白田のレビュー一覧

  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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    「3億円事件」を計画・実行したとされる人物が壮年を迎えて家族に変化が起きたことをきっかけに事件を回想し、事件のあらましや当時の世相、人間関係・心情、計画案~実行を小説サイトに投稿して告白したものをまとめた物語。

    本人がストーリーテラーとなっており、文章はシンプルで読みやすい。人間模様や、計画・実行の内容については辻褄は合うと思うが、真実かどうかは証明が困難。発想・手法はおもしろいし、物語として破綻しているとは思わなかったが、他の方が投稿しているレビューで酷評があるのは理解できる。。
    わりと恋愛モノか(笑)

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    2024年12月12日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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    実際にあった事件をベースに創作したものだと思いつつ、読んでいるうちに本物の犯人なんじゃないかと思ったりしてしまう。文中に何度も「読者のみなさん…」と呼び掛けられる文章に何度となく引き込まれる。ただ、読後は何というか面白かったという感じでもなく、つまらなかったという感じでもなく、何も残らない作品でした。

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    2023年04月16日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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    テレビの未解決事件特集などで見かける『三億円事件』
    事件の内容や犯人像はよく言われていますが、本書を通して時代背景・世の中や当時の大学生の様子がわかりました。給与振込が当たり前の現代では起こり得ない犯罪ですね。さてさて、真犯人の告白か? フィクションか? そんなところも面白い本です。

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    2022年04月10日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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    ストーリーとしては面白いが、フィクションとノンフィクションの狭間でどっちつかずな感じが少しモヤッと感を残す印象。

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    2022年01月15日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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    ずっと気になってた小説。
    本当かどうかわからないけど、急にネットに投稿された私小説だというから話題作りが上手いなぁと思う。

    話自体は、これが真相なんだったらなんかあっけなさすぎる。お金が絡んでるのにそんなにさっぱりした人間関係ある??と思った

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    2021年08月24日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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    〇本当か嘘かはわからないが、3億円事件にある種の説得力を持つ

    作者の白田は、学生の頃、実は「3億円事件」を首謀し実行した、という息子へ告白をする。白田の私小説的に物語は展開される。

    白田は、ぼんやりと大学時代を過ごしていたが、ひょんなことから学生運動の集会に行く。そこで出会った経済理論研究会と、その会長・三神に影響を受けで会に入るも、失望して脱退。
    同時期に、友人の省吾とともに大きいことをやろうと現金輸送車強奪計画をしようと考える。
    一方、省吾は共通の友人である京子に告白をし、白田は三神と付き合うことになる。
    白田は省吾とともに様々な準備を進めるが、白田はある人物を利用しようと考え…

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    2021年01月10日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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    ネタバレ

    時効になった三億円事件の真相は未だ藪の中。
    白田と名乗る人物が語り始める。
    自分が三億円事件の計画・実行者であると。
    今は平和に過ごしている白田。
    このまま天命を全うしたらこの事件は完全に謎のままになってしまう。
    それを恐れて、家族に相談した、というところから話は始まる。
    三億円事件の背景が、白田の目線で描かれていく。
    なんとなくあっけない終わり方も、信憑性を増しているように

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    2020年01月28日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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    ネタバレ

    まわりくどい。事件を起こす理由がなんだかパッとしない。本当にこの通りだとしたら、私の印象は事件を起こした悪い奴というより、省吾と三神を裏切った嫌な奴。

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    2019年08月29日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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    ネタバレ

    巻末に「この作品はフィクションです」とあるように、事件を題材としたものなのかな、という感想。テンポが良くて、サクサクと読めるが、それゆえに重さはない、という感じ。真実がどうかはわかりませんが、時間が経っても、色々な想像をかきたてる事件ですね。

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    2019年03月24日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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    私が生まれる前だから詳しい事はあまり知らないけど、有名な三億円事件。
    犯人と名乗る人が真相を書いたというから発売当初は話題になったけど、その話題はほんの一瞬だった。
    きっとみんな信じなかったからでしょう。
    読んでみて、そう感じた。
    事件になるまでの過程が詳しく書かれていて、それなりに読みやすく分かりやすいけど、
    犯人は年齢がいった方だろうに、若い人が書いたようにしか思えなかった。

    三億円事件が、こういう形で終わるのには何か軽すぎる気がした。

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    2019年02月25日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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    三億円事件についての真相という事で話題の本。事件に関わる若者たちが人生の何に悩み、何を探して行動して、この事件が起きたのか?一つの小説として読める作品です。
    当時の日本の世相も、若者たちの息遣いも、手に取るようにわかります。
    学生運動が華やかであったと時代の理由のない若者たちの怒り、熱情が生み出した事件なのかもしれません。皮肉にも、誰も損しない、未解決の事件。
    犯人ならば、あの資金はどうなるのか、若者はどう生きていくのか。続きが知りたいですね。

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    2019年02月17日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

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    『三億円事件』、「その犯人は、私です。」と語り始める。主人公がその時、犯行に至りやり遂げるまでを語る。
    タイトルから見ると事件の詳細を細かくかたるものかと思っていましたが、実際読んでみると、青春の一コマを描いたようでもあり恋愛小説のような感じでした。しかしながら、次はどうなるかと気になり、ページをめくる手は止まりませんでした。
    大金を手に入れたら何をしたいかとか、若い頃の回想でしょうか。これを読む前から感じていたことだけれど、学生運動が起きている頃は、今と違いエネルギーが溢れている時代だったのだなあとこの本を読みまた感じました。エネルギーの発散。きっかけがその時代の流れかもの運命的にかかれてい

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    2019年01月18日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

    購入済み

    なんだフィクションか↓

    なんだフィクションか

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    2018年12月16日
  • 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。

    まあわかりきってるけどステマ

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    2018年12月14日