岩本晃一のレビュー一覧
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薄利多売路線の日本と、高付加価値路線のドイツとの比較を通して、日本の経済低迷の原因と、経済を成長軌道に乗せるためにやるべきことを探るという内容。
ドイツの中小企業は2000年代以降大企業をしのぐペースで成長。
特に従業員50~249人規模の企業において雇用の伸びが大きいようで、中小企業がドイツの経済を支えているという現状のようです。
その要因として、「人の欲しがるものを作って高く売る」という高付加価値化・差別化・高価格路線の追求が強みであり、高い値付けをしてでも価値のある製品を作り出し海外市場に打って出る、というのがドイツに見られる特徴だとか。
一方で、日本はいいものを作るが単価を下げてたく -
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■「グローバルビジネスの隠れたチャンピオン企業」の著者、ハーマン・サイモン氏の2012年の講演を要約したもの。
日本の中小企業は海外に目を向けず、むしろオペレーション面や効率性に気を取られている。企業文化、リーダーシップのスタイル、言語に関しては、依然としてかなり日本中心である。非常にリスク回避的であり、この姿勢が組織が新しいことを習得することを大きく妨げている。それに比して、ドイツの隠れたチャンピオン企業は、より多くの外国人を雇用し、責任を持たせている。
日本の中小企業の多くは、隠れたグローバル・チャンピオン企業になるだけの能力と技術力を持ち合わせている。しかしながら、ドイツのそれのよう -
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アントレプレナーシップ
ドイツ企業の成功要因は、単なる技術力ではなく、「アントレプレナーシップ」と、それを支える「国際経験必須の教育・採用慣行」や「機能的な公的支援」。日本の経営層の「海外に行きたがらない」姿勢や、中小企業が国内の「系列」に依存してリスクを取らない構造は、このドイツモデルと真逆です。日本の課題は、まさにこの「マインドセットと仕組み」の差であり、グローバル化を社会全体の構造改革として捉える必要性を感じました。
訪問インタビューに応じた社長が、アントレプレナーシップ育成の鍵として「過去の技術をすべて使い切る」「過去の技術をしっかりと教え込む」ことを挙げており、 私も目の前の仕事でその意識を強く持つよう -
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ドイツ企業がグローバル化に成功した3つの要因
①ドイツの「人的要因」
「人的要因」として、「マインドセット (無意識の思考や行動パターン)」「アントレプレナ 1精神(アントレプレナーシップ)」「リスクをとる覚悟」が挙げられる。それに加えて、 教育のあり方(特に英語教育)と社会に出てからのOJTによる訓練などがある。
ドイツ人は、中でも、アントレプレナーシップが重要と強調していた。
難波・藤本両教授が調査でドイツの隠れたチャンピオンである2社を訪問した際、社長にこちらで用意した複数の「仮説」を見せ、先方の会社がグローバル化に成功した要因をその中から選んでほしいと頼んだところ、2人とも「アント