三木言葉のレビュー一覧

  • 事業を創るとはどういうことか――「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事

    Posted by ブクログ

    新規事業の考え方、初音ミクのクリプトン社の事例を知りたくて通読。
    方法論やフレームワークも紹介されるが、著者は「心」を重視している。
    事業は結局、人間の営みなので、三方よしで皆が嬉しいことが一番だよね、という理解。
    クリプトン社の事例もまさしくなので、腑に落ちた。

    (以下、詳細な感想・メモ)

    「数字」作りは大前提だが、「事業はプレーヤー間の関係性によって成り立つ」ので、ステークホルダーの関係性こそが真に大事である。
    しかし関係性構築は組織によってはとても難しいもの。そんな時に責任者を支えるのが、事業を通して目指す社会の在り方「大義」なので、これを真剣に有することが重要。これもやはり「心」で

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    2025年02月11日
  • 事業を創るとはどういうことか――「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事

    Posted by ブクログ

    ビジネス構想図やコンセプトシートのノウハウは参考になるのはもちろん
    この本は自分の想いを見つめ直すことと
    その上で今の延長ではなく、未来を起点に今を捉えて
    事業を創っていくことをとても重要視していた。

    どうしても短期的な儲けの視点で物事を考えがちだが
    長期視点ではビジョンや大義名分が絶対に必要。
    そのために同質性から抜け出し、あらゆる人と出会い
    あらゆるペインを受け取ることが今の自分には必要だと感じた。

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    2020年09月18日
  • 事業を創るとはどういうことか――「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事

    Posted by ブクログ

    新しいことをやろうとすると多くの壁に直面する。アイデアの壁、組織の壁、、、、。企業活動を拡大していくには、新規事業は不可欠だ。にもかかわらず、新しいことに拒否反応を示し、否定する人は必ず存在する。こうした人たちによる壁をどのように乗り越えるかが本書のテーマだ。

    本書の特徴は、数字と心の両面を大事にしている点にある。
    SWOT分析やPEST分析で論理的に市場を模索するのも良いだろうが、本書のスタンスとは異なる。「本当にやりたいか?」「何のために誰のためにやるのか?」と熱意と課題意識を求める。ビジョンを打ち上げ、人を巻き込んでいく術まで紹介している。


    ■事業とは、「人が人のために、満たされて

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    2020年01月08日