庄司創のレビュー一覧

  • 白馬のお嫁さん(1)

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    SFに裏付けられた性の越境 切實なラブの問題と軽妙なコメディ 讀んであたまぐるぐるしながらしかしこれは架空の、未來の事例ではなくまつたく、現代の問題なのだといふことに氣付く

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    2015年10月04日
  • 白馬のお嫁さん(1)

    購入済み

    クオリティ高し

    庄司さん・・・いいっすよこれ!
    庄司さんの漫画にハズレなし。
    お薦めです。

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    2015年04月21日
  • 白馬のお嫁さん(1)

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    凄すぎる。「三文未来の家庭訪問」も面白かったけど、マンガらしさに磨きがかかってるわー。清隆が不憫すぎて涙目(笑い過ぎ。

    前作からしても、結構真面目な目的でWOLVSって設立されたんだよね。あえて色物っぽさを前面に出して、この先どこにつれていってくれるのかなー

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    2014年11月26日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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    良質なSFというものは、現実世界では気付かない幸せを、隠された矛盾を、声にならない嘆きを鮮やかに描き出す。千年に引き延ばされた死の瞬間に愛を見つけ、女性化した男子の健気な恋に男性社会の限界を感じ、絶滅必至の古代生物の生き様に無慈悲な神の御手を想う。
    SF好きなら必読の短編集です。

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    2014年03月01日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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    んまぁ、これはあくまで、私個人がこれまで、それなりの量の漫画やら小説を読んできて、ここ最近、抱き始めてる『考え方』なので、「いや、ねーわ」って否定する人もいるのも承知してるんですが、漫画家ってのは「他人と違ってなんぼ」の職業だと思う訳ですよ
    十人十色で、同じ考え方をする人はいないってのを前提にした上で、「自分にしか見えない」世界を描き続けられなきゃならない、キツい職業だと思うんです(それを最高だと思えるようになるのも、漫画家を続けられる秘訣なのかな)
    ホント、私個人の考えなんですけど、小説家やミュージシャンより、生みの苦しみが強い、と思うんですよ(小説家を志してる人間が、こう考えるのもどうなん

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    2013年05月28日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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     朝日新聞の書評で興味を持って購入。3つの短編を読み終わる毎に「すごい!」と叫んでいました。

     ジェンダー研究者としては表題作も見事ですが、ここは教員養成の研究者として、他の人がほとんどふれていない最後のおまけまんがについて。

     たった4ページに「お見事!」と言っていいほどのエッセンスを入れ、しかもディティール(小学校の名前は教員養成関係者には非常に笑える)にこだわり、それでいてさいごはちゃんとおまけらしく笑いで終わる、という、ある意味まんががとして正統な姿も保っていて、非常に感心させられました。

     ディティールがよくできているだけに、小学校だから「美術じゃなくて図工」「生徒ではなくて児

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    2013年05月08日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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    表紙が70年代SF少女漫画っぽかったので、最初は買おうかどうか迷ったが、実際にはタッチはかなりコントロールできている。ストーリーよりも、ル・グィンやティプトリーJr.を彷彿とさせる、世界設定の作り込みに注目させられるし、それが読みどころ。しかし、ストーリーやキャラクターにみられる、時にはラブコメ的な情感をベースにした展開は日本のマンガならではの味かもしれない。

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    2013年04月18日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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    四季賞受賞作を含むsf短編集。表題作は、「男の子だけど子どもが生めます」ネタにテーマ性を持たせた快作。すっきり読める

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    2013年03月27日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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    アフタヌーン四季賞から注目していた稀有なSF作家の登場。特に表題の「三文未来の家庭訪問」が一番。高額納税者を育てることでサラリーが増える公務員という設定は、これからの未来にありえそう。藤子F不二雄に似た、わかりやすい絵と硬派なSFを探しているならイチオシです。巻末おまけ4ページのシベさんの日常マンガもうれしい。「辺獄にて」での現実的な地獄の描写も興味深い。電子書籍でも出たと知っていたらそちらを検討したのに。新刊の電子書籍化情報ってほんと探しづらいです。
    噂によると三文未来に出てくる彼方建設らしき、遠い世界のユートピアをGoogle元社員が公海上の浮島に建設しているとか。完成が気になります。

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    2013年03月24日
  • 白馬のお嫁さん(1)

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    男だけど見ためは美少女、男だけど妊娠する、遺伝子改造された"産む男"。高校進学のため上京した清隆は彼ら4人と同居することになった。彼らの目標"嫁探し"は達成できるのか?
    ハーレムもののSFラブコメです。でも、軽くジェンダー論とか労働の機械化なんて社会問題をぶっこんできます。これは侮れない…。
    清隆のリスク過敏症はレスキューとかボディガードとかに特化した遺伝子改造だからなのかな?

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    2015年03月29日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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    表紙がなんとなく好きじゃなくて二の足を踏んていたのだけど、思いきって買ってみたらよかった。3つの短編集だか、最初の「辺獄にて」がいちばん好きかな。

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    2014年01月25日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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    いい漫画だった.テクノロジーによって変容する人間の形を描く仕事は,海外においてはサイエンス・フィクション作家の仕事だが,日本においては漫画家の仕事のようだ.

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    2013年12月01日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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    ずっしりとしてグレー.なのに,1つあるいはいくつかの明るさが必ず用意してあってどこか安心する.グレーは(黒ではない)迷いに迷って明るさを信じようと色を薄めていく.みたいな感覚のある話だった.

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    2013年10月22日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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    洗練されていないが、魅力的で安心感を与える作風。
    情報量が多く、絵で説明できていないところがあるのが少し残念だが、惹きこまれるストーリ展開で、他の作品も読んでみたいと思わせる。

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    2013年06月18日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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    「辺獄にて」が読みやすくて好きです。
    バーチャル地獄という発想が面白い。最近読んだ作品の中でもとても心が朗らかになる内容でした。

    ”小さすぎて見えなかった幸福”なんて誰にとってもあることで、それに気付く頃には既に手遅れだったりするけれど…。理想のフレームで作った人生の為に生きるのではなくて、今生きている自分の感覚や感情を大切にしたいと思いました。

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    2016年01月02日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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    表紙の雰囲気と萩尾望都先生の帯で買ったのだけど、期待通りの読後感で、眠たい土曜の夜にぴったりだった。
    淡々とした絵柄で、SFだし、おしゃれマンガなのかなと思いきや、意外と王道っぽい展開をみせてTVドラマみたいなラストを迎えたりするのが、ちょっとぎょっとするんだけど気持ちよく読める。
    「辺獄にて」が特に好きでした。

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    2013年04月02日
  • 白馬のお嫁さん(3)

    購入済み

    つい最後まで読んでしまった

    実際の性的マイノリティを内包する社会をテーマに架空のジェンダーを描いているのかと思って読んでいると、終盤になってただのラブコメ・ファンタジーであることに気付く。気軽でいいけど心に残るものは何もない。
    4番目のヒロイン候補が途中から参加した意味もわからない。巨乳キャラが欲しかったからですか? いらないよねあの人。

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    2019年03月24日
  • 白馬のお嫁さん(3)

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    ネタバレ

    『産む男』という設定を上手く活用しきれてなかった? 性倒錯的なエロも、ジェンダー論もいまいち盛り上がりが足りなかった? 打ち切りか〜。どうにかまとめて終わってるけど。もっと面白くなりそうだったのにな〜。

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    2017年01月02日
  • 三文未来の家庭訪問 庄司創短編集

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    まさにアフタヌーン四季賞作家って感じ。市川春子好きは好きだと思う。どれもSFっぽくて哲学的で宗教的。表題作が1番良かった。

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    2013年03月23日