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「三木言葉」の「事業を創るとはどういうことか――「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「三木言葉」の「事業を創るとはどういうことか――「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
新規事業の考え方、初音ミクのクリプトン社の事例を知りたくて通読。
方法論やフレームワークも紹介されるが、著者は「心」を重視している。
事業は結局、人間の営みなので、三方よしで皆が嬉しいことが一番だよね、という理解。
クリプトン社の事例もまさしくなので、腑に落ちた。
(以下、詳細な感想・メモ)
「数字」作りは大前提だが、「事業はプレーヤー間の関係性によって成り立つ」ので、ステークホルダーの関係性こそが真に大事である。
しかし関係性構築は組織によってはとても難しいもの。そんな時に責任者を支えるのが、事業を通して目指す社会の在り方「大義」なので、これを真剣に有することが重要。これもやはり「心」である。
「温度ある経済の環」が本書のキーワードであり、作り手・送り手・受け手それぞれの温度感を高めることが大切である。
具体例として、初音ミクを作ったクリプトン社が挙げられている。同社は初音ミクをリリース後、クリエイターの創作の連鎖を広げるための活動として、「非営利活動ならプラットフォーム上のコンテンツを自由に使ってよい」とする「ピアプロ」をリリース。
これは業界通例の「権利を握りしめるビジネス」とは真逆。しかしこの活動により、初音ミクがクリエイター達により受け入れられ成功した。
このように、作り手かつ受け手であるクリエイターの反応に注視し、彼らのやりたいことを後押ししたことが成功要因であり、これが「温度ある経済の環」作りである。
Posted by ブクログ
新しいことをやろうとすると多くの壁に直面する。アイデアの壁、組織の壁、、、、。企業活動を拡大していくには、新規事業は不可欠だ。にもかかわらず、新しいことに拒否反応を示し、否定する人は必ず存在する。こうした人たちによる壁をどのように乗り越えるかが本書のテーマだ。
本書の特徴は、数字と心の両面を大事にしている点にある。
SWOT分析やPEST分析で論理的に市場を模索するのも良いだろうが、本書のスタンスとは異なる。「本当にやりたいか?」「何のために誰のためにやるのか?」と熱意と課題意識を求める。ビジョンを打ち上げ、人を巻き込んでいく術まで紹介している。
■事業とは、「人が人のために、満たされていないものを満たそうとする試み」です。
■事業開発は組織のあり方を変えること
既存の組織、既存の制度、既存の慣習に人々を縛り付けている鎖がある。そこから抜け出すには、現在の組織のあり方を見つめ直し、新たな組織行動やカルチャーを獲得していかなければならない。
■事業開発を可能にする3つのワークシート
・ビジネスの狙いを整理するコンセプトシート
・事業の主要プレーヤーの要望を整理する温度感マップ
・収益構造とその見通しをまとめるビジネスモデル図
■事業開発3つのフェーズ
・将来ビジョンを描く段階
・実現シナリオを描く段階
・事業を孵化させる段階