辺慧のレビュー一覧

  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    難読書 やっと一読できました 見慣れない中国企業名、わかったようでわかっていなかった金融用語、そして、IT用語。加えて、箇条書きの改行をとって一文につめこんだような、凝縮された各ページ。要所で、用語を調べるために、何度もスマホに打ち込んでいました。

    恐るべき中国金融のテックフィン(アリババはフィン...続きを読む
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    アリババの決済部門を担うアントフィナンシャルの立ち上げから現在に至るまでを詳細に解説した本。

    独身の日における凄まじい量の決済データをクリアするため、OSやデータベースソフトまで自前で作り出してしまうパワーは今の日本企業に無いものです。

    企業が歩んできた事実を中核メンバー1人ひとりの個性も絡めて...続きを読む
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    アリペイを提供するアントフィナンシャルの本。
    あまり日本では知られてない・報道されてない内容に思う。

    圧倒的に先をいっている。
    テックフィン企業。
    小さなところへの集中。
    信用。
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    結構、ボリューミーな一冊。アントの中核事業である信用部門のビジョン・ミッションが「信用の空白を埋めるということが芝間信用の役割」であることが良く分か。同社が個人情報保護のSIOも取得していたことを知らなかった。意味不明な理由で中国叩きをする人にこうしたChina Digitalの側面を知ってほしい。
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    技術後進国がイノベーションによって一気に技術立国になることがある。レガシーのジレンマがなく最新技術をフル活用できるからだ。アントフィナンシャルの躍進はまさにそれであろう。本書で描かれる蟻たちの集合体は世界最先端の金融エコシステムであり、農村金融のようにテクノロジーで裾野まで拾い上げる様はこれまで金融...続きを読む
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    廉薇、辺慧、蘇向輝、曹鵬程著、永井麻生子訳『アントフィナンシャル 1匹のアリがつくる新金融エコシステム』(みすず書房、2019年)はアリババ・グループの金融関連会社「アントフィナンシャル」を取り上げた書籍である。アントフィナンシャルはキャッシュレス化など中国の金融を大きく変えている。
    アントフィナン...続きを読む
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    ・アントフォーチュン
    ・芝麻信用
    ・保険の内容

    などなど、実際にあまり知られていない部分がよくまとまっていた。やっぱり、若いうちは早めに中国か東南アジアの成長領域にいかないとってほんとに思った。
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    アリババグループが率いるアント・フィナンシャルの事業については、信用評価サービス「ジーマ・クレジット」が取りざたされることが多い。しかし、最初期の金融サービスである決済の「アリペイ」を始めとして、様々な金融領域に拡大した彼らの事業について、なかなか全貌をつかむのは難しい。本書は、北京大学のデジタル金...続きを読む
  • アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム
    まず書籍としての品質が高い。調査して、正しく書籍として書かれている印象を受ける。アメリカのバスワード一発なワイヤードな感じの書籍より数倍情報量があり、読み応えがある。また、途中のエピソードで、squareに学びに行って学びが何もなかったと言うものがあるけれど、その通り、ファイナンス分野で、グラミンの...続きを読む