、これが非常
    にハイレベルです。

    インプットとアウトプットの技法などという、あ
    りきたりなビジネス書で取り上げられているよう
    な内容とは全く異なります。

    本当にエリートを育てるための講義なのです。

    主に佐藤氏のライフワークでもあった北方領土
    問題を中心に、学生たちがもし自分が外交官であ
    ったらどのように振る舞うか、というような対話
    型の授業が続きます。

    その他にも、歴史、AI、ゲノムまで多岐にわたり

    0
    2021年02月25日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    久しぶりに佐藤優本を読んだが、これは題名より中身が良かった。特に、主にロシアとの激しい外交戦について東郷和彦氏を交えた生々しいやり取りを大学生向けに講義しているところ。北方四島についての交渉は、まだ決着してない、現在進行形の課題であるが、ソ連(ロシア)との交渉の生々しさ、落とし所を探しながら国益を取りに行く姿勢など、最近ではテレビやニュースではほぼフォーカスの当たらない所の裏側だけに、刺激的。経済的な視点だけで、四島を得るメリットがないと言い切る経済学者に対して、それはそう言う立場の人はそう言うだろうとして、これは国として必要な闘いなのだと言う立ち位置など、自身の視点が経済的な観点かつ、本当に

    0
    2022年08月25日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    同志社大の3泊4日の合宿。日露外交、ゲノム編集、AIをテーマに繰り広げられるディベート。専門性を越えた知を身につけた、将来のリーダーを育てるために、佐藤優、東郷和彦らが講義する。特に日露交渉に関しては手厚い。

    0
    2022年01月22日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    教養をもつことで個別の問題を全体的な視野から考えられるようになって、いまの複雑な問題にも立ち向かえるのではと思った。教育で必要なこととか、外交の舞台裏についても詳しく書かれていて面白かった。自分まで講義に参加できてるみたいだった。

    0
    2021年07月20日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    同志社大学から選抜された「新島塾」の学生に対して、理系文系を超えた「統合知」としての教養の意義を伝える講義。

    まず、外交官として不足している基礎学力は、「数学」「論理学」「哲学史」だと佐藤優氏はいう。つまり外交官に必須のディベートには、膨大な知識量と論理的な思考力と思考の鋳型形成、つまり個別の問題を束ねて総合的に見て考え、適切な判断が下せる力―「統合知」―が必要だという。
    ドイツ語で広い意味での「科学」(Science)を「ヴィッセンシャフト(Wissenschaft)」と言う。ヴィッセン」は「知識」、「シャフト」は「体系を持っている全体性」。中世では、「博識」と対立する「体系知」を意味した

    0
    2020年12月20日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    『リーダーとは、それぞれの分野で活躍する場面の中で、先を見据え、何が大切なのかを読み取り、状況に応じて適切な判断が下せ、それに向かって努力を続けられる人物』。社会情勢を読み解く力をつけるために、教養は必要。

    0
    2020年04月18日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    佐藤優氏の本としては、比較的すんなり読めた。講義内容を文章化したものだからか?

    自分がこの手の知識に欠けている事を痛感させられると同時に発奮もさせてくれる。

    特に北方領土を巡る交渉経緯は、さすが当事者であるためか真に迫る内容。


    0
    2020年02月14日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    東郷和彦と佐藤優が各々の著作で語ってきた北方領土にまつわる事柄が、両名の講義と議論で語られる。答え合わせみたいでおもしろい。にもかかわらず、このことが書名にも表紙にも載っておらず、帯の裏表紙側にちょっと載っているだけという奥ゆかしさ。個人的には大団円くらいのインパクトなんですけど。

    0
    2019年11月29日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    自分の世界や視野の狭さに気づかされ、日本とロシアとの関係性から流れを知って驚き、知識の深さを少しでも感じることができた感じです。

    P67 文理融合が重要。
     知識によって、怖がらなくてもいいものを知識で補う。
     参考書:「地方上級“教養試験”過去問500」

    P71 統計が重要

    P82 世界史

    何年に何があったかということと、
    歴史的な流れを掴むために
    参考書:「世界史詳覧」

    ★そのほかの参考図書
    ・論文の書き方 (1977年) (講談社学術文庫)
    ・知の技法 東京大学教養学部「基礎演習」テキスト
     発売日:1994年04月08日
    ・新しい高校生物の教科書
    ・新しい高校物理の教科書

    0
    2019年09月29日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    同志社大学での集中講義を収録したもの。
    ゲノムのとこも数学のとこも完全にお手上げなので、勉強せねば…と思いました…
    北方領土の問題はさすがに結構頭に入ったかもしれない。逮捕時のこともっと詳しく読んでみたい。

    0
    2022年09月13日
  • 新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法

    Posted by ブクログ

    ロシアに関する難しい記述があったけど、あそこでめげる人も結構いるんじゃなかろうか。
    個人的には佐藤ワールドにどっぷり浸らせてもらったけど。
    それにしても同志社ってこんなレベルの高い講義設けているんだ。
    生徒が羨ましい。

    0
    2019年12月19日