ジョン・C・ボーグルのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
山崎元さんの推薦のため、手に取る。
「足るを知る」
p145: 組織とは、人間が思いやりをもって丹念に育てていくものだ。つまづきや間違いがあったとしても、思いやりが失われてはならない。その責務は、組織のために働く人、組織を所有する人、組織を役立てる人、組織を統治する人など、あらゆる人たちが負わなくてはならない。責任ある人はだれしも、人生でめぐりあう組織に対して思いやりの心をもたなくてはならない。(MIT学長 ハワード・ジョンソン)
P211: 自分のことを恵まれていると思えるのは、スコットランド的な倹約精神、十分な報酬、余った金は毎年貯金するという性癖、課税されずに複利で運用できるという数学的 -
Posted by ブクログ
資産運用方針についての本です。
投資信託を始めるのであれば、読む価値は大いにあります。
↓↓↓
・株式市場ではインデックスファンドを推奨する
・仮に投資信託のパフォーマンスが平均以上であったとしても、長期的には、10年〜20年単位では、平均へ回帰する
・投資信託で市場平均を上回るという事は、他の投資家の利益を食べている事になる。つまりゼロサムゲームである
・税金を差し引くと、マイナスサムゲームとなる
・市場平均を50年に亘って上回る確率は、およそ2%と見積もって良い
・株式市場は、短期的にはコストの問題で敗者のゲームだが、長期的には複利の奇跡で勝者のゲームとなる
・債券についても、インデッ -
Posted by ブクログ
つまり手数料のなるべく低い市場を丸ごと保有するようなインデックスファンドを長期運用しよう。それが万人にとっての最適解。ということ。
インデックス投資についてこれでもかというぐらいにデータを使って細かく説明してくれている。
インデックス投資を腹落ちさせるにはいいと思う。
ただ難しい専門用語がたくさんあるから読みにくい。
投資についてある程度の知識が無いと読むのは困難だと感じた。
ただ言っていることはシンプルでとにかくコストコストコストコストコストこれを徹底的に抑えて投資しろということ。
「何もするな、じっとしていろ」これを実践していきたい。
ありがとうございました。