壬生一郎のレビュー一覧

  • 信長の庶子 四 関ヶ原夜話

    安定して面白い、そして熱量

    織田信長の長男、といえば、本能寺の変の直後に横死してした悲劇の武将、織田信忠。
    しかし、実はごくごく一部の史料にのみ『織田信正』という幻の信長の長男の名が残っています。
    その、“一部の史料にのみ名を残し歴史から消えた幻の長男”が、もし生まれていたら・・・
    その信正が、実は歴史を変えるようなとんでもない力を秘めていたら・・・
    そんなIFと、そして転生要素を組み合わせた物語です。
    (転生要素がどう絡むのか、詳細はネタバレになるので、これはぜひ読んでみてください)
    キャラクターがそれぞれ魅力的で面白く、そしてまるで著者に作中の信正が降臨したような、とんでもない熱量がこもっています。

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    2020年06月16日
  • 信長の庶子 一 清洲同盟と狐の子

    購入済み

    面白いけど

    面白いことは面白いけど、読む程よくある「なろう」のいいとこ取りって感じがしちゃう。
    そうならないような工夫もあるんだけど、じゃあよくある「なろう」から抜けてるかと言えばそれ程でも無い。
    地の文章は上手くて読みやすく、作品としては面白い。

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    2020年08月09日
  • 信長の庶子 一 清洲同盟と狐の子

    Pao

    購入済み

    歴史好きにはいいのかもしれませ

    すいません。数ページしか読めませんでした。
    色々設定があって内容に入る前の知識が必要となるのについていけなかったのと、事実と架空の境界線が曖昧なところがチョット私には受け入れられず読み進められませんでした。
     初めの方にある地図の清須城の位置は稲葉山城(岐阜城)の真南あたりのはずなので直した方が良いかと思います。城の名前も時代に合わせるとなお良いかとも思います

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    2025年01月02日
  • 信長の庶子 一 清洲同盟と狐の子

    購入済み

    面白いけれども

    史実に見え隠れしている織田帯刀信正を主人公にした作品である。ほとんど記録が残っていないということは逆に小説家にとって 自由にいろいろな事が書けるという 大きなメリットがある。本作品もその長所を生かして結構奔放に話を飛躍させている。とはいうものの銭の話 永楽通宝の話など、無理筋と思える展開も各所にある。

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    2024年09月03日