遠藤由実子のレビュー一覧
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大人も楽しめる爽やかな児童書。無駄な会話がないからか、一つ一つの台詞に重みがあって、いつまでも胸に残る。妖しい雰囲気や和文化の瑞々しさ、香りが伝わってくる文章だった。Posted by ブクログ
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子どもにしか視えない「うつせみ屋」に浮世絵師の祖父との約束で訪れた主人公の鈴。
妖怪、白い狐、浮世絵から消えた絵の謎の妖しが楽しく、新たな友情と一歩踏み出す勇気にも元気を貰える。
ちょうど夏から秋に向かう今の時期に読むのにぴったりな物語。Posted by ブクログ -
間違って買ってしまった…面白くなかったら直ぐに売る…
読み始めたら、一気に読みきってしまいました
面白くなかったら、直ぐに転売と思っていましたが、面白かったですし、良くできた作品だと思います
なんか、優等生の作品という感じですかね…
Posted by ブクログ -
目に見えなくても確かにあるもの。
それによって繋がれるもののためにも、忘れないようにしたいね。
道草無しのシンプルイズベストなファンタジー(^^)
8月を良い気分で締めくくれる佳作でした。
本作がデビュー作とのことで、続編含め今後も楽しみです。Posted by ブクログ -
子供の頃にしか見えない世界はあるのかもしれない。
八百万の神様がいる日本で描かれた絵が動いても有り。
想いが込められて作られた、大切にされてきたものに魂が宿るのも有り。
人の心のあり方が反映されているのだと考えるのならば、嘘でも偽りでもない。
隣に在るかもしれない世界の入り口=浮世絵なのが面白かった...続きを読むPosted by ブクログ