リップシャッツ信元夏代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
プレゼンやスピーチをする上で大事なエッセンスをぎゅっと凝縮したような良書でした。どうしたら顧客を惹きつけ、行動させられるのか?構成やDeliveryまで含めて丁寧にわかりやすく解説されていました。
メモ
・失敗談こそ語れ: 興味が惹かれる、同調できるストーリーになるから 4F=Failure, Frustration, First, Flaw
・スピーチやプレゼンのゴールは相手を動かすこと: ロゴス(論理)とパトス(共感)が必要
・パトスを動かすためには聞き手との共通点を見つける、聞き手が最終的にどう行動してほしいのか?
・ポイントはストーリーで魅せる
・7秒で惹きつけるには?
①いきなりス -
Posted by ブクログ
ネタバレプレゼンテーションの本質を極めるための素晴らしい指南書に出会えた喜びで胸が躍ります。この本は、単なるテクニックの羅列ではなく、人の心を動かすための深い洞察に満ちています。
私たちは誰もが、自分の想いを相手に届けたいと願っています。この本は、その願いを実現するための明確な道筋を示してくれます。特に心を打たれたのは、プレゼンテーションの核となる「情熱」の重要性です。自分自身が心から感動できる内容でなければ、聴衆の心も動かせないという真理に、深くうなずかされました[6]。
## 心を動かす3つの要素
- 感情に訴える:聴衆の心に響く言葉選び
- 目新しさを出す:知的好奇心を刺激する展開
- 記憶 -
Posted by ブクログ
ネタバレスピーチの真骨頂はそぎ落とすこと。その過程において、自分が本当に伝えたいメッセージを見出すという作業。
何が一番伝えたいことなのかを考え抜いて、そのたった一つのメッセージが聞き手に伝わるために必要な情報のみを伝える。
スピーチ後に聴衆全員が「あなたのスピーチはXXだったわね」と同じコメントをするような明確さが必要。
メッセージは相手に解釈の余地を与えてしまうと誤解を招く。
聞き手を主役にしてあげる→聞き手が当事者意識をもつようになる
相手にとって魅力的な未来予想図を見せることができたら、聞き手の態度は変わる(行動に移る)
自分にしか語れないストーリー、体験談、知識はなにか?
自分らしい語 -
Posted by ブクログ
Twitterなど仕事で情報発信する機会が増えてきたので、伝わりやすい表現を学びたくて拝読。
(私は文章メインなので、ポイントをかいつまんで読みました。)
正直、日本の素敵なコピーや文章に比べると、あまりいいなぁとグッとくるワンビックメッセージはなかったけれど。(高コンテクストな自分の好みの問題)
情報整理のプロセスはとても参考になった。
・伝えたいことはひとつに絞る
・聞き手視点で、相手を主役にする
・聞き手のメリットは?
・ストーリーの構成
(人間は最初にパトスで心が動くと、「聴く心と耳」が開いて、前向きに聞いてみようという気になります。心の扉を開かせて、そこにロゴスな理由を持って来 -
Posted by ブクログ
20字にメッセージを絞り込む。アメリカのプロスピーカーが、削ぎ落とされた短い言葉で「伝えたいことを、どんな相手にも伝える」方法を解説した書籍。
伝えたいことを「20字で語る」。その方法を「ブレイクスルーメソッド」という。主な基本ルールは、次の通り。
①伝えることは1つに絞る:
言いたいことを20字の「One Big Message」に絞り込む。
②自分の視点で語らない:
プレゼンでも講演でも、主役は「聞き手」。だから話は「聞き手視点」で組み立てる。
③できるだけ簡単に話す:
漠然とした情報では相手に伝わらない。「簡単・簡潔・簡明」に話すことが重要だ。
④未来予想図を売れ:
人が心惹かれ