ヴィニート・ナイアーのレビュー一覧

  • 社員を大切にする会社――5万人と歩んだ企業変革のストーリー

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    ITの進化はこれまでソフトウェアとハードウェアにあった境界線を破壊し、ソフトもハードもない一気通関のITソルーションを企業は求めるようになった。

    クライアントの近くにいてニーズを知ることができる末端社員を生かし、中間管理職達の管理の枠を飛び越えられる会社になるにはどうしたらいいのか?をこの社長は考え抜いて従業員第一主義を生み出した。

    世界のどんな経営者も思いつかなかった従業員第一主義。顧客を取り込むために従業員第一主義ですよーと言うと結局顧客第一主義になるが、この人は社内外に向かって従業員第一主義を打ち出した。

    忙しくても従業員に会いに世界中を飛び回り、自分の360度調査結果を世界中の社

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    2019年11月27日
  • 社員を大切にする会社――5万人と歩んだ企業変革のストーリー

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    「従業員第一、顧客第二」経営という方針により業績を伸ばしたインド HCLテクノロジー総帥自ら語る経営についての書籍。
    良かった点は、①信頼を測る尺度、②アカウンタビリティーを逆転させる施策、③360°評価の実運営方法、の3点である。
    ①信頼を図る尺度として、信憑性、信頼性、親密さ、自己指向性の4つがあると述べている。組織の信頼度を図り改善させる軸を理解できる。
    ②アカウンタビリティーを逆転させる施策は、有名なヒエラルキーピラミッドを上下反対にさせる考えであり、それをどのように実現させたのかの道筋が示されている。とてもむずかしいことへのアプローチの一端を理解できた。
    ③360°評価の実運営方法で

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    2017年05月04日
  • 社員を大切にする会社――5万人と歩んだ企業変革のストーリー

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    ネタバレ

    ここに書かれているフレームワークに合致しないとか、自分たちには当てはまらないとかを直ぐに考えがち。だけど、試行錯誤の繰り返しのためのツールとして、結果的にこれらが生まれてきたのであって、これらだけを、単に実践しても上手く行く訳がない。文脈もことなれば、制約条件も異なる訳だから。根本思想を理解して、仲間と信頼関係を創り、やってみて、改善しようとするチームワークとそれぞれのリーダーシップが重要なんだ。

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    2013年12月15日
  • 社員を大切にする会社――5万人と歩んだ企業変革のストーリー

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    ~導入

    バリューゾーンはもはやテクノロジーそのものの中にはなく、もちろん特定のハードウェアやソフトウェアにあるわけでもない。顧客は多くのテクノロジーと多種多様なサプライヤーの中から好きなように選ぶことができる。おおそらくそのうちのどれを取っても、自分の目的に到達することは可能だ。
    根に、バリューゾーンとは、どのようにテクノロジーを結集して、導入するかである。何を提供するかではなく、どのように提供するのかが問われているのだ。
    …私はこの問題についてじっくり考えてみた。どうすればバリューゾーンを強化できるのだろう?どうすれば、「何を提供するか」から「どのように価値を提供するか」へと焦点を移すこと

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    2013年12月29日
  • 社員を大切にする会社――5万人と歩んだ企業変革のストーリー

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    「従業員第一、顧客第二」を理念とするIT会社の話。
    積極的に自らの権限と責任を顧客価値創造の場(バリューゾーン)で働く従業員に徐々に移管していったCEO。

    従来のトップダウン型ではなくて、CEOを頂点とする社内ピラミッド自体を逆にするという発想、そしてその発想を実現する為に具体的なアクションをしていったことが凄い。そして、特に大きな投資をする訳でもなく、既存の社内システムを少し変えるだけで、大きな効果を得ていった。

    それは、彼自身が企業の将来を強烈に考えて、それを従業員に働きかけ、従業員自身が長年自分の中に溜め込んできたものを吐き出せる場ができて、自分自身を真に発揮させたというのが成功要因

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    2012年09月07日
  • 社員を大切にする会社――5万人と歩んだ企業変革のストーリー

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    「従業員第一、顧客第二」と聞いたら誰でも「そんな勝手な」と印象を受けるに違いない。私の今の会社でも「Customer First」が徹底されている。顧客を1番に、そしてサークルの中心に置く事でビジネスはうまく行く。顧客からの信頼感も得られる。それが常識だ。
    しかしその常識を覆して大きな成功を遂げた企業がある。インドのIT企業、HCLだ。
    よく考えてみれば自然な発想でもある。結局のところ、顧客にサービスを提供するのは従業員である。その従業員が気持ちよく働く事が出来、モチーベションが高く、志を持っていれば素晴らしい仕事をするに違いない。顧客を第一にすえることによって、身を粉にして働くことを義務づけ

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    2013年04月12日
  • 社員を大切にする会社――5万人と歩んだ企業変革のストーリー

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    ネタバレ

    【読書メモ】

    ・現状認識+ビジョン
    ・戦略+実行(信頼,触媒)
    ・組織構造⇒メッセージ
    ・影響範囲>支配範囲
    ・権限移譲

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    2012年03月10日
  • 社員を大切にする会社――5万人と歩んだ企業変革のストーリー

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    売り上げを伸ばす、あるいは競争に勝つための手段として従業員を大切にするというスタンス。

    なぜ競争に勝たねばならないのかということを、もうすこし掘り下げてみたい。

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    2014年01月24日
  • 社員を大切にする会社――5万人と歩んだ企業変革のストーリー

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    「従業員第一、顧客第二」「バリューゾーンにこそ会社の価値がある」
    なんだかどこかで聞いた気がするな、、、と思っていたら「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」でした。
    ただその実践方法、現実の話はとても面白いものでした。透明性による信頼、ピラミッドを逆さまにするあたりが一番参考になったと思います。

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    2012年06月13日