馬場康夫のレビュー一覧
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東京ディズニーランド誘致物語である。堀貞一郎、小谷正一らを描いているのだが、調査・研究が精緻で面白い。当時は、豪快な人たちがたくさんおり、その人間関係でプロジェクトが成り立っていることがよくわかる。勉強になった。
「(バスの中の昼食で、コンパニオン2人が食前酒の注文を取り、一行に提供した)ディズニーの幹部が昼食やパーティの席で日頃どんな食前酒を飲んでいるかについて、事前に詳細なリポートを送っていたのだ。堀たちはそのリポートを分析し、各人の注文のパターンが多くても3通りくらいしかないことを掴んでおり、そのおかげで小さな冷蔵庫に全てを詰め込むことができた」p25
「(車中のステーキランチ)堀は事 -
Posted by ブクログ
ディズニーランドは、もしかしたらあそこにできていたかも・・・
ビビる大木さんの紹介で何とも興味を引きました。
夢見ていた、は大げさですが、エンタメ業界で働きたいと思った当時が懐かしくなりました。ホイチョイプロ、好きだったなぁ。
昭和ならではのエピソード満載ですが、今だからこそ大切にしたい男の熱いプライドが知れてとても面白かったです。ビジネス書は得意ではありませんが、エンタメを影で支えた人のお話しは感銘しました。
「クリエイターが表に出たら終わりや」
娘と行くようになってから、夢の国って本当にあるんだと”やっと“気づきました。次行った時は、もしかしたらあそこにできていたかも知れないんだよ、