地道な努力が必要だと改めて感じる一冊でした。
本書を読んで得た私が知識と再確認したことは、以下の2点になります。
・必要な場面では、空売りを用いること。
・損切りの判断の早さの大切さ。
■必要な場面では、空売りを用いること。
空売りは、信用取引をしないとダメですよね?まだお勉強中というか、信用取引
...続きを読むは使わないと決めて投資の勉強を初めていたので、まずは空売りとは?という箇所から理解が必要でした。確かに、今現在の相場ですと、売りから入ったほうがどうせ株価は下がるというのはよくわかるのですが、なんとも悲しい日本株市場の現状ですね。。。
個人的には、日本株は株主優待銘柄だけに絞ってあとは全て撤収しようかなと思うようになりました。
米国ETFか世界へ投資する投資信託のほうが、何もしなくても利回りがいいよ。。。
■損切りの判断の早さの大切さ。
これは本当に大事だと思います。
どの本にも大抵自分のルールで損切りを素早くするように記載されていますね。
ただ一冊だけ、数字的なルールではなく、自分の環境が損切りを必要とするならば損切りすればよいと記載されている本があり、それはそれで納得できました。だって、無くなっても良い余裕資金なので、待てるならながーーーーーく待つのもアリということなになります。
一般的には、短期の場合は1円でも下がったら切る。5%〜10%下がったら切ると記載してあるものが多かったです。
長期投資の場合は、20%との記載が多かった気がします。体感ですが、20%だとかなりの含み損になってしまうため、10%がいいところだと思いますが、パーセントだとやはり金額が結構痛いので、チャートが下がり調子ならばスパッと損切りしたほうがいいんだなと最近やっと理解できました。
本書は、とても分かりやすく無理なことは記載してありませんでしたので、実践しやすいとは思いました。
ただ、私が見ている銘柄は信用規制が入りやすいと感じているので、とてもじゃないけれど空売りが怖くてできません!
安定的な大型株でちょこっとの利益を狙うことを繰り返すのが、いいのかな?と感じました。
少しだけ実践したことがありますが、ボックス圏の大型株をちょこちょこ売り買いしていると確かに負けませんね。私はびびりなもので、金額がそんなに大きくはかけられないため、頑張ってもプラスが100円とか数百円でも凄い頑張った!となるレベルですが、練習にはちょうどよいのではないかと感じています。
基本的なことを改めて確認もできる内容でしたし、堅実な投資をするために本書の知識に触れる事ができてよかったと感じました。
少しずつ無理の無い範囲で実験してみようと思います。