庄司創のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
んまぁ、これはあくまで、私個人がこれまで、それなりの量の漫画やら小説を読んできて、ここ最近、抱き始めてる『考え方』なので、「いや、ねーわ」って否定する人もいるのも承知してるんですが、漫画家ってのは「他人と違ってなんぼ」の職業だと思う訳ですよ
十人十色で、同じ考え方をする人はいないってのを前提にした上で、「自分にしか見えない」世界を描き続けられなきゃならない、キツい職業だと思うんです(それを最高だと思えるようになるのも、漫画家を続けられる秘訣なのかな)
ホント、私個人の考えなんですけど、小説家やミュージシャンより、生みの苦しみが強い、と思うんですよ(小説家を志してる人間が、こう考えるのもどうなん -
Posted by ブクログ
朝日新聞の書評で興味を持って購入。3つの短編を読み終わる毎に「すごい!」と叫んでいました。
ジェンダー研究者としては表題作も見事ですが、ここは教員養成の研究者として、他の人がほとんどふれていない最後のおまけまんがについて。
たった4ページに「お見事!」と言っていいほどのエッセンスを入れ、しかもディティール(小学校の名前は教員養成関係者には非常に笑える)にこだわり、それでいてさいごはちゃんとおまけらしく笑いで終わる、という、ある意味まんががとして正統な姿も保っていて、非常に感心させられました。
ディティールがよくできているだけに、小学校だから「美術じゃなくて図工」「生徒ではなくて児 -
Posted by ブクログ
アフタヌーン四季賞から注目していた稀有なSF作家の登場。特に表題の「三文未来の家庭訪問」が一番。高額納税者を育てることでサラリーが増える公務員という設定は、これからの未来にありえそう。藤子F不二雄に似た、わかりやすい絵と硬派なSFを探しているならイチオシです。巻末おまけ4ページのシベさんの日常マンガもうれしい。「辺獄にて」での現実的な地獄の描写も興味深い。電子書籍でも出たと知っていたらそちらを検討したのに。新刊の電子書籍化情報ってほんと探しづらいです。
噂によると三文未来に出てくる彼方建設らしき、遠い世界のユートピアをGoogle元社員が公海上の浮島に建設しているとか。完成が気になります。 -
購入済み
つい最後まで読んでしまった
実際の性的マイノリティを内包する社会をテーマに架空のジェンダーを描いているのかと思って読んでいると、終盤になってただのラブコメ・ファンタジーであることに気付く。気軽でいいけど心に残るものは何もない。
4番目のヒロイン候補が途中から参加した意味もわからない。巨乳キャラが欲しかったからですか? いらないよねあの人。