渡辺佐智江のレビュー一覧

  • 血みどろ臓物ハイスクール

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    血と体液とで体がべたべたになるような感覚。捨て鉢で衝動的で誰かと交わらずにはいられない主人公の本当は愛されたいだけなのにという心の叫びが苦しい。

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    2019年01月02日
  • 第七問

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    物語の建て付けがなかなか複雑、頭の整理が追いつかない。太平洋戦争にまつわる身近に感ずるところや、全く初めて聞くようなところとか、やはり混乱してしまう。

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    2025年10月25日
  • 血みどろ臓物ハイスクール

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    ネタバレ

    物凄いものを読んでしまったなと思いました。パンク…アナーキー…あまり馴染みがない思想なので合ってるのか分からない。人前で読むには挿絵がちょっと心配。
    カーター大統領との関係は良好なのかが気になりました。ホーソーンの「緋文字」もこういうお話だったのか。。?
    よく考えると、最初の時点でジェニーはまだ10歳なのですね。おマセなお嬢さんだ。
    訳者あとがきも面白かったです。確かに、著者に会うの身構えるなぁこれでは。

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    2022年12月29日
  • 血みどろ臓物ハイスクール

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    1歳で母を失ったジェイニー・スミスは
    メキシコのメリダで父ジョニーと暮らしていたが、
    10歳の時点で既に近親相姦関係にあった。
    ところが、父に新しいガールフレンドが出来、
    厄介払いされそうになって嫉妬・狂乱。
    ニューヨークで不良グループと付き合い、
    乱倫・暴力・飲酒・薬物三昧からの中絶まで体験。
    売春業者リンカーに売り飛ばされ、監禁されている間に、
    自らの人生について、あるいは、ホーソーン『緋文字』の感想、
    ペルシャ語の独学の記録、散文詩――他を綴った。
    その後、癌を発症してリンカーに見捨てられたジェイニー14歳は
    自由の身になって旅に出たが……。

    1970年代後半に執筆され、
    1980年代に日の目を見たという「時代の徒花」的散文詩小説。
    恋愛及び性の相対化。
    父と娘の近親相姦関係を描き、
    俗に「純愛」と称され賛美される概念をコケにする態度は
    倉橋由美子の初期作品に似た趣きでもあり、
    訴えたいことはよくわかるのだが、
    個人的に好みではない表現技法だったので読後の満足度は低い。
    前半は一応、小説の体(てい)を成しているので
    ニヤニヤしながら楽しんでいたのだけれども……。

    まあ、「魂にはその意のままに彷徨う自由がある」(p.282)のだし、
    作者が内面の混乱や社会に対する疑問を、
    この表現形態で発表したのも当人の自由だし、
    手に取って読むも読まぬも、どんな感想を抱こうとも
    我々の自由なのだよな、と思った。

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    2019年04月25日