藤生明のレビュー一覧

  • 反共と愛国 保守と共棲する民主社会主義

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    国民民主党の国政での存在感が大きくなるにつれて、民社党への関心が高まり本書を読んでみた。本書は「民社党史」を書いているわけではないので、私の関心とは少しずれていたが、それは私の責任である。民主社会主義の運動史がテーマになっている。我が国の民主社会主義運動の中核を担った民社党、同盟、民社研の三者がどのように形成され、どのような活動をしてきたかを具体的エピソードと共に描いている。
    民社党の立ち位置を考える上では参考になったが、帯に記載のあるようにあくまでノンフィクション作品である。通史としての「民社党史」を求めてしまうと、物足りなさを感じるかもしれない。

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    2026年03月22日
  • 徹底検証 神社本庁 ──その起源から内紛、保守運動まで

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    設立した当初の本来の理念から変質してきている神社本庁と現在の神社界の構図や、神道とは何なのか、戦前から脈々と続く皇国思想等のと関係を理解するには最適な1冊。

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    2020年02月09日
  • 徹底検証 神社本庁 ──その起源から内紛、保守運動まで

    Posted by ブクログ

     神社本庁の来歴や運動形態、最近の相次ぐ不祥事・内紛などのレポート。占領期の国家神道解体過程や、戦後から現在に至る復古的反憲法運動・国粋主義運動の展開を神社側の視点から再確認している。不透明な不動産取引をめぐる内部告発や、富岡八幡宮宮司殺人事件、宇佐神宮の宮司人事抗争など最近の不祥事については、その歴史的背景に踏み込んで客観的に整理している。「徹底検証」というほど取材・検証が徹底してはいないようにも思えるが、日本会議と並ぶ反憲法派の総本山にして安倍政権のバックボーンである神社勢力の現況と矛盾を知る上で、入門書としての役割は果たしている。

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    2019年03月20日