大谷真樹のレビュー一覧
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日本の教育に対して抱いていた違和感。日本の教育が変わるとも思えないし、期待しようとも思わない。将来、もし親になったら子供に教えたいと思うことが詰まっていた。
・日本の教育が常識を疑うクリティカルシンキング能力を奪っている。テストで高得点を取り、いい大学に入り、有名な企業に入ることを目標として、自分の人生や社会に疑問を抱かず、洗脳されたまま社会人になっている。このような社会人は、正解のない課題に直面した時に自ら考えて行動することができない。
・社会は不平等だらけで理不尽に溢れている。搾取される側が嫌だったら、自分が資本側にまわれば良い。お金の本質や投資の手法といったお金の勉強が必要。日本の -
Posted by ブクログ
ネタバレ海外の大学院進学を考えたいと思って何冊か借りたうちの一冊。
著者はマクロミルの創業者。
2019年出版なので状況はさらに変わっている前提で読む必要がある。
日本の経済発展の低下とその背景にある教育制度、その影響を受けた日本人の環境適応力の無さに著者の怒りにも近い強い想いが終始感じられる。
ビジョナリーシンキングは初めて知った。楽観的に構想し、悲観的に計画するらしい。
著者が開校し学院長を務めるインフィニティ国際学院の学費は500万!ただ、海外の世界を自分の目で見て実際に学ぶためにかかる費用ならこんなもんなのかもしれない。
インターナショナルスクール、IBのカリキュラムが最先端なわけでは -
Posted by ブクログ
リベラルアーツへの教育の必要性を理解した。
日本の教育はもはや世界から大きく遅れをとっている。世界大学ランキングに日本の大学は ランキング上位には位置していない。
グローバル社会を生き抜くために、こらからの世代は特に海外進学も視野に入れた教育を考えていく必要があると感じた。
読解力 理解力 傾聴力 発信力
詰め込み式の受験勉強に高校の3年間、時間を費やすのは惜しい。人生の多感なゴールデンタイムの期間だと筆者は述べている。
初等教育こそ先進国には引けをとらないが、その後の進路は慎重に組み立てる必要があることを学んだ。
英語は特に使用できる道具として準備をしっかり子供には施したい。
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Posted by ブクログ
日本の教育のあり方に改めて危機感を覚えた。しかし、いままさに待ったなしの子どもの教育を考えると、海外教育に活路を見出す他ないのか…?日本で現行の教育を受けながらの解決策がしめしているわけでもなく、やや絶望感を感じてしまう。でもこれが現実…。
◆日本はもう先進国ではない
◆ミネルバ大学では90分授業のうち教授の発言時間は最大10分。連続発言は4分以下。その他は学生同士のディスカッションに充てられる。
◆ルールを守らせる日本。しかし、クリティカルかつクリエイティブさを阻害する要因に。常識を疑うことがそれらの能力を鍛える。
◆ダイバーシティへの理解
◆日本は失敗を恐れ隠蔽しがち。ビジネスにおいて失