南信長のレビュー一覧

  • 1979年の奇跡 ガンダム、YMO、村上春樹

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    副題にガンダムの放送、YMOのデビュー、
    村上春樹の登場が1979年であるとされて
    います。

    それ以外にもインベーダーゲームの流行
    や、ウォークマンの発売、宮崎駿監督の
    劇場第1作作品「ルパン三世カリオスト
    ロの城」の公開など、今でも「ああ、あ
    れね」と、誰もが知るエンターテイメン
    トが生まれた年なのです。

    まさしくポップカルチャーの歴史を語る
    上で、奇跡的は年が1979年なのです。

    そんなバブル景気前の日本国が「若かっ
    た」時代を語る一冊です。

    ちなみに前年の1978年12月31日のNHK
    紅白歌合戦の視聴率は何と72.2%だった
    とか。

    す、凄すぎる。

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    2020年09月30日
  • 1979年の奇跡 ガンダム、YMO、村上春樹

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    【「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われて舞い上がり,パックツアーで買い物をしまくる大人たちと違って,お金もなく自動車も持たないが体力や好奇心だけはある若者たちにとっては「街を歩く」ことこそが,ある意味,特権的行為でもあったのだ】(文中より引用)

    ガンダムの放映が開始され,ウォークマンによって音楽が身近な存在となり,村上春樹が文学界に新風を巻き起こす……。時代の移り変わりと共に新たな文化が百花繚乱に咲き誇った1979年を取り上げ,その間に流行した文化模様を記録した作品です。著者は,マンガ解説者として活躍されている南信長。

    読書中に,「へぇー,これも1979年だったんだぁ」という感想を何度

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    2019年07月15日
  • 1979年の奇跡 ガンダム、YMO、村上春樹

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    ガンダム、YMO、村上春樹って考えるとたしかに1979年ってすごい年だな。章タイトルだけ見てもすごく刺激的。第1章ガンダムと大友克洋、第2章YMOとウォークマン、第3章村上春樹と「江夏の21球」、第4章角川映画と情報誌、第5章『ジャパン アズ ナンバーワン』と『地球の歩き方』。第1章が特に面白かった。大友克洋さんの影響力ってばすごすぎるね。当時江川の件でなんだか世の中が騒いでいた記憶がうっすらとあって、裏事情が書かれていてなるほどという感じ。章末のまとめの表は助かる。

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    2025年07月05日
  • 1979年の奇跡 ガンダム、YMO、村上春樹

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    ネタバレ

     ガンダムと漫画のところが特に熱くて面白い。YMOもよかった。考えてみると『増殖』などほとんど聴いてないアルバムもある。79年はオレが10歳で、記憶が確かになり始めな年代かもしれない。それより前はもっとぼんやりしているような気がする。それより、最近ここ10年くらいがますますぼんやりして来ていて、こうしてどんどんボケていって、昔の話しかしなくなってしまうのだろう。悲しいことだ。

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    2019年05月18日
  • もにゅキャラ巡礼

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    <目次>
    はじめに
    第1章  すべては手塚治虫から始まった
    第2章  「杉並区vs練馬区」アニメ聖地バトル
    第3章  下町もみゅキャラ密集地帯
    第4章  故郷にもにゅキャラを飾る
    第5章  縁あってその場所に建つ
    第6章  なぜその場所にそのキャラが⁈
    第7章  着ぐるみもにゅキャラ化のリアリティとは?
    第8章  巨大ロボット1/1もにゅキャラ対決!

    <内容>
    銅像やFRP像で作られたアニメキャラ、映画キャラ、マンガキャラ=「もにゅキャラ」と称し、大学准教授とマンガ読みのプロが巡礼した記録。週刊SPA!連載の集大成。
    大変面白く、また感心し興味深く読んだ。楠見氏の観察力や関心の深さ、南氏の知

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    2017年03月19日
  • 1979年の奇跡 ガンダム、YMO、村上春樹

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    1979年を中心とした当時のポップカルチャーとともに時代を振り返るという企画。

    私自身は幼少期に当たるため当時の記憶は全くないが、今でも根強くファンに支持されているコンテンツの多くがこの年に産声を上げたことを知り、嬉しい気持ちになった。

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    2019年05月01日