ゆあまのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
よかった
わりと主要キャラそれぞれにスポット当たっていてよかった。
みきちゃんとはじめちゃんは少し出番少なめ。アキ志帆好きにとっては志帆が最高にかわいかった。 -
ネタバレ 無料版購入済み
朝香さんかわいい。けどまだ色々謎があって気になる…。雫のこと本当はどう思っているんだろう?1巻ではまだ百合百合していませんが、今後そうなっていくのかも気になります。
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栞から叩きつけられる悲しみと嫌いの感情
雫としては眼の前にどうにか対処して、夏織の要求に何とか応えている一杯一杯の状況。だから自分の知らない面が夏織にも夏織の周囲にも有るという事を少しずつ知っていくしか無い
けど、その少しずつというのは雫が知らない面を知る者にとって亀の歩みのようなもの。苛つくのも仕方ない
でも、少しずつだから雫はその瞬間に受け取った夏織に関する欠片を丁寧に扱えるわけだ
自分より大きく悲しむ栞の姿を前にして夏織の存在の尊さ、転じて夏織への好意を自覚する流れは丁寧だね
毎日のような面会と紙上で紡がれる雫と夏織の淡い交流
台風のせいで面会に行けない。そのもどかしさが通話による -
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購入済み
連載長いやつは安定
わたゆり、きみつづ、彩純ちゃん、ささこい、が安定に面白かったし、怒涛の展開で続きが気になる
今日はカノジョがいないから、も遂に、という感じ
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Posted by ブクログ
1巻の表紙と様々な点が真逆になっている4巻の表紙、1巻の頃はグイグイ来る夏織を雫は理解できないままに関係が構築されていった。けれど今は明確な拒絶を示した夏織に雫がグイグイ行くターンへ
あの頃の雫は内に籠もっていたから自分と関わろうとする夏織を理解できなかった。けど今は理解とかそういうものじゃなくて、夏織との繋がりをとても大切に感じている。だから雫にとって突然の拒絶は得たものを失うような現象
夏織としてはいずれ訪れる絶対の別れを理解しているからこそ、その時に雫が傷ついてしまうと理解しているからこそ、雫を拒絶しているわけで…
そういった一種理性的な夏織の判断、それをあの雫が感情的に「嫌だ……!」 -
Posted by ブクログ
徐々に近づくるりに謝罪する日。雫にとって自分を雁字搦めに否定する原因となった相手。るりに謝りたいという真剣な思いはある。けれど、それをどう手紙にするのか、相手に何を伝えたいのか?
これは本当に難しい問題。相手は自分が虐めてしまった相手なんだから、謝るのは当然としてもそれをどの立場から謝るというのか……
その悩みに優しく教え諭す夏織の存在は雫にとって良い導き手となっているね。これが別の者に拠る指南だったら雫は助言を受け入れられなかったかもしれないけれど、これまで恋人ごっこの中で培った信頼が有るから、夏織の言葉を素直に受け入れられる。謝罪の手紙も文字が埋まっていく
手紙を書き上げて、直接渡すこと -
Posted by ブクログ
前巻ラストにて互いに隠し事を打ち明けた雫と夏織。雫にとっては夏織に知られていたというその時点で心を極限まで揺らしてしまう事態
知られていたという恐怖、それを知って近づいてきた夏織への恐怖、自分達の関係への恐怖
ただ、クラスメートに知られていたというだけなら、ここまで苦しまなかったかもしれないけれど、恋人ごっこの関係であった点が余計に雫を苦しめているね
語られる雫の過去が普通にイジメ案件過ぎて戸惑う…。ちょっとした発言を誤解されたとかじゃなくて、ガッツリとしたイジメじゃないですか……
雫としては他者から褒められた自分の長所を伸ばし、より発揮した形。でも、深く傷ついた人間が居るのならそれは褒めら -
Posted by ブクログ
以前ニコニコ百合姫で配信されており、2月から再開する「大室家」の付録冊子化を目当てに購入した。ちょっとだけということで8・9・3話(掲載順)の3話分がまとまっている。3話だけなのでやはり今後の単行本化を期待したいが、3話分のチョイスが「大室家内」・「花子の通う小学校」・「撫子の通う高校」と場面の違う話を載せているのでバリエーション豊かな魅力とともに、再開から読み始める新規読者の構えも作れそうなラインナップなので、そういった人にはお勧めしたい付録である。
2013年初刊とあって編集長らによる座談会が掲載されているのも面白い。3人が選ぶ昨年の百合作品ベスト5もいいが、百合姫がどういう雑誌なのか、 -
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Posted by ブクログ
雫と夏織にとって『付き合う』とは何を意味するのだろう?思わずそんな事を考えてしまうくらいに二人の恋人ごっこはどこか歪
恋人でない者達が恋人のフリをするなんて、古今東西のラブコメにおいて乱造されるネタであるのだけど、本作にて描かれる恋人のフリは甘酸っぱいものではないね
それというのも、雫が夏織に三種類の弱みを握られているから
最初の弱みは自作小説。これを握られている限り、雫は夏織の不興を買えない
次の弱みは物書きとしての性か。自分の作品を評価し、更には新しい題材を提供してくれる夏織を邪険に出来ない
最後の弱みは過去の呪縛か。他者を傷付ける事に酷く怯える雫は夏織の提案を強く拒絶できない
夏織がこ -