【感想・ネタバレ】Hacking Growth グロースハック完全読本のレビュー

あらすじ

■「グロースハック」生みの親が初めて書き下ろした決定版
技術とデータを活用して手掛ける製品の価値を見定め、
その価値を的確に伝えるマーケティング施策を製品そのものに埋め込む――。
近年、「グロースハック」と呼ばれる手法を用いて急成長を果たす企業が
シリコンバレーを中心に続々と生まれている。
本書は、このグロースハックを生み出した人物であるショーン・エリスが、
Facebookでプロダクトマネジャーを務めるモーガン・ブラウンとともに
初めて書き下ろした一冊だ。
彼らが幾多の企業でグロースハックを実践し、体系化してきた手法を、
網羅的に記した決定版となっている。
■ 基礎から実践まで、豊富な事例をもとに解説
本書は2部構成となっており、第1部【グロースハックの基本】では
・専任チームをゼロから立ち上げる方法
・ユーザーに愛される製品の作り方(製品の「愛され度」を測定する方法)
・事業を育てる上で継続して追うべき指標の見極め方
・A/Bテストのような「実験」を通じて成長戦略を立てる方法
などを解説している。
続く第2部【グロースハックの実践】では、
・多くのユーザーを「獲得」し、
・製品・サービスの利用を「活性化」させ、
・その状態をできるだけ長く「維持」した上で、
・「収益化」につなげる方法
を詳細に説明してあり、日本語版解説には「グロースハッカーの育て方」も記してある。

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Posted by ブクログ

まさに完全読本。グロースハックの「なぜやるか」「何をやるか」「どのようにやるか」が網羅されている。理論と具体的な実践Tipsがこれでもかというほど記載されていて、グロースに関わる人全員に配りたい。

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2021年03月02日

Posted by ブクログ

シリコンバレーでバリバリにやっていた人の本だけあって、学びが多かった。この本に書いてあったようにサービスを作れたら楽しそう。

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2019年06月19日

Posted by ブクログ

FacebookのPMとgrowthhack.comの人が書いた本。プロダクトリリースからグロースハックさせるまでのバイブルのようなものでした。良書だと思います。 グロースハックの具体的な方法も載っているのですが、基本的には抽象的な流れを説明しています。全体の流れと大幹を理解したら実践ということなのでしょう。

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2019年02月21日

Posted by ブクログ

グロースハックについて、最も詳しく分かりやすく書かれている本。

第1部では、グロースハックの基本が記載されている。

第1章では、グロースチームを結成するために
必要なメンバーや体制について説明されている。

そして、データ分析・洞察収集、アイデアの生成、実験の優先順位付け、実験の実施という4ステップからなるグロースハックサイクルというプロセスも紹介されている。

第2章では、
「マストハブ」や「アハ・モーメント」について
説明されている。

アハ・モーメントを見極めるのは、
ユーザーデータとフィードバックから熱心なユーザーを特定し、
その利用法の共通項を探して、
普通のユーザーに届いていないコアバリューの手掛かりを見つけるという作業が不可欠であり、
マストハブ・サーベイや顧客維持率測定で、
プロダクトが最低基準を満たしているかを簡単に判断できる。

第3章では、
成長戦略について説明されている。

プロダクトの成長にとって最も意味のある指標を見つけ、
ツールの整備とデータの収集、レポートの作成手法を確立して、
成長の主要なレバーを発見・管理することこそ、
グロースハックを成功させる上で欠かせない。

第4章では、
グロースハックサイクルの4つのステップについて
説明されている。


第2部では、グロースハックの実践として、
獲得、活性化、維持(リテンション)、収益化の順番に章ごとに解説されている。

第5時では、獲得をハックするとして、
「刺さるメッセージ」を作り、
チャネル・プロダクト・フィットを行い、
バイラル・ループを設計することについて
説明されている。

第6章では、活性化をハックするとして、
「ファネルレポート」を作成し各チャネルの問題点を全体的に把握したり、
フリクションをなくすことについて
説明されている。

第7章では、リテンションをハックするとして、
企業の目的は顧客の創造と維持(リテンション)にあるという
経営学者のピーター・ドラッカーの言葉を紹介している。

顧客維持率や「コホート分析」、レザレクション(復活)について説明されている。

第8章では、収益化をハックするとして、
顧客生涯価値(Lifetime Value=LTV)の増大のため、
収益ファネルの把握やコホートごとの収益把握、価格の最適化と相対性について説明している。

特に、顧客が受け入れる価格帯を推定する4つの質問や、
ある価格への許容度はほかの選択肢の価格に影響されるという理論は覚えておきたい。

第9章では、
「成長を促す仕事」には完成というものがなく、
急成長したあとも成功し続ける企業とは、
さらなる高みを目指し続ける企業であることが
説明されている。

以上

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2019年04月28日

Posted by ブクログ

グロースハックの方法を体系的に学ぶことができる本。
最初は、プロダクト開発をしている人にだけ当てはまるものかなーと思い読んでいたが、グロースハックの考え方は、日常でも使える考え方。
分析をして、アイデアを出して、優先順位をつけて、実験、分析と学習。これを高速で回せば自ずと成長するし、とりあえず失敗しない。
(大きく成長するとは限らない)

本書の中では、実際にプロダクトをグロースさせる際に、
顧客獲得、カスタマーサクセスなどに至るまでどのように具体的にやるか方法論の伝授までも行っており、この一冊を身につければだいぶ
できる人なのでは?と思った。

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2018年10月13日

Posted by ブクログ

グロースをハックするというよりは、
データ分析、マーケティングを駆使して、最もROIが高そうな施策を考えるべきという考え方を学んだ。
グロース領域には普段触れないため、初学者にはいい入門編だった。
また戦略立案から実行までのプロセスを事例を用いて説明しているため、理解しやすい。
戦略の優先度などは、参考になったが、もっと詳細な分析手法については別途深掘りの必要があると感じた。

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2020年02月04日

Posted by ブクログ

会社の輪読会で読んだ本。
机上の話というよりかはより実践的(グロースするなら泥臭くてもよし)といった例が多く紹介されてある。

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2020年01月02日

Posted by ブクログ

グロースハックを行いたい人は必見
プロダクトをリリースした後に、サービスを伸ばしていくまでで、注意すべき点を知ることができる。
グロースハックをする前に、愛されるプロダクトを作ることが重要という言葉は、今の自分にとって刺さった。

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

PDCAを早く回せ
だけのような気もするし
それ以外にも大切なことが書かれている気もする
これきっと実地でグロースハックしなきゃなんなくなったときに書いてあったのはこのことかーと気づくやつや
無縁な稟議JTC稟議に勤めているとわからない世界
勉強しよう

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2019年06月29日

Posted by ブクログ

ビジネス本にしては分厚いが、サクサク読める。

事例が多く存在し、何故それをやるのかが明示されている。

何回も読み直したくなる。

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2018年12月31日

Posted by ブクログ

壁にぶつかった時の優良企業の成長のノウハウを惜しげもなく開示した渾身の1冊です。

優秀な商材や発想をもった企業の中でも、生き残れた企業とつぶれた企業の明暗を分けたのは何か?

それは、時流であったり、資金力、アイディア、リーダーシップなどの様々な要素が絡んでいるのは間違いありませんが、生き残りをかけた努力のベクトルが正しい方向なのかという基本的なことが意外におざなりにされているようです。

まず、謙虚に消費者の声に耳を傾け、彼らのニーズを把握し、規模を拡大するためのベストミックスアイディアで乗り切る、しかもコストをかけずに・・それを可能にするのがグロースハックという手法です。

内容の濃い本ですので、まずは一人でも多くの人に目を通してもらいたいものです。

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2018年12月30日

Posted by ブクログ

・グロースハックとは、高速かつ部門横断的な実験を通じて急成長を促すアプローチのことで、
1.製品開発に用いる「アジャイル開発」
2.事業開発に用いる「リーン・スタートアップ」
の方法論を応用したもの。
これらの手法の継続的な改善サイクルと迅速な反復アプローチを「顧客獲得と収益拡大」に用いる。

・グロースハックは、次のプロセスからなる。
1.グロースチームを結成する
└グロースリード(チームをマネジメントする現場のリーダー)やソフトウェアエンジニア、データアナリストなどを社内から集め「グロースチーム」を結成する。

2.プロダクトの渇望度を測る
└自社プロダクトのコアバリュー、顧客の目に「マストハブ(必須)」と映るものを見極める。
└ユーザーへの質問や顧客維持率を通じて、「アハ・モーメント」(プロダクトがユーザーに刺さる瞬間)を探す。

3.成長戦略を練る
└「基礎的グロース方程式」(成長を促す主要因をすべて含むシンプルな数式)を定義し、プロダクトの成長にとって最も意味のある指標を見つける。
└グロース施策の最終目標である「北極星」を選ぶ。

4.高速で実験を繰り返す
└「分析→アイデア生成→優先順位付け→実験」という4段階のサイクルを、1~2週間の周期で回す。
└このプロセスを回し続けることで、大小様々な勝利が積み重なっていき、改善の好循環が生まれる。

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2019年08月16日

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