伊是名夏子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なぜか読後温かい気持ちになれる本。
それは伊是名さんが前向きでなんでもやってみよう、とする性格だからなのか。
障害があっても、
というのはよく聞くフレーズだけれども、
伊是名さんのように、周りの人に大切にされてきたからこそ、自分も大切にできるのだと思った。
またいつか読み返したい本!
・私が育った環境、「褒めてもらえること」「信頼できる大人がいること」「地域のあちらこちらに受け皿があること」は、どんな子供にとっても大切なことで、自分の子育てで大事にしたいところだと気づいたのです。p.67
・だからこそ場所を決めるときに「どこでもいい」ではなく、自分の行きたいところや、やりたいこと -
Posted by ブクログ
障害者とその家族は不便を感じてもしょうがないみたいな今の社会にもどかしさを感じた。
自分ではさほど差別意識は持っていないつもりでいるが、他人事のように思っていたり、どうしても一線を引いてしまっている部分があると思う。
障害者と健常者とを線引きするのではなく、個々の人間としてそれぞれが社会の役に立つ方法を考えていかなくてはいけないと感じた。
今後、様々な制度を見直していく必要があると思うが、まずは伊是名さんのように、どういう生活をしているかをもっとたくさんの人が発信して、それを共有していくことが大事なのかなと思う。
もう少し助け合うことが当たり前になる世の中になってほしい。