有冬典子のレビュー一覧
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物語形式でリーダーシップとは何かを学ぶことができる本。
自分らしいリーダーシップを身につけるためのポイントとして3つが大事だと感じた。
①外界で起きていることを丁寧に認知する(事実か?自分の勝手な解釈か?)
②自分が外界をどのように見てどのような感情の動き(=行動・影響力の起点)があるのかを自覚する(自分の理念によるコアな願いか?エゴな保身か?)
③既存の自分の枠を超えた体験を通じて、自分の持てる視点を増やす。(視座の高さとは、持てる他者視点の多さ)
また、成人発達理論なるものを初めて知ったが、自分のこれまでの業務体験と照らしてみたときに「あの時のあの感覚は、成人発達理論のこの段階の表れだ -
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なにやら難しいタイトルではありますが、ストーリー仕立てになっており、素人にも理解しやすい一冊に仕上がっていると思います。リーダーシップに悩める人に捧げる一冊、といえる内容だと思います。
本書ではリーダーシップを「在り方」「コアリーダー」といったキーワードで説明していて、どちらかというとビジネススキルとしてのリーダーシップというよりも、(タイトルとおり)一人の人間としての成長過程とそのなかで表出するリーダーシップにフォーカスしています。
主人公の青木さんが上長の課長から係長への昇格を打診され、悩み、葛藤し、またあるときは恐れを抱き、という過程を通して「成長」を描いていて、理論そのものは言葉に -
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ネタバレ【この本をどう読んだか】
本書は、エゴとコアという軸でリーダーシップと成人発達を描く一冊として、自分の関心(意識の変容、親子関係、トランス体験)と強く共鳴した。本の構成としては物語パートと理論パートが組み合わさっているが、自分にとって価値が高かったのは、「物語で揺れを感じたうえで、章末の解説で発達理論として整理し直す」という往復運動そのものだった。
【物語パートから受け取ったもの】
物語部分は、冗長に感じる箇所もあった一方で、「揺さぶられている最中の人間」がどう考え、どう身動きが取れなくなっていくかを、かなり生々しく見せてくれる。特に、管理職の不在によって主人公が半ば強制的にリーダー -
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リーダーシップの獲得方法を成人発達理論から説明した良書。リーダーシップとは、影響力であること、影響力は誰しも持っている以上、リーダーシップは誰もが備えているものであることを出発点にしていることが面白い。誰しも持っているリーダーシップの中でも、目指すべきものとして、「コアリーダー」が提唱されている。自分の願い=理念に基づいて行動できる人である。つまり、リーダーシップとは自分自身の表現である。そのために、自分の願いに自覚的になることが重要であることが主張されている。何か型にはめたリーダーシップではなく、自己分析を重要視する本書は、周囲に合わせて「良い人」「正しい人」であろうとする自分にとって、自分
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Posted by ブクログ
、 リーダーシップとは影響力
影響力はだれにでもある
役職や肩書は関係ない
そこにいるだけでその人に合わせて行動をし、
発言を選ぶなど他者を動かす力が働く
その人の在り方=影響力の大きさを決める
ひとは状況を心のレンズを通してみる
→評価指標にあわせてみる
→自分の成功体験のみをよしとする など
外的要因でその人への評価や存在の捉え方が変わる
↑は必ず起きるので、
自身がそう判断していることを自覚することが大切
人は保身をする生き物
自分を守るために人の評価にレンズをかけることもある
自分が保身をしているのか、
どんな感情でいるのかをメタ認知するには
相手の感情を知る知見が必要
ま -
Posted by ブクログ
仕事における自己成長を通じてリーダーシップを学ぶ過程を、ひとつのケーススタディとして物語形式でまとめた一冊。途中に成人発達理論に基づいた解説が添えられている。
仕事でリーダーになるため、どうしたらいいかの情報収集として読み始めた。リーダーシップに関する本だが、社会人としての自己成長のプロセスを解説しているため、リーダー候補のみならず働く人全員に広く勧められると感じた。
もしこの成人発達理論を現実の私に当てはめたならば、この物語の主人公のように一直線には成長しないだろうなと思った。自分の欲望に忠実な自分と、組織の歯車として依存する自分との間を何度も行き来する内に、そのどちらでもない自分の理念に基