斧屋のレビュー一覧

  • パフェが一番エラい。

    Posted by ブクログ

    パフェ評論家の著者がパフェについて熱く、詳しく、情熱的に語る本。
    甘いもの好きの自分にとっては眼福な1冊でした。

    パフェは音楽であり、ライブであると著者は述べる。
    出来上がった刹那の時間を愛す…かつてパフェに対しここまで考えた男はいただろうか?(いたかもしれないが、本で記す熱量がすごい)
    読み進めていくうちに、「あの店のパフェ、そういえば食べづらかったなぁ」「考えると○○のパフェはフルーツパーラー系?」など過去自分が行った店のパフェへと思いを巡らせた。
    カトラリーや器にまで言及し、作者なりの「パフェとは」に迫っていく。

    兎にも角にもパフェへの全肯定がすごい。
    ここまで愛し、尚且つ1日1つは

    0
    2025年03月22日
  • パフェとデートする。~ひとりパフェ活のすすめ~

    Posted by ブクログ

    パフェについてこんな熱量高く語れる本があるんだ
    こういう本もっと増えてほしいと思ってしまうな

    予約の必要なお店1軒に行くのもビギナーにとっては簡単ではないけれどセトリを組んでパフェを楽しむ1日も夢のようで楽しそう

    0
    2025年02月16日
  • パフェ本 ~Parfait-Bon~

    Posted by ブクログ

    空気を味付けすることを香りという、みたいなことがサラッと書かれていて(もちろんこんな平坦な書き方ではない)著者のコピーライト力のたしかさというか、うまいな、と感じる

    著者の斧屋氏はパフェ評論家だが「東京パフェ学」(2015)では(パフェの上の)ミントに対する礼儀、など言及されておりパフェを消費されるべきエンターテインメントではなくちゃんと敬意を払っているところが「ガチ」さが出ていて好感が持てる

    0
    2025年02月09日
  • パフェが一番エラい。

    Posted by ブクログ

    人によっては大げさすぎる、くどい、と思われるかもしれませんが、私はこの作者さんの力強い文がすごくいいなあと思いました!
    パフェへの熱量が伝わってきて、パフェってこんなに奥深い世界だったの!?と驚いたり、最近のパフェ高いし……とちょっとパフェから離れていた自分の考えが変わる一冊でした。
    パフェという作品を買いにいくならそのお値段も安いもんですね。作者さんの熱量でパフェの見方が変わりました。おすすめ。

    0
    2025年01月07日
  • パフェが一番エラい。

    Posted by ブクログ

    2000円超えの食べ物だと思うと高いけど、映画を見る気持ちで食べようって天才の発想だと思った。
    いろんなお店のパフェを食べたくなって、とりあえず帰りにコンビニで買ってきた。

    0
    2024年02月13日
  • パフェが一番エラい。

    Posted by ブクログ

    パフェ好きによる、パフェ好きのための本。
    パフェの味わい方はもちろん、パフェとの向き合いかたまでも教えてくれる。
    紹介されているお店は関東がどうしても多くなっているけれど、見ているだけで楽しいので無問題。
    いつの日か行けたらいいなぁと思う、めちゃ高いけど。

    0
    2021年10月30日
  • パフェが一番エラい。

    Posted by ブクログ

    SNSとの相性がいいからか、最近注目を浴び
    ている「パフェ」。

    一年365日、ほぼ毎日パフェを食べ続けてい
    るというパフェ評論家である斧屋さんという
    著者の最新本です。

    単に「映える」パフェの紹介だけではありま
    せん。パフェという食べ物がどういうもので
    あるのかを、時に物理的に、時に感覚的に(
    つまり味です)、時に哲学的に(読んでお楽
    しみ)語り尽くしています。

    甘党でなくても満足感いっぱいの一冊です。

    0
    2021年10月20日
  • パフェが一番エラい。

    Posted by ブクログ

    視点の新しさ、文章の巧さ、とにかく善い。私が好きなのは、カトラリーに言及しているところ。視覚と味わいを優先する事により生じる食べにくさ、それをサポートするポジションであるカトラリーはパフェの一部であるのだなと気付かされる。皆、パフェ食べよう。

    0
    2021年09月19日
  • パフェとデートする。~ひとりパフェ活のすすめ~

    Posted by ブクログ

    斧屋さんによる、パフェ活のすすめ本
    あいかわらずパフェに対する熱量がすごい。私もパフェ好きであるつもりだけれど、観察力表現力行動力、何もかもレベルが違いすぎて、ただただ圧倒される。
    贅沢をいうなら、どうしても東京はじめとする大都市のお店ばかりが紹介されるので、もう少し地方のパフェにもスポットを当てて欲しいところだ。

    0
    2025年07月06日
  • パフェが一番エラい。

    Posted by ブクログ

    パフェについて、そんなに考えてこなかった。
    パフェ沼は深そう。
    ほとんどが東京の店。
    高そう。
    とりあえず、ロイヤルホストのブリュレパフェに挑戦したい。

    0
    2022年02月05日
  • パフェ本 ~Parfait-Bon~

    Posted by ブクログ

    パフェ活しようと思って購入。斧屋さん有名ですよね。
    見て楽しい読んで楽しいな本でした!
    これを見ながら2022年は楽しい食ライフ送れそうです。

    0
    2022年01月10日
  • パフェが一番エラい。

    Posted by ブクログ

    特にパフェが好き!というわけではなかったが、パフェでこんなにも多く、深く語られていることに興味を持ちこの本を手に取った。

    グラスの形状やスプーンから、パフェの作り手の意図を推察し、パフェと対話しながら食べる…というところに「なるほどな〜」と思った。

    表層から深層に進むにつれて、一つのグラスの中にストーリーが作られている。パフェがそんなに奥深い食べ物だとは知らなかった…
    もちろん読むと漏れなくパフェが食べたくなる!

    0
    2021年12月29日
  • パフェ本 ~Parfait-Bon~

    Posted by ブクログ

    パフェ評論家による、魅惑的で個性的なパフェの数々を紹介。
    第1層 パフェの現在地・・・季節感、アトラクション、見立て、
             ライブ、舞台、陶酔、ファンタジー、健康、
             求道。いわばシチュエーションで味わう。
    第2層 日本全国パフェ巡り・・・札幌、愛知・岐阜、石川、
                  大阪・京都、岡山、九州にて。
    第3層 パフェの論点・・・パフェについて、著者は熱く語る。
    パフェとの出会いは、一期一会。
    視覚で愛で、香りを楽しみ、味わう。
    それだけではない。
    季節もの、限定には、二度と出会えないものもあるということ。
    見た目の美しさだけではない。
    作り手の

    0
    2019年01月18日
  • パフェ本 ~Parfait-Bon~

    Posted by ブクログ

    写真が美麗でパフェが食べたくなりました

    写真ともに書いてある一言も、ワクワクします

    食べ方を考える食べ物って多くなく、そう考えるとパフェって特殊であり、パフェが作品ということもよくわかります

    P103 SNS上で話題になっているパフェの外観だけを取りに入れた、思想なきパフェがいけません。そこに意味がなければ。

    0
    2018年10月21日
  • パフェが一番エラい。

    Posted by ブクログ

    ロイホのてっぺんをキャラメリゼした定番のパフェから、噂には聞き、何度もインスタで目にした憧れのパフェまで様々網羅。

    著者来歴によると文学部卒ということで、「パフェ」を様々な独断と偏見(←好意的)により、静かに厳粛に論じているのが、一周回って奇妙な馬鹿馬鹿しさがあり、好印象。

    結局のところ、好きなんだからいいじゃないかという主張をいかにも大仰に多角的視点であれこれいうだけに尽きる本(←好意的に)。

    美味しそうだなぁいいなぁと、目が眩む羨望の思いで読み終える。あー、果実園今シーズン行ってないなぁ、ロイホってこの辺りないのよね、スプーンがグラス底の形状と全く合ってなくて、ハーゲンダッツのイート

    0
    2025年04月07日
  • パフェが一番エラい。

    Posted by ブクログ

    パフェ好きな人の頭の中を覗ける本。

    普通なら、確かに一番底が食べづらいときあるな、で終わってしまうところ、本当にパフェが好きだとスプーンにまで意識が向いて、スプーン労働問題にまで考えが至るのがおもしろい。

    パフェを一人で食べに行く趣味がある人は特に面白いと感じるかもしれないです。

    0
    2024年06月05日
  • パフェ本 ~Parfait-Bon~

    Posted by ブクログ

    パフェは様々な食文化、娯楽文化、芸術の影響を受けながら、現在独自の進化をとげています。この本を読んで、こだわりを持ちながらパフェを食べたくなりました!

    0
    2024年06月02日
  • パフェ本 ~Parfait-Bon~

    Posted by ブクログ

    2024.02.18

    ひたすら美しい構造のパフェの写真集みたいな本なのかなと思ってたけど意外と文字も多く、薄い本でした。
    ほとんど東京都内のカフェやパティスリーのパフェばかりで、いつか行ってみたいけど一生行けないお店ばっかりだな…と少し悲しくなった。

    フルーツたっぷり、特にイチゴがたっぷりのパフェが好みなので、和系やチョコ系はあまり興味を惹かれませんでした。
    とにかく眼福です。
    都内に住んでるパフェ好きの方はぜひ。

    0
    2024年02月18日
  • パフェが一番エラい。

    Posted by ブクログ

    「色々なパフェが紹介されているのかな~」と軽い気持ちで読み始めたら、すごかったです。著者のパフェへの敬意とか、美学が。
    パフェの解説は参考になったし、実際にそのパフェを食べたくもなったけれど、それよりも何よりも著者の熱量が印象に残る本でしたね(笑)。
    巻末にも写真が多く載っていて、「今のパフェってすごい」と思いました。パフェ写真で日めくりカレンダーを作って欲しいわ~。毎日眺めたい。

    0
    2022年03月17日
  • パフェが一番エラい。

    Posted by ブクログ

    パフェをこよなく愛する斧屋さんによるパフェ本。初めて読んだ方だけど好みのテンポの文章書かれる方でめちゃくちゃ読みやすくて楽しかった。パフェってコスパとかタイミングとか考えちゃって本当に数年に一度くらいしか食べないんだけど、情熱にあてられて食べたくなったな〜は〜〜〜おいしそ〜〜〜〜『あなたなしでは生きていけない』の中の「足し算の発想で生きていきたい」にはハッとした。視点も面白くて単純に飲み物として楽しめた。欲を言えば資料のパフェ写真はカラーが良かったな。

    0
    2022年03月03日