メグ・ウォリッツァーのレビュー一覧
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おもしろかったー!
全編、書簡体(メール体)小説。
父親同士がいきなり恋人としてつきあいはじめたふたりの少女、エイブリーとベット。性格も好みも何もかもが正反対なふたりは、はじめ、なんとかして父親たちを別れさせようとするが、互いに顔を合わせていやいやながら交流するうちに、すっかり仲よくなってしまい...続きを読むPosted by ブクログ -
2人の女の子のメールだけで(時々他の人のメールとか手紙とかもあるけど、地の文は一切ない)お話が進む。
展開がスリリングだし、メールのやり取りだからこその親密感がよい。
家族とか、好きなこととか、出会いや縁、偶然とかの色々なことも考えさせられる。
一気に読んでしまった。Posted by ブクログ -
ニューヨーク在住のベイヴリーへ知らない人からメールが届く。カリフォルニアに住む同じ12歳のベッドから。
「そっちのお父さんとうちのお父さんは、付!き!合!っ!て!い!る!!!」
お父さんたちは娘たちを同じサマーキャンプに送り込み仲良くさせようとも目論んでいる。
そんなの絶対いや!
それから二人のメー...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカの長くて色々な経験ができる夏休みを感じられる。家族の多様性、形よりも気持ちが大事であることを感じられる。
全編メール、手紙、ショートメールなどで綴られていて、テンポがいい。
第一話にあたる「4月上旬のある日」が少し長めだが、その後は展開も早くて一気に読めてしまう。Posted by ブクログ -
新しいタイプのお話だった。
ほばメールだけのやりとり。会ったことのない2人の女の子。お父さんたちの計画。意外な終わり方。
文体は慣れるまで読みにくかったけど、途中から一気に読んでしまった…。ベットとエイヴリーの関係も、家族の形も素敵。家族ってなんなのか、恋愛って難しい、色々考えさせられる。Posted by ブクログ -
再婚したいのが、それぞれの父親同士
っていうところが現代だなぁ。
でも話の基本は、性格の違うふたりの少女が
お互いの長所と短所を知って
だんだん仲良くなるってところと
芽生え出した自意識と親との関係性。
そこは昔の子も今の子も
同じように悩んだりするんですね。
あと、全編メールのやりとり中心で進...続きを読むPosted by ブクログ -
父と二人で暮らす12歳のエイブリーのもとに、ある日ベットという知らない女の子(らしい)からメールが届いた。二人の父親同士が付き合っていて一緒に旅行を計画しているので、そのためにふたりを同じサマーキャンプに入れようとしているのだ、と。旅行もキャンプ(エイブリーだけは行きたかった)も再婚も阻止したい彼女...続きを読むPosted by ブクログ
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他人と違っていてもいい。友達でも言いたいことは言ってもいい。絶対やらないことをやってしまうこともある。だから、人生は何が起こるか分からない。
12歳の時に、この作品と出会いたかった。その頃、メールは無かったのだけどね。Posted by ブクログ