山本昌弘のレビュー一覧

  • 指標とランキングでわかる! 本当のホワイト企業の見つけ方

    Posted by ブクログ

    最近、ブラック企業がよく話題に上るが、本書のタイトルとなっている、ホワイト企業という呼び名は聞いたことがなかった。
    ホワイト企業とは、本書をまとめた東洋経済の考えではあるが、社会的責任のみならず財務状況も合わせて評価し、どれだけ世の中から「信頼される会社」であるかということを判断指標にしている。
    冒頭に、JALを取り上げ、かつてはCSR評価も高く、働きやすい企業であったが、財務体質が危機的状況で、経営再建に取り組まざるをえなくなった事例をあげている。
    企業を評価するには、当然のことながら、財務状況とCSR的評価指標を合わせ見ないといけない。
    通常は、財務状況が悪くてCSRに取り組めるはずもないので、この両者はあらかた比例の関係にあるのだと思う。
    とはいえ、本書に詳しく紹介されている通り、CSRの守備範囲は広いので、企業や業界によって、進んでいる部分とそうでない部分が多々ある。
    東洋経済では、CSRの評価項目として、人材活用38項目、環境26項目、企業統治34項目、社会性27項目。加えて、財務面で、成長性5項目、収益性5項目、安全性5項目、規模5項目と多岐にわたる評価項目を5段階で評価している。
    2005年から、毎年「CSR調査」を実施し、ランキングを発表しているとのことで、豊富な事例から健全な企業を見分ける視点を提供してくれている。
    企業の存在意義は、社会の持続可能な発展に寄与することであり、その責任であるので、日本の企業は、社会から信頼される会社として、多くの点で改善しなければならない課題が山積みである。
    本書を読めば、優良な投資先や就職先選びなどに参考になると書いてあるが、何よりも経営者に読んでもらいたい1冊である。

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    2014年06月27日
  • 実証会計学で考える企業価値と株価―本当にいい会社の見分け方

    Posted by ブクログ

    本屋でページをめくったら、BSCやCSRに関するデータを実際に活用して企業価値や株価を算定しようという試みが含まれていることに気付き、購入しました。したがってそれ以外の賞は時間もないので、読み飛ばしました。

    また、「実証会計学」という言葉は初めて知りました。会計というとどうしてもルールと手続きのかたまりというイメージが強かったのですが、この世界にも仮説検証の考え方が実際に適用可能というのはうれしい発見でした。

    さて、BSC、CSR、そしてSRIの実証研究は、第6章と7章。採用された方法にはなるほどと思うところもありましたが、結論は常識の範囲内で、「まだまだこれからの分野だな…」という感想を持ちました。特に大きな企業はキャッシュフローに余裕があるので、CSRに資金を回せる。したがって財務的に規模がある優良な企業はCSR的にも良い企業・・・というような結論は、「そりゃ、そうだろう」とした言いようがありません。唯一、中堅企業でCSR的にも優れた企業は?という追加の課題設定は面白いと思いました。

    いずれにせよ関連する書籍があれば読んでいきたい分野です。

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    2011年05月29日
  • 株とは何か 市場・投資・企業を読み解く

    Posted by ブクログ

    株式投資に特化せず、金融・投資全般について学術的に述べられた本。すべてを完全に理解できたわけではないが、世界の市場について、金融商品について、企業についてなど、歴史を含め詳しく述べられている。印象的な記述を記す。
    「監査役という役職は、あまり機能してこなかったので、皮肉を込めて閑散役などとよばれることが多かった。それは監査役のポストが、取締役を目指して長く頑張りながら今一歩のところで及ばなかった従業員に、その労をねぎらう形で与えられることが多かったからである」
    「日本では、企業間の株式持ち合いがよく話題になるが、それも株主の影響力を無力化する経営者の試みと解することができる」
    「人間の強欲はモノを見るフレームを狭くし過去から謙虚に学ばないため、何度もバブルが手を変え品を変えて発生するのである(ガブルレイズ)」

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    2018年11月14日
  • キャリアアップの投資術 専門職大学院でスキルを磨く

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    キャリアを重ね、収入の多い役割を得るためには、自分への投資が重要という本。専門職大学院、MBA、ビジネススクール、資格など身につけていく。身につけられるものを増やしてプロを目指せ。という本。世界標準のスキルは、英語、パソコン、国際会計 だそうだ。

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    2018年10月14日
  • キャリアアップの投資術 専門職大学院でスキルを磨く

    Posted by ブクログ

    日本にいながら世界レベルのキャリアを確立しよう! ビジネススクール、専門職大学院の活用など、投資に見合うスキルアップの方法を指南。
    ビジネススクール、法科大学院……2004年、高度専門職業人の養成を目的とする新しいタイプの大学院がスタート。社会人にとって、スキルを磨く機会が大幅に拡大する。
     本書では、専門職大学院を投資対象として捉え、数百万円を投じても、満足のいくリターンを得るための方策を示す。
     まず、ビジネスエリートの条件といわれるMBA取得の方法とは? かつては米国留学が主流だったが、これからは国内にいながら取得できるのだ。「多様化するMBAコース」「高額な学費をどうするか」「取得後の転職先は」など具体的にアドバイス。さらに専門職大学院で取得できる人気資格を紹介。「税理士の将来はどこにあるか」「公認会計士資格の世界標準化」「中小企業大学校で中小企業診断士を取得」「通信教育からeラーニングへ」など、制度の変更と取得のポイントを解説。国内で働きながら世界に通用するプロを目指そう! デフレ不況下での効率的かつ効果的な投資術を開陳する。

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    2009年10月04日