泣いてしまった。
なんでこうも悲しい気持ちになるんだろう。主人公の葛藤しながら周りには笑顔で振る舞う感じとか、段々運命を受け入れていく感じがとても辛かった。おそらく、登場人物の行動から彼らがそのとき本心どう思っているのかを、想像してしまうからかもしれない。
終わりが見えるからこそ大切なものを大切だと思えたり、思いを行動に移せたりするのはあると思う。しかし、日頃から大切な人には言葉で気持ちを伝えなくてはならないとも思わされた。
文章で織りなす世界が綺麗。とても読みやすくて、すらすらと読み終えてしまった。