エリーサベトノウルベックのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
不在とは、存在を否定するものではない。血の繋がる親子であれば、なおのこと。互いがそこに不在であろうと、それぞれの心の中にそれぞれが常に存在を続ける。
20年前、当時一歳の娘アリスが、ビーチで行方不明となった。母親のステラは、それからの人生を、娘から眼を話したことへの悔いと罪悪感を心に負って生きることになった。その時の夫とは離婚し、新しい夫との間に新しい息子を産み、育て、新しい別の人生を送っている。仕事は心理カウンセラー。ある日、イサベルと名乗る学生が彼女の勤務するクリニックを訪ねてきた。その瞬間に、ステラはイサベルが自分の娘アリスだと確信する。しかしイサベルには、ダーラナ地方に住むシャス -
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ネタバレ心理カウンセラーのステラ。
20年前、海辺のリゾート地で少し目を離した隙に娘アリスが行方不明に。
ある日、父を失ったことをきっかけに不眠症に悩まされていると、一人の娘がカウンセリングに訪れる。
娘はイサベルと名のるが、一目見た瞬間にアリスであることを確信する。
偶然なのか、何か企みがあってのことなのか、そもそも彼女は本当にアリスなのか。
その日からイサベルの正体を探ることに囚われるステラ。
幼い頃から抑圧され統制された生活を余儀なくされたため、自信のない学生生活を送りながらも次第に自立に目覚めるイサベル。
イサベルからの惜しみない無償の愛情を要求し、ステラとのカウンセリングに難色を示す、イ