音部大輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・競合を考える時はベネフィットから考えよう
・有限な財布時間胃袋を奪い合う
・市場を定義する属性の重要度や順位は変化しその変化が市場の再創造をもたらしている
┗洗剤の例
・マーケティングは価値創造、ブランドは意味
・マーケティング費用5-15%
・一貫したメッセージで記憶を残す
・市場とはすなわち競合である
・ファネルではなくエレベーター方式で考えろ!
┗目標にすべき再購入者を基準にそれぞれのタイミングで必要な顧客数を考える
・戦略とは目的達成のための資源利用の指針
・自社の弱点も資源として見直す
・社内で提案する時は、提案先の上司がなんて言いそうか、どんな質問をされそうか先に考えておくことで -
Posted by ブクログ
マーケティングに対して感覚的に向き合ってきた人にもワードの暗記ではなく本質的な意味合いで説明してくれる本。ブランドとは意味であることを理解したうえで、深いブランド論発展へのきっかけになる本。
メモ
・映画の競合は野球観戦。時間を奪うもの。携帯電話が高校生に普及しはじめたときの競合はカラオケ。社交わとる場としてカラオケから携帯電話へ移行が走った。
・いい大統領は毎回定義がかわる。今の大統領への不満が強まったとき、いい、の定義がかわり大統領交代などにつながる。
・属性の順位転換ができることが競争につながる。
・ブランディングはブランドの意味の確立が必須。商品=製品➕ブランド
・ペルソナはブランド -
Posted by ブクログ
全てのマーケティング活動には「達成すべき目的」があり、使える「資源は有限」です。そこで、資源を有効に使うための指針が必要です。この指針が「戦略」です。戦略は「重要な」「長期的な」「計画的な」などの言い換えや、高尚な雰囲気を出すために曖昧なまま使われたりしますが、「目的達成のための資源利用の指針である」と定義づけられます。戦略というと難しそうに思えますが、その構成要素は前述の通り、「目的と資源」の2点だけです。戦略を明確にしておくことで、計画をうまく立案しやすくなるだけでなく、正しい意思決定も示唆してくれると思います。
実際に戦略を開発する際には、①目的の再解釈、②資源の解釈、③資源の優勢を -
Posted by ブクログ
マーケティングの基本概念であるSTP、4Pと言ったものではなく、実務でマーケティングを考える上で必要なことは何かを教えられるような本であった。読み応えはあまりない。
学びとなったのは、
・視点を変えれば市場も変わり、競合も変わる
例:ネクタイは万年筆の競合、ギフト市場
・優位に立っている属性の順位を変えて市場を作り、優位に立てる
・上司なら何を言いそうか?上司ならどう考えるか?という視点を持つことで違う側面が見えて来る、この視点を持つことで視座を高められると思った
・人は人に興味があり、他者との関係性の中でモノやサービスを選択している、そこで受けている影響やその人の背景を考えることが重要、人 -
Posted by ブクログ
意外と馴染めなかった。
新市場を創造するから競合はいない、と考えるとこのような競争関係を見誤ってしまう。こうした潜在的な競争相手を「ソース・オブ・ビジネス」と呼ぶが、不明確なままでは効果的な競合対策を立案しにくい。反対に、もし分かっていれば、効果的に対応策を用意できるだろう。
マーケティングとは市場創造。最も重要な役割は属性の順位を転換して「いい〇〇」を定義すること。
ブランドとは意味。ブランドとは意味であり、ブランディングは意味づくり。その過程で重要なのはパーセプション、つまり認識や知覚。市場創造もブランディングも認識管理が必要。
戦略とは、「目的達成のための資源利用の指針