久和間拓のレビュー一覧

  • 氷の鎖

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    読み始めは、復讐の殺人の巧妙な計画ハラハラしながらも、何度何度も涙してしまう。
    話の展開が、なんとも素晴らしく、読ませる執筆力に圧感した。
    最後は、なんとも感動という余韻で涙が止まらないミステリー小説。
    とてもいい作品だと思う。

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    2021年09月20日
  • エースの遺言

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    久和間さんの短編集。
    ・エースの遺言
    ・秘密
    ・ジョーカー
    ・約束

    伏線やひねりもあり、どれも味わい深い作品です。
    最後のどんでん返しは、見事ですね。

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    2023年07月30日
  • エースの遺言

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    甲子園の英雄と炎上監督の再会。あの夏の悲劇の真相は優しくも残酷だった…。秘められた球児の思いと結末は感涙必至。人間の真実を描き、予想もつかない真相が待ち受ける珠玉の短編集。
    横山秀夫『陰の季節』を初めて読んだ時と同じような感銘を受けた。人間の行動にはすべて意味があり、真実は人の数だけあるが事実はひとつ。その事実が必ずしも知るべきことだとも限らない。

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    2022年02月28日
  • エースの遺言

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    久和間拓『エースの遺言』双葉文庫。

    第38回小説推理新人賞受賞作の表題作を含む4篇を収録した短編集。

    表題作よりも『秘密』が断然良かった。全体的にミステリーを描くためのシチュエーション造りで少しもたもた感があるのが残念。シチュエーションをごく自然に描いていれば、面白さが倍増したはずなのに勿体無い。

    『エースの遺言』。表題作。少し偶然が重なり過ぎのようにも思うが、現実というのはそういうものだろう。様々な偶然が重なり合い、人は予想外の未来を歩むことになるのだ。25年前、将来を嘱望されたエースが甲子園の決勝再試合で強行登板する。その後、登板させた監督は世間から批難を浴びて辞職する。甲子園での登

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    2022年02月04日
  • 氷の鎖

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    05月-07。3.0点。
    父母を亡くしている兄弟。兄はボクシング世界戦を控える。
    弟が偶然、母を殺害した出所後の犯人を見つけ。。。

    うん。かつて読んだことのあるようなテーマ。筆力がある程度あるので、一気読み。
    ストーリーとしては、想像の範囲を超えないかな。

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    2022年05月10日
  • エースの遺言

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    帯のどんでん返し、涙の文に惹かれて購入。

    どんでん返しは好きなので面白かったが、涙は流れなかった。
    中を見ずに購入したら、まさかの短編集。

    表題作のエースの遺言より、ジョーカーが個人的に一番好き。
    全ての作品どんでん返しなので、どんでん返し好きな私としては嬉しい書籍だった。

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    2022年03月14日