山本俊亮のレビュー一覧

  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

    購入済み

    三幕構成の指南書

    映画の脚本に関しての指南書です。
    主に三幕構成についてを紹介しており、映画のみならず、小説等にも適用可能かと思います。
    とにかく構成の基礎を知りたいという方におすすめでしょうか。多少くどいと言いますか、同じ話を何度も繰り返す部分もありますが、大事なことは学べるように感じます。
    うまく書けない場合に対する励ましのようなメッセージもあり、創作への心構えも一部載せられています。それらも参考になるでしょう。

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    2019年11月17日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    脚本を書くつもりがなくても、これを読むことで脚本家の仕事が理解できるようになる。また、今までより深く映画を観ることができるようになると思う。

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    2019年09月22日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    とても明解で、ユーモアと読者への励ましがあって、これは名著と思う。「ハリウッド3幕方式」について分かった。重要なことが率直に、いくつも書かれている。

    脚本を書く前に考えるべきこと。
    1.エンディング
    2.オープニング
    3プロットポイント1
    4.プロットポイント2
    しかも、この順番で。

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    2019年06月30日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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     脚本術、と銘打っているけれども、小説の創作にも使えますね。新人賞の講評なんかでもさらっと「三幕構成」とか当たり前の用語みたいに出てくるときがあるんですけど、その三幕構成を理論化した名著です。

     豊富な実例を挙げつつ、丁寧に物語の構成を組み上げていく方法を示してくれます。具体的な目安を教えてくれつつも、「でも規則にがんじがらめにするんじゃなくていいんだよ」ということも伝えてくれるあたり、柔軟性があります。「こういうケースもある」というのを具体的に挙げてくれたり、「こういうことでパニックになる人もいるけれど、大丈夫」ということを教えてくれるので、がちがちに型にはめられずに学んでいけるのがすごく

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    2018年12月12日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    とにかく有名なので読んでみた。
    前から持っていた「別冊宝島 シナリオ入門」の元になった本だけあって、書いてある内容は大体知っていたもの。
    ただ、実際の映画を例に説明してくれるのは、わかりやすくて良かった。
    名著と言われるだけあって実用性抜群だと思う。

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    2017年06月21日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    知っていることもあったが、繰り返し読むと本質(に近い部分)を掴める、というのがわかった。
    あとは実践だけ……

    主題、登場人物、展開とどうしてそうするのか「選択」をし、それには「責任」が伴う、というのがよかった。

    また、小説とシナリオの違いも興味深かった。

    良質な映画も多く紹介されているので、それもいいかも。

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    2016年03月31日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    脚本の書き方のクラシックらしいです。一人で文章を書くむずかしさとか、すごい。あとパートナーと合作の時に気を付けること。とか。大変勉強になりました。

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    2014年11月01日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    アイデアを具体化し、ドラマにするためには、主題(テーマ)が必要である。主題とは、アクション(行動)とキャラクターを意味する

    アクションとは、どんな行動に関するストーリーであるのか
    キャラクターとは、誰に関するストーリーなのか

    主題
    アクション 身体/感情
    キャラクター 必要性の決定/アクションこそキャラクター

    アクションとキャラクターに関して、一、二行にまとめて書いてみる

    人生とは、アクション(行動)からなり、その終わりもまたアクション(行動)の一形態であり、質の変化ではない(アリストテレス「詩学」)

    全ての主要登場人物は、強烈なドラマ上の欲求も持っている
    ドラマ上の欲求とは、脚本の

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    2011年10月09日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    ネタバレ

    かつて別冊宝島で出たものしか翻訳ものがないといわれていたシド・フィールドの著作。自分としては外国人が書いたものとしては「クリエイティブ脚本術」「ハリウッド・リライティング・バイブル」に次ぐシナリオ指南書。個人的にはペキンパーとの交流が話しとして興味深かった。

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    2011年01月21日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    ネタバレ

    ■第1章 映画脚本とはなにか
     形や、構成をよく知るためには、できるだけ多くの脚本を読むべきである。出版されている脚本も多く、書店にいけば置いてあるだろうし、ネットでも注文できる。今ならウェブ上に無料で置いてあることもあるだろうし、中にはお金を払わなければならないものもあるだろう。
     私は、生徒には『チャイナタウン』『ネットワーク』(バディ・チャイフスキー)『アメリカン・ビューティー』『ショーシャンクの空に』(フランク・ダラボン)『サイドウェイ』(アレキサンダー・ペイン、ジム・テイラー)『マトリックス』『アニー・ホール』『ロード・オブ・ザ・リング』を読み、勉強させている。
     これらの脚本はすぐ

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    2024年09月06日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    ハリウッドの脚本家が描かれた、作劇術の本です
    有名な3幕構成についてよく書かれています

    状況設定、葛藤、エピローグみたいに脚本は3分割できて、計120ページくらいでまとめれるそうです
    人物の練り方は、ドラマ上の欲求というものが大切だそうです
    とにかく出だしを面白くしないといけないらしく、最初の10ページで絵的に映えて心を掴まないといけないポイントがあるそうです
    インサイディングポイントだったか何かだったと思います
    そして中盤で話の転換点、ターニングポイントが来るそうです

    例に挙げられるベストセラー映画があまり分からなかったので、著者の意見が伝わりにくいところもありましたが、何となく重要なこ

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    2024年08月31日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    映画の脚本術について書かれた本です。おそらくこの業界ではバイブル的な本ではないかと思います。物語を3つに分ける三幕構成を骨子に第一幕から第二幕へ以降するタイミングをプロットポイントⅠ、第二幕から第三幕へのそれをプロットポイントⅡと呼んでいます。それぞれの幕でも発端、中盤、結末の3つに分けて考えて物語を構築しています。こうしたフレームワークを本書ではパラダイムと呼び、数々の名作を例に出して説明しています。脚本を作るうえで優れたフレームワークだと思います。勉強になりました。

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    2018年11月25日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    映画の楽しみ方に新しい視点を持てた。
    さほど小難しくもなく、目からウロコなハウツーでもないので、理論が純粋に鑑賞して楽しむことを邪魔することもない。

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    2017年06月21日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    check the scenarios:'China Town','the Shawshank Redemption' and 'matrix' then wright, check and rewright. i can't stand!

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    2017年03月07日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    システム化・マニュアル化、アメリカのお家芸が存分に発揮される。ただし本書は巻末にもある通り、How-toではなく、構造を分析・解説するWhat-toと称している。日本は「見て覚えろ」「自分で盗め」から脱却できているのだろうか。そして山ほどのネタバレ。

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    2016年05月20日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    よい映画の脚本には決まったパターンがある。
    この本では、著名な作品を例示しながら、脚本のパターンを一般化。
    2時間という決められた時間で、映像によってストーリーを伝えるには、
    描かれている構造、手順は確かに効果的だろう。

    もちろん、本書にも書いているとおり、
    このとおりにやっても決してよいストーリーが作れるようになるわけでなく、
    結局は地道に考えて、書き続けるしかない。
    脚本を書くことは、学びであり、人として成長する道である。

    選んで読んでいるわけではないが、最近こういう
    「日々是修業」っぽい本によく出会う。

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    2013年05月06日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    ネタバレ

     映画好きならたまらないんじゃないだろうか。
     あまり映画を見ないけれど、著者の映画への愛情と脚本を書き続けた経験から述べられるいくつかのことを興味深く読むことが出来た。

     映画は尺が決まっているから、エンディングに向けて物語を進めて行かねばならないこと。小説や戯曲とは異なること。
     今後映画見るときには構成まで気にしつつ見よう、と思わせる。

     チャイナタウン、テルマ&ルイーズ、アメリカンビューティを見たくなった。
     映画好きならばオススメ。
    再読のテスト
     映画好きならたまらないんじゃないだろうか。
     あまり映画を見ないけれど、著者の映画への愛情と脚本を書き続けた経験から述べられるいくつ

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    2011年03月22日
  • 映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと

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    2009
    脚本術についての書かれていて、そんな体裁はとってないが、所謂「ハウツー本」と言える。参考になる部分は多く、普段映画を観ているときに、たしかにそのシークエンスが重要なのだが、なぜ重要かと問われると困ることが多々あるが、それを「プロットポイント」と名付けられると、ああそうか、と頷いてしまう。映画のパラダイム(構造)についての記述が最も勉強になった。あとは実際の映画(たとえば『チャイナタウン』)を元に分析される。著者がアリストテレスだのニュートンだのジョイスだの、偉い人たちの偉そうな台詞をいちいち引用してインテリぶっているのが若干気に食わない。

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    2010年10月29日