レティシアコロンバニのレビュー一覧

  • あなたの教室

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    ネタバレ

    『三つ編み』に出てくる少女が重要なカギとなる小説。
    主人公のレナはある理由でインドへ1ヵ月ほど滞在することになるが、その少女に助けられ、恩返しとして英語を教えることになる。そこから文化や言語の壁を乗り越えて仲間も集めて学校を立てることになるが、様々な試練が待ち受ける。
    三つ編みと同様女性に対する差別や格差について言及する描写が多く、インドでの状況を細かく知ることができる。主人公が女性を守る集団リーダーであるプリーティに会うことになるが、本当に存在するのであればインドも少し変わってきているのだなと思った。インドならではの風習で女性が若くして結婚させられたり、女性の教育は必要ないといった固定概念が強くあることがよくわかった。
    少し話の展開が遅かったが、とても読みやすい文章と描写が特徴だと感じる。
    違う文化の環境の中で、周りの人の固定概念を変えることの難しさや自分の決断によって巻き起こる事件に永遠に繰り返されてしまう負の連鎖にうんざりしてしまうことが多いのでないかと感じた。NGOやボランティアで全ての貧困や教育の問題が解決できないもどかしさがあるのでメンタルやモチベーションを維持するのはとても難しいと感じた。

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    2022年12月19日
  • あなたの教室

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    「三つ編み」が良かったので、レティシアさんの本を読んでみたいと思った。
    インドは世界最大の児童労働市場。
    他にも、不可触民のような階級の問題、女性差別、児童労働、児童婚など、問題が多数あるように感じる。
    フランス人は、衝撃を受けると思う。
    レナを応援したい。
    あとがきも良い。
    SDGsのコーナーに置きたい本。
    (たくさん含まれている)

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    2022年11月15日
  • あなたの教室

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    フランス人教師のレナは、ある出来事が原因で教師を辞め、気分転換のためインドを訪れていた。そこで彼女を襲った悲劇から救ってくれた少女と、レッド・ブリゲイドと名乗る集団を率いるリーダーと知り合う。2人はインドにおけるカースト最下位の〈不可触民〉だった……。
    『三つ編み』のあの子も登場し、不可触民の女性として生まれた悲劇が描かれる。どんな環境にあっても明るく元気で学習意欲が旺盛な子供たちの姿がいじらしい。

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    2022年09月29日
  • 彼女たちの部屋

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    ネタバレ

    その時の姿形で目の前の人を判断しがちだけど、人間一人一人に目には見えない物語があることを思い出させてくれた。

    ソレーヌが立ち直ってゆく様子も良かったな。


    『傷ついた者の魅力、倒れ、再起した者が持つ魅力がある。』

    この一文が好き。

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    2021年12月19日
  • 彼女たちの部屋

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    敏腕弁護士のソレーヌは、敗訴したクライアントが見の前で飛び降り自殺をしたことから神経を病んてましまい、弁護士事務所を休職している。医師の勧めで、女性の保護施設でボワンティアとして代書人をすることになる。エリートとして自信満々だったソレーヌからは想像もしていなかった最下層の女性たち。それぞれの辛い過去からの自立を目指す彼女たちと触れ合うことで、ソレーヌ自身も自分を取り戻していく。

    この施設を1925年に女性の保護施設にした救世軍の女性の顛末が、現代のストーリーの間に挟まれているが、二つの物語を並べる効果があまり感じられない。現代の彼女たちだけでも良かったのではないか?

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    2021年07月08日