斉藤壮馬のレビュー一覧
-
冒頭から福永武彦の引用が出てきてアッもう絶対好き…となった。柔らかくてなんとなく透明感のある文体。論理と感性の天秤の話がとくに好きでした。写真もかわいい。Posted by ブクログ
-
いまある斉藤壮馬は何で形成されたのか、彼の中身をより詳しく知ることができた本。
彼みたいな知的だったり奥行きのある文章は書けないけれど、心に響いて、染み渡って、とても分かる!と思いながら読む手が止まらなかった。
固すぎず、思わず声を出して笑ってしまうような部分もある読みやすい文体。Posted by ブクログ -
声優業界に文学青年がいるぞ、という友人からの熱い後押し(?)にまんまと乗せられ、購入した今回の一冊。エモいを絵に書いたようなお方で、読んでいて何だか刹那的なセンチメンタリズム(?笑)に浸ってしまいました。
-
壮馬さんのことを好きになってすぐに出版されて、
初めて買ったエッセイ本です。
壮馬さんの語彙の多さに圧倒されました。
壮馬さんだからこその、壮馬さんにしか書けない
エッセイで読んでいて惹き込まれました。Posted by ブクログ -
まずは文体が超絶好み。Keaneとか所謂UKロックのような、どこか俯瞰的で熱が入りすぎてないところがとても良き。表現も発想も面白くて、特に最後のエッセイがお気に入り。緩やかに広がるほんの少し先の未来を感じて心地よかった。Posted by ブクログ
-
大好きな声優さんのエッセイ。
美しい言葉、でも気取っていなくて、素直で、心にすっと入って寄り添ってくれる。
ただ純粋に、斉藤さんの書く文章が好きだと思った。
普段、自分がどんな言葉を使っているのか思い返したら、
やばい という言葉で全て片付けてしまわせているなぁと。
美しい言葉を使える人になりたい。...続きを読むPosted by ブクログ -
特に斉藤壮馬さんのファンというわけではないのですが。笑
彼のブログは好きで、普段どんな本を好んでいるのかが気になっていたので購入しました。
読みやすさもあり、文体や言葉選びの面白さもあり、声優ファンが喜ぶようなエピソードがあったりと、バラエティに富んだエッセイだった。
個人的には特に、最後の最後の...続きを読むPosted by ブクログ -
斉藤壮馬さんがラジオでお話しされているのを聴き、なんと引き出しの多いことかと興味を持ち手に取りました。
日常生活をとおして彼が感じたことが、軽妙かつ若干のセンチメンタルを漂わせる語り口で綴られており楽しく読めました。お気に入りは「レインブーツを履いた日」と「夏の予感」、「最高の時計」です。
斉藤...続きを読むPosted by ブクログ -
一重に声優さんと言っても色々な人がいるんだなって思った。気取らず、日常を楽しんでいる様子が垣間見えた。さすが本が好きと言うだけあって言葉のチョイスが良かった。Posted by ブクログ