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  • 事業を創るとはどういうことか――「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事
    4.3
    1巻1,980円 (税込)
    心と数字を整えろ――。ストーリーで学ぶシンプル&パワフルな新規事業の実践論。 閉塞感、リスク、組織の壁、自身の迷いや恐れを乗り越えて「望む未来」を創り出すプロセスを臨場感あふれるストーリーを軸に解説。グローバル企業から中小企業、自治体まで、幅広いクライアントに伴走する事業開発プロフェッショナル、待望の著書。 ★実体験に基づいて構成したビジネスストーリーを通じて、新規事業開発のステップ・課題・乗り越え方がよくわかる ★「温度感マップ」「ビジネスモデル図」「ステークホルダーマップ」「未来年表」等、実践的なツールを多数公開 ★平和酒造、クリプトン・フューチャー・メディアの「初音ミク」、Farfetch(アパレルEC)の取り組み事例も紹介 序章 いま求められる事業開発とは 第1章 事業開発の全体像/ STORY(1) 巨大なミッション――100億円の新規事業を創れ 第2章 将来ビジョンを描く/ STORY(2) シグナル、目的、ビジョン――どのように未来を描くか 第3章 ビジネスを設計する/ STORY(3) コンセプトと構造――どのように具体化するか 第4章 心と数字を整える/ STORY(4) すべての起点は人の心――どのように組織を動かすか 第5章 事業を孵化させる/ STORY(5) トライアルから本展開へ――どのように現実を創造するか ▼著者からのメッセージ ・本書は事業開発のやり方を解説する本ですが、いわゆる理論書や教科書のようなものではありません。いま多くのビジネスパーソンに求められているのは、机上の理論ではなく、実用に耐えうるシンプルかつパワフルな思考の枠組みと、実践をイメージできる「お手本」ではないでしょうか。そのため本書は、私たちが実際に使っているいくつかのワークシートと、お手本となる事例のストーリーを軸に構成しています。(「はじめに」より) ・事業開発は楽しい仕事です。私が関わってきたクライアントの方々もみな、プロジェクトが進むにつれて、そのおもしろさを理解し、楽しみながら、新たな事業に挑戦されていきます。表情もイキイキとしてくる人が多いように感じます。新規事業に取り組む中で、会社で本当にやりたいことが見つかったとか、仕事のやりがいを取り戻したとか、今の仕事を選んだ理由を思い出したと語る人も大勢います。事業開発とは、自身の仕事の意味を問い直すことでもあるのだと思います。(「はじめに」より) ・新規事業開発は「温度ある経済の環」を作ることに他なりません。そのためには、関係者の感情を司る「心」と、目に見える成果を示す「数字」の両方に目を向けて、組織を動かすことが必要です。読者の皆さんにその担い手となっていただくのが本書の目的です。(序章より)

ユーザーレビュー

  • 事業を創るとはどういうことか――「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事

    Posted by ブクログ

    新規事業の考え方、初音ミクのクリプトン社の事例を知りたくて通読。
    方法論やフレームワークも紹介されるが、著者は「心」を重視している。
    事業は結局、人間の営みなので、三方よしで皆が嬉しいことが一番だよね、という理解。
    クリプトン社の事例もまさしくなので、腑に落ちた。

    (以下、詳細な感想・メモ)

    「数字」作りは大前提だが、「事業はプレーヤー間の関係性によって成り立つ」ので、ステークホルダーの関係性こそが真に大事である。
    しかし関係性構築は組織によってはとても難しいもの。そんな時に責任者を支えるのが、事業を通して目指す社会の在り方「大義」なので、これを真剣に有することが重要。これもやはり「心」で

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    2025年02月11日
  • 事業を創るとはどういうことか――「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事

    Posted by ブクログ

    ビジネス構想図やコンセプトシートのノウハウは参考になるのはもちろん
    この本は自分の想いを見つめ直すことと
    その上で今の延長ではなく、未来を起点に今を捉えて
    事業を創っていくことをとても重要視していた。

    どうしても短期的な儲けの視点で物事を考えがちだが
    長期視点ではビジョンや大義名分が絶対に必要。
    そのために同質性から抜け出し、あらゆる人と出会い
    あらゆるペインを受け取ることが今の自分には必要だと感じた。

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    2020年09月18日
  • 事業を創るとはどういうことか――「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事

    Posted by ブクログ

    新しいことをやろうとすると多くの壁に直面する。アイデアの壁、組織の壁、、、、。企業活動を拡大していくには、新規事業は不可欠だ。にもかかわらず、新しいことに拒否反応を示し、否定する人は必ず存在する。こうした人たちによる壁をどのように乗り越えるかが本書のテーマだ。

    本書の特徴は、数字と心の両面を大事にしている点にある。
    SWOT分析やPEST分析で論理的に市場を模索するのも良いだろうが、本書のスタンスとは異なる。「本当にやりたいか?」「何のために誰のためにやるのか?」と熱意と課題意識を求める。ビジョンを打ち上げ、人を巻き込んでいく術まで紹介している。


    ■事業とは、「人が人のために、満たされて

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    2020年01月08日

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