山野辺太郎のレビュー一覧

  • いつか深い穴に落ちるまで

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    日本とブラジルをつなぐ穴を掘る! 戦後より続く秘密プロジェクト。戦後、焼き鳥屋で穴を開けることを思いついた官僚・山本。対外的には極秘であり、温泉を掘る技術で進められる。その仕事、意思を引き継いだのがサラリーマン・鈴木。広報係としてこのプロジェクトの公表に備えて、資料集めをする毎日。外国からの諜報員・作業員、ブラジルの広報係とのやりとり、そんな交流をしつつ時は流れ、ついに穴は完成する。
    この小説は何と言っても、大真面目にとんでもないことを進めていくユーモアさだ。串を抜いた後の肉の穴を見て思いついたり、「だって、近道じゃありませんか」で続けられていたプロジェクト。技術的な問題を出さないところがいい

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    2019年05月14日
  • いつか深い穴に落ちるまで

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    地球の裏側「ブラジル」まで穴を掘ろう。
    という実に荒唐無稽な物語。

    戦後すぐ、運輸省の若手官僚・山本清晴は、
    新橋の闇市でカストリを飲みながら思いつく。
    「底のない穴を空けよう、そしてそれを国の新事業にしよう」。と
    山本はその案を翌日、上司に持ちかける。
    すると上司の田中は「なぜ、そんな穴を?」
    山本は答える。
    「だって、近道じゃありませんか」
    その計画は少しずつ動き出す。
    そこから事業化が正式決定するまでに数十年の歳月を
    要することになることを、この時の山本は知らない。

    運輸省OBとなっていた山本が膵臓癌で亡くなったのは
    事業化が決定する2か月前だった。

    その仕事は新入社員の僕(鈴木)

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    2019年04月28日
  • いつか深い穴に落ちるまで

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    地球の裏側(ブラジル)まで穴を掘り、日本とブラジルを行き来出来るようにする壮大な物語。

    日本からブラジルに向かおうとした時、途中までは落ちるんだろうけど、途中からはたぶん落ちれなくなるのかな?とか。上に上がらなきゃいけなくなるよね。とか。
    どっから上に上がらなきゃいけなくなるんだろう?その境界線は?
    そんな疑問に包まれだしたラストであった。
    丸い地球に穴を開ける。よくよく考えてみると不思議である。


    接待?のため温泉に行ったり、仕事なのにディズニーランドでデートしたり広報係の一夫くんの仕事がとても羨ましかった。

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    2019年03月05日
  • いつか深い穴に落ちるまで

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    広報係である主人公が書いた記録というせっていの文章なので、淡々と話が進む
    しかし、ところどころ、えっ?と止まってしまう表現が出てきて面白い
    その淡々とした感じでの最後がなにより面白い

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    2019年02月15日