有冬典子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本のタイトルが素敵。職場で女性がリーダーになっていく課程が小説仕立てで描かれている。
ピンク表紙じゃなかったらもっと売れていたと思う名著。
○リーダーシップと成長の4段階
・リーダーシップとは影響力(周囲を巻き込んでリードする)のことであり、4つの成長段階が存在する。
・他者への影響力を考えることはよくあるが、リーダーシップを育てるのであれば、自分の影響力の成長をリードすると考える。自分の影響力の起点に自覚的になることが肝要。
・「自分らしいリーダーシップ」には、人として成熟することも必要不可欠。人間的成熟とは視野の広さ、知識の幅である。
第一段階「エゴリーダー」
・他者のことは、自己の欲 -
Posted by ブクログ
ネタバレストーリーに沿って自分自身のリーダーシップを考えることができる。
よくある「漫画でわかる〇〇」の物語小説版のようなものでしょうか。
抽象的なリーダーシップとは
ただそこにいるだけで発してしまう存在感、雰囲気。
良いリーダーに視野を広くする方法は2つ
・いつも自分の状態を俯瞰でみること
・丁寧に枠の外の体験を積むこと
正しいリーダーになるな、理念あるリーダーになれ。
自分の願い、missionを持ったリーダーになること。
仕事を通じて何をしたいのか。
コアな願いとリーダー
損得の壁、孤独の壁、アイデンティティの壁
損しても良い、嫌われてもいい、無価値でもいいと受け入れること、、
それでも -
Posted by ブクログ
リーダーシップに出会う瞬間
「リーダーシップ」と聞いてもピンとこなかったが、この本で1つの型を知ることができた。
本書ではリーダーシップを「影響力」と定義している。
なにかdoしなくとも、そこに存在beするだけでもリーダーシップは発揮されているのだ。
情景が思い浮かぶ瞬間が多々あり、自分事として自身の行動を見つめ直すことが出来る素晴らしい本。
■論点
自分自身のコアな願いから生きて、周りに影響力を振りまく「コアリーダー」として、豊かな人生を歩みきっかけを作る。
■答え
成人意識を発達させ、コアリーダーになる。さらに、超コアリーダーを目指す。
■根拠
近年高付加価値の創出が求められており、 -
Posted by ブクログ
主任になった1年目の何をすれば良いのかわからずあたふたした時期を思い出す。
急に周囲が言いたいことを要求してきた。
それをどうにか応えることができれば部署はよくなると思っていた。
この本の【成人意識の発達理論】でいうところの他者依存段階なんだろう。
まさに八方美人であり、嫌われたくないという意識がとても強いのだから。
この本を読んでまず自分の本当に求めていることはなんなのかいうことを改めて考える機会となった。
理念に立つリーダー。
自分の行動一つ一つに
これは「エゴ」なのか「コア」を意識していきたい。
嫌われてもいいという揺るぎない理念を自分でいかに作れるか守れるかいうことが今