斉藤壮馬のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
私は何で本を読んでいるのか。
新しい知識を得たいとか、物語の世界という異界を味わいたいとか、こんな本を読んでいる自分よいねと思いたいとか、沢山の理由がある。
でも、先日ふと思ったのは、自分の頭の中にあることを的確に表現してくれる文章に出逢いたいから、ではないかということだった。
私も一応生きているので、日々色んなことがあって色んなことを考えている。
その考えたことはぼんやりと頭の中に現れてすぐに消えていくのだけれど、意識していないだけで沢山たまっている。
それが、本を読んでいて「私も同じように感じていた」、「そう、そういうことだよ」みたいな文や文章に出会うと一気に蘇ってきて。
直接会って話を聞 -
購入済み
健康で文化的な最低限度の生活
声優業界に文学青年がいるぞ、という友人からの熱い後押し(?)にまんまと乗せられ、購入した今回の一冊。エモいを絵に書いたようなお方で、読んでいて何だか刹那的なセンチメンタリズム(?笑)に浸ってしまいました。