吉野太喜のレビュー一覧

  • 平成の通信簿 106のデータでみる30年
     データを用いて「平成」における変遷を記した本書。

     著者の言う通り、本書を読むと総体として世界及び日本は良くなっている。昔が良かった、というのはデータを基にすればある種の嘘か、ノスタルジィ(郷愁)。

     一例をあげれば、環境問題(オゾンホール等)は確実に縮小の方向になっている。それを考えれば、人...続きを読む
  • 平成の通信簿 106のデータでみる30年
     様々な統計データで平成の30年を見ていくという趣旨。上位にある方が好ましい統計のうち、ほとんどのデータで日本が下位になっている残念な実態。最近日本の問題点にばかりフォーカスを当てた本ばかり読んでいたので、きっと良い部分はどこかにあるはずなのに、触れられていないのが残念。1〜2割くらいは良いところに...続きを読む