ショーン・エリスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
グロースハックについて、最も詳しく分かりやすく書かれている本。
第1部では、グロースハックの基本が記載されている。
第1章では、グロースチームを結成するために
必要なメンバーや体制について説明されている。
そして、データ分析・洞察収集、アイデアの生成、実験の優先順位付け、実験の実施という4ステップからなるグロースハックサイクルというプロセスも紹介されている。
第2章では、
「マストハブ」や「アハ・モーメント」について
説明されている。
アハ・モーメントを見極めるのは、
ユーザーデータとフィードバックから熱心なユーザーを特定し、
その利用法の共通項を探して、
普通のユーザーに届いていな -
Posted by ブクログ
グロースハックの方法を体系的に学ぶことができる本。
最初は、プロダクト開発をしている人にだけ当てはまるものかなーと思い読んでいたが、グロースハックの考え方は、日常でも使える考え方。
分析をして、アイデアを出して、優先順位をつけて、実験、分析と学習。これを高速で回せば自ずと成長するし、とりあえず失敗しない。
(大きく成長するとは限らない)
本書の中では、実際にプロダクトをグロースさせる際に、
顧客獲得、カスタマーサクセスなどに至るまでどのように具体的にやるか方法論の伝授までも行っており、この一冊を身につければだいぶ
できる人なのでは?と思った。 -
Posted by ブクログ
壁にぶつかった時の優良企業の成長のノウハウを惜しげもなく開示した渾身の1冊です。
優秀な商材や発想をもった企業の中でも、生き残れた企業とつぶれた企業の明暗を分けたのは何か?
それは、時流であったり、資金力、アイディア、リーダーシップなどの様々な要素が絡んでいるのは間違いありませんが、生き残りをかけた努力のベクトルが正しい方向なのかという基本的なことが意外におざなりにされているようです。
まず、謙虚に消費者の声に耳を傾け、彼らのニーズを把握し、規模を拡大するためのベストミックスアイディアで乗り切る、しかもコストをかけずに・・それを可能にするのがグロースハックという手法です。
内容の濃い本 -
Posted by ブクログ
・グロースハックとは、高速かつ部門横断的な実験を通じて急成長を促すアプローチのことで、
1.製品開発に用いる「アジャイル開発」
2.事業開発に用いる「リーン・スタートアップ」
の方法論を応用したもの。
これらの手法の継続的な改善サイクルと迅速な反復アプローチを「顧客獲得と収益拡大」に用いる。
・グロースハックは、次のプロセスからなる。
1.グロースチームを結成する
└グロースリード(チームをマネジメントする現場のリーダー)やソフトウェアエンジニア、データアナリストなどを社内から集め「グロースチーム」を結成する。
2.プロダクトの渇望度を測る
└自社プロダクトのコアバリュー、顧客の目に「マス