山野辺太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
地球の裏側「ブラジル」まで穴を掘ろう。
という実に荒唐無稽な物語。
戦後すぐ、運輸省の若手官僚・山本清晴は、
新橋の闇市でカストリを飲みながら思いつく。
「底のない穴を空けよう、そしてそれを国の新事業にしよう」。と
山本はその案を翌日、上司に持ちかける。
すると上司の田中は「なぜ、そんな穴を?」
山本は答える。
「だって、近道じゃありませんか」
その計画は少しずつ動き出す。
そこから事業化が正式決定するまでに数十年の歳月を
要することになることを、この時の山本は知らない。
運輸省OBとなっていた山本が膵臓癌で亡くなったのは
事業化が決定する2か月前だった。
その仕事は新入社員の僕(鈴木)